【レディース】ファーコートおすすめ人気ブランド20選

ファーコートとは

ファーコートとはその名の通り、毛皮（ファー）でつくられたコートのことですが、種類は主に５つに分けられ、ミンクファー、フォックスファー、キャットファー、ラビットファー、ラムファーが挙げられます。それぞれのファーの特徴はファーコートコーディネートの記事に記載されているので気になる方はご参照ください。
最近はサスティナビリティを意識したエコファー（フェイクファー）がファストファッション・ハイブランド問わず用いることが増えてきていていますが、エコファーの流行によって、本物の毛皮では実現できなかった色のファーコートが現れたりと、今後がますます期待できますね。

ファーコートの選び方

素材

ファーコートならばやはり一番気になるのが素材ですよね。上にも書いてあるようにファーとひと言で言っても毛の長さや柔らかさ、直毛や癖っ毛などいろんな種類があります。本物の毛皮かフェイクファーかで値段も質感も全く異なってくるので、ファー選びには慎重になりたいものです。ファーに関しては見た目ではわからない質感や柔らかさがあるので、そういったファーの質は店頭で実際に体感するのが良いでしょう。
また、本物のファーとフェイクファーでは取扱方法も異なってくるので、購入した際には必ず確認しておきましょう。

丈

これはどんなコートにも共通して言えることですが、コートの丈によって、コーデはそれぞれ変わってきます。特にファーコートの場合、ファーのボリュームとの兼ね合いも重要。例えば毛が長くてボリューミーなファーを使ったコートなら、丈が長ければゴージャスで上品なコーデに合い、短めの丈ならゴージャスなイメージはダウンするので、カジュアルに着こなしたい場合におすすめです。
また、ボトムスにパンツを合わせるのかスカートを合わせるのか、そのボトムスの丈は長いのか短いのか、それぞれのバランスが整うような丈のコートを選ぶ必要があります。
どんな丈のコートがが自分のコーデにぴったりなのかは以下の写真などを参考にしてみると良いかもしれませんね。

機能性

ファーコートの魅力は何と言ってもそのビジュアルですよね。なので見た目重視でポケットが付いていなかったり、ついていても少し違和感のある場所にあったりします。また、フェイクファーだと特に見た目とは裏腹に防寒効果があまりなかったりすることもあるので、実際に試着してみて使いやすいかどうか、暖かい素材を使っているか、裏地はしっかりしているかを確認するのが良いでしょう。
さらに、見た目重視により「ボタンは一つだけ」「ベルトしかついていない」など前面をしっかり閉められないものもあるので、できるだけ防寒とデザイン性を両立したものを選べると良いと思います。

UNITED TOKYO（ユナイテッド　トウキョウ）

UNITED TOKYOが展開するファーコートは毛が長く粗いのが特徴で、羽織るだけでクールな印象に。またブラウンはベーシックなカラーにもビビッドなカラーにも馴染むので使い勝手もいいはずです。ロング丈のコートには着膨れしないようなコーデと合わせるのがベターで、タイトなトップスやスキニーパンツなどと合わせましょう。

BEAMS（ビームス）

BEAMSからはラムファーのような短い毛が特徴のファーコートです。カラーはベージュとグレーの2色が展開されていますが、ベージュは優しい色味で可愛らしさが強いのに対しグレーは大人の女性のような落ち着いた印象を与えます。襟部分は閉じてもまくっても使えるので、コーデに合わせて2WAY楽しめるのも推せるポイント。丈はミディアム丈で太ももあたりまであるのでパンツに合わせやすいコートになっています。

allureville（アルアバイル）

allurevilleからはラビットファーのような短くふわっとした毛が特徴的なファーコートを紹介します。立て襟や、ゴツめの肩ラインなど全体的にかっちりしたデザインとなっていますが、ライトピンクというフェミニンなカラーを使っているのでクールにもキュートにも着こなせる優秀コートです。カラーはライトピンクとライトベージュの2色が展開されていますが、ライトベージュは再入荷まで在庫切れのようです。ピンクのコートに抵抗があるかもしれませんが、地味になりがちな冬コーデにコートで色味を加えられるのでおすすめですよ。

