Tシャツの種類徹底解説【ネックの違いから着こなしのコツまで】
春夏はアウターとして、秋冬はインナーとしても活躍するTシャツはメンズファッションにおいて欠かすことのできないアイテムです。普段何気なくTシャツを選んでいるという方も多く、意外とTシャツにはどんな種類のアイテムがあるのかわからない方も多いと思います。ネックの違いから着こなしのコツまで、Tシャツの種類を徹底解説します。
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アイキャッチ画像出典:www.nakagawa-masashichi.jp
おしゃれなTシャツの選び方
Tシャツと一言で言っても、コーディネートの主役として活躍するプリントTシャツからノームコアファッションの流行により、爆発的な人気となった無地Tシャツまで、その種類は様々であり、人によって選び方も異なります。Tシャツを選ぶ際にデザインを重視することも大切ですが、シルエットやネックにこだわってTシャツを選べば、よりおしゃれなTシャツを手に入れることができます。
今回はそんなTシャツについてネックの種類からシルエット、着こなしのコツまで幅広く徹底解説するので、Tシャツの選び方に悩んでいる方は、ぜひ、参考にしてみてください。
Tシャツのシルエット
デザインやネックと並び、Tシャツを選ぶ際に重要な要素となるシルエット。一見するとシンプルな無地Tシャツであっても、シルエットが異なれば印象や着こなし方も大きく変わります。シルエットについてよく知らない方向けにTシャツのシルエットについて解説します。
タイトシルエット
タイトシルエットのTシャツはその名の通り、体にフィットするタイトなシルエットが特徴で、肩幅より肩ラインが狭く設定されており、身幅もボディラインにほどよくフィットしています。体のラインを綺麗に見せたいメンズやTシャツを一枚で着こなすとどうしても体のラインがでるため、華奢な体系を隠したいというメンズにも人気であり、細身や筋肉質なメンズにおすすめのシルエットです。
ボックスシルエット
出典:zozo.jp
ボックスシルエットとはその名の通り、箱のようにウエストを絞らず、ややゆったりとしたシルエットのことで、Tシャツの中でも、もっともベーシックなシルエットの一つです。肩幅と肩ラインがジャストに重なっており、身幅にもちょうどよいゆとりがあるため、体系を選ばずだれでも着こなすことができるため、ベーシックなシルエットのTシャツが好きな方におすすめです。
ビッグシルエット
昨今のファッションシーンではビッグシルエットのアイテムが流行していることもあり、Tシャツにおいてもビッグシルエットのアイテムが流行しています。ビッグシルエットと言っても肩幅はほぼジャストに設定されているアイテムが多く、程よく首回りや丈感がゆったりしたアイテムを選ぶことで大人っぽく着こなすことができます。トレンド感のあるコーディネートが好きな方におすすめのシルエットです。
Tシャツのネックの種類
Tシャツのネックの種類について、デザインの特徴からおしゃれな着こなしのコツまでわかりやすく解説します。
クルーネック(Uネック)
出典:timone.jp
クルーネックはもっともベーシックなネックのデザインで、丸首型のネックラインが特徴です。Tシャツやセーターによく使用されるネックであり、アウターとしてもインナーとしても活躍してくれます。クルーネックの中でもより深くネックが開いたデザインはUネックとも呼ばれており、明確な境界線はそこまでありません。インナーとしてもアウターとしても使えるTシャツを探している方におすすめです。
Tシャツ×クルーネックTシャツ×スニーカー
アウターとしてもインナーとしても使用可能なクルーネックTシャツ。夏は特にアウターとして一枚で着こなすことがおすすめであり、コーディネートがシンプルになりすぎない様に首元にネッカチーフやスカーフを巻くことでよりおしゃれなコーディネートに仕上げることができるのでおすすめです。
Vネック
Vネックとはその名の通り、V字型にカットされたネックラインが特徴で、クルーネックと並び人気のデザインです。クルーネックと比べてデザインはかなりドレッシーであり、アウターとしてもインナーとしても着こなすことができますが、おすすめの着こなし方はジャケットに合わせたカジュアルなジャケパンコーディネートです。VネックTシャツを選ぶ際にネックラインが開きすぎていない、バランスの取れたデザインのアイテムを選ぶことが大切です。
セットアップ×VネックTシャツ×レザーシューズ
カジュアルシーンでセットアップを着こなす際にインナーに何を合わせればいいのかわからないという方にはVネックTシャツがおすすめです。VネックTシャツをインナーに合わせることでセットアップのドレッシーさを失うことなく、コーディネートを程よくカジュアルダウンさせることができます。
ヘンリーネック
ヘンリーネックとはポロシャツのデザインに近く、襟元にボタンがついていることが特徴です。他のネックと比べても装飾性が上がり、Tシャツを一枚で着こなす際にありがちな下着っぽさが軽減されるので、一枚で着こなすのにおすすめのネックラインです。無地のTシャツが好きだが、下着っぽく見えない様にしたいという方におすすめです。
ショールカーディガン×ヘンリーネックTシャツ×チノパン×ローファー
ヘンリーネックTシャツはアウターとしてもインナーとしても着こなすことができるアイテムです。インナーとして着こなす際はボタンを締めればよりかっちりとした雰囲気のコーディネートに仕上がり、ボタンを開ければドレッシーな雰囲気のコーディネートに仕上がるので、着こなす際はボタンの開け方にもこだわってみてください。
ボートネック
ボートネックはもともとウィメンズのアイテムで多く取り入れられていたデザインであり、首元が縦に狭く、横に広く開いたデザインが特徴で、浅い船の底のようなラインを描くネックラインです。ボートネックのTシャツはゆったりとしたシルエットでボーダー柄のアイテムが人気であり、フランスの老舗カットソーブランドなどで展開されているので、ぜひ、チェックしてみてください。
ボートネックTシャツ×スラックス×レザーシューズ
ボーダー柄のボートネックTシャツはブラックのスラックスやインディゴブルーのジーンズを合わせてフレンチカジュアルテイストに着こなすことをおすすめします。Tシャツ、パンツ共にゆったりとしたシルエットのアイテムを選び、コーディネートがカジュアルになりすぎない様に足元にはレザーシューズを合わせるのがおすすめです。
モックネック
モックネックとはセーターなどでよく見かけるタートルネックに近いデザインであり、タートルネックのような折り返しがなく、首に沿って立ち上がったネックラインが特徴で、ハイネックとも呼ばれています。一枚で着こなしてもサマになりますが、ジャケットやブルゾンなどに合わせることでおしゃれなVゾーン(首回り)をつくることができるのでおすすめです。
セットアップ×モックネックTシャツ×レザーシューズ
モックネックTシャツはジャケットやブルゾンのインナーとしておすすめのアイテムです。ジャケットなどの襟付きにアウターに合わせて着こなすことでおしゃれなVゾーンをつくることができます。肌寒い秋のジャケパンコーディネートにおすすめのなので、ぜひ、ワードローブに一着取り入れてみてください。
Tシャツを着こなしておしゃれをもっと楽しもう!
ここまで記事を見ていただきありがとうございます。少しでも皆様の参考になれば幸いです。ネックの種類からシルエット、着こなしのコツまでTシャツの種類について徹底解説しました。Tシャツはベーシックなアイテムだからこそ、今回解説したシルエットやネックにこだわることがより大切であり、もっと深くこだわりたい方は素材などにもこだわってみてください。
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この記事のライター
都内在住の大学生です。ファッションが好きです。特にデニムが好きなので、毎日履いて洗濯してを繰り返し、自分だけの一本を制作中・・・