PNYUS（プニュズ）

PNYUSは渡辺直美がプロデュースするファッションブランドで、サイズのS〜6Lまで幅広いので細身の方もぽっちゃりの方も楽しめるのが推しポイントです。こちらのファーコートはサイズが4種類あり、カラーはレッド、ブラウン、ライトピンクの3種類ですが、どれもビビッドな色合いです。ボリューミーなファーを贅沢に使い、襟元やベルト部分もこだわりのあるデザイン。ベルトは取り外しもでき、両サイドにポケットが付いているなど機能性にも優れています。

ZARA（ザラ）

ZARAからは非常にシンプルなファーコートをご紹介。薄めの生地感はファーコートでもゆるっとカジュアルに着こなせるポイントで、素朴でやりすぎないデザインもカジュアルなコーデを可能にしてくれます。柔らかい素材なので着ても良し、腰に巻いてもこなれ感があってまた良しです。またサイズはXS〜XXLまで幅広く用意されていて、他にも違うデザインのファーコートも販売されているのでぜひ一度サイトをのぞいてみてください。

GYDA（ジェイダ）

GYDAからは雑種の長い毛とユニークなデザインが特徴的なファーコートです。カラーはオレンジ、ブルー、ベージュの三色展開されていますがどれも目を引く印象的なデザインです。またファーとはなかなか合わせられないウールライクの襟も独創的ですよね。価格もリーズナブルなので、周りと差をつけたい方などにおすすめのファーコートです。

LA BELLE ETUDE（ラベルエチュード）

LA BELLE ETUDEから紹介するのはゴージャスなロングファーコートです。デザイン、色味、丈感、素材、全てが高級感をまとっているこちらのファーコートは多くの人が夢見るコートではないでしょうか。特におすすめのポイントは何と言ってもデザインで、袖が下に向かって広くなり、手首部分で再びキュッと引き締められているのが女性らしくとても可愛らしいです。またこの写真からはわかりませんが後ろにベルトのようなディテールやプリーツが施されているのにもこだわりが表れています。デザイン性の高いファーコートがここまでリーズナブルな価格で手に入れられるのも珍しいのでぜひチェックしてみてください。

H&M（エイチアンドエム）

ファストファッションブランドとして名高いH&Mからもファーコートがリーズナブルな価格で販売されています。分厚い生地感ですが丈が短めなのでカジュアルに着こなせます。カラーバリエーションは豊富でグレー、ブラック、ホワイト、ダークレッド、ライトブラウンの5種類があり、それぞれ違った味を出しているので自分にぴったりのカラーをチョイスしてください。

STUDIOUS（ステュディオス）

STUDIOUSからはボアのベーシックなコートをご紹介。こちらは今ファッション界のトレンドにもなりつつあるサステナビリティ―を意識したエコロジーボア素材を使用していて、リサイクルポリエステルとリサイクルウールを使った温かな質感が特徴的。また、デザインも身体全体を包み込むようなシルエットで、柔らかい印象です。ボアはボリューミーですがを品格を感じさせる緩やかなディテールになっています。

GAP（ギャップ）

GAPからはモコモコのテディコートをご紹介。海外セレブの間で流行っているテディコートはビッグサイズのまさにぬいぐるみのようなコートですが、こちらのテディコートは体にフィットしたデザインでボタンもしっかりついているのでカジュアルな着こなしに向いています。ゴージャスなイメージの強いファーコートですが、テディコートなら可愛らしいイメージなので挑戦しやすいかもしれませんね。

DRESSLAVE（ドレスレイブ）

こちらはDRESSLAVEのファーコートです。このコートの特徴は何と言っても曲線が強調された独特のデザインと、ファーコートには珍しい明るい青と深緑の２種類からなるカラーバリエーションです。ファーはラムファーのようなくるくるとした短い毛が特徴的で、裏地やラインにスエード素材を用いていることでファーのふわふわした印象を引き締めてくれています。

LAGUNAMOON（ラグナムーン）

LAGUNAMOONからはパッチーワークが目を引くファーコートです。こちらのコートには様々な種類のファーがパッチワークされているので色々なニュアンスの着こなしが期待できます。パッチワークというと少し古臭くて違和感のあるものも多い中でこのファーコートはそれぞれのファーがうまく活かされていて、モードな雰囲気に仕上がっています。カラーはブラウンとベージュがあり、ブラウンはダークトーンで落ち着いた印象である一方、ベージュは明るいトーンでカジュアル味が増した印象です。

GRACE CONTINENTAL（グレースコンチネンタル）

GRACE CONTINENTALからはチェック柄という他には見ないデザインのファーコートを紹介します。素材にもこだわりがあり、ウール混のエコファーを用いているのもポイントです。チェックの柄だけでなく、全体的に丸みを帯びたシルエットや強調されたポケットの口の部分などもキュートですよね。体を包み込むようなオーバーなサイズで作られているので、おしゃれと防寒を両立できるファーコートです。

jakke（ジャッキー）

こちらはアウターブランドとして知られるジャッキーから、フワフワでボリューミーな襟がポイントのロングファーコートです。ブランドのコンセプトとして動物保護があるので、ファーはもちろんエコファーを使っています。カラーは渋めのカーキで、大人な雰囲気を醸しています。ボタンや縫い目のラインが目立たないミニマルでシンプルなデザインはとても洗練されていて、ファーコートの派手なイメージを一掃しています。ボリューミーな襟とは対照的に全体的に薄くて軽い生地感なので、かっちりとしたコートというよりは上品で柔らかいコートと言えます。

SHRIMPS（シュリンプス）

こちらのZaneのファーコートは2020年春夏コレクションからのアイテムで、ボージャスかつ上品なデザインが特徴的なコートです。単色ブラックの艶やかなファーに加え、コントラストを効かせた華やかなバルーンスリーブとオーバーサイズの襟がゴージャスなイメージをより一層膨らませています。丈はちょうどお尻を隠すくらいの長さで、パンツと合わせたモードな着こなしが期待できます。

Max Mara（マックスマーラ）

こちらはマックスマーラの2020年リゾートコレクションで発表されたファーコートです。全身が細かくキラキラ輝いて見えるのは、シルク生地をベースにゴールドのルレックスをプラスしているからで、他には類を見ない高級感漂わせていますね。オーバーサイズシルエットはショルダーラインも低くデザインし、モードでありながらリラックスした印象です。ダブルブレストなどクラシックな要素に新しい素材感でトレンディな要素もあり、コーデの主役にぴったりのファーコートです。

JOSEPH （ジョゼフ）

JOSEPHからはがっしりとした素材とデザインが特徴的な、レザーとファーのリバーシブルコートを紹介します。ポイントは「リバーシブル」にも表れているようにこの一着で様々に着こなしを楽しめる点です。襟元は立ててもいいですが、まくれば違う素材でワンポイントになるので気分やコーデに合わせてアレンジしてみてください。ファーコートとして使ってもレザーコートとして使っても全く違和感のないデザインになっていて、どちらもスタイリッシュな着こなしにぴったりです。

KENZO（ケンゾー）

KENZOからはカラフルなファーが印象的なファーコートです。毛は長く、ふわふわというよりは粗くチリチリになったファーという印象で、クールなコーデにぴったりなファーコートです。ラフなイメージのファーなのでカジュアルにも着こなせますが、独特のカラフルなデザインはモードにも着こなせる優れアイテムです。コートがカラフルなのでシンプルなモノトーンコーデでコートを引き立てる着こなしがオススメです。

MICHAEL KORS（マイケルコース）

マイケルコースからはレオパード柄のファーコートを紹介します。普通のキャットファーコートはもう少しモコモコしていますが、こちらのコートは毛の短いファー素材にレオパード柄を落とし込んだデザインなので生地も薄く、着こなしやすい実用的なコートです。レオパード柄というと若いイメージもあるかと思いますが、モノクロであることと薄い生地感からクールなイメージが強いので年齢層問わず使いやすいです。

CELINE（セリーヌ）

セリーヌからは贅沢に長めのファーを全身あしらったロングファーコートを紹介します。典型的なファーコートのイメージを崩さないデザインはやはり多くの女性が憧れるファーコートそのものでしょう。全体的にふわふわしていますが、特に襟元のファーには格段柔らかいファーを使用していて、着ていても着心地の良いファーコートです。ダブルブレストなのでボタンを閉めた時のすっきりとしたシルエットもポイントです。

まとめ

ファーコートのおすすめブランドを紹介してきました。ファーコートは値段も張りますし、なかなか手が出ない方も多いかと思いますが、その分よくセール対象にもなり案外安くゲットできたりもするのでホームページの方も折を見てチェックしてみてくださいね。