【レディース】ファーコートコーディネート【おしゃれな着こなしのコツ】
こちらの記事ではファーの種類・特徴や、最近ハイブランドの間でも注目を集めるエコファーの定義、そしてファーコートの上手な着こなし方を紹介していきます。ゴージャスなファーコートもカジュアルを中心にモードにも着こなせるポイントがたくさん載っていますのでぜひ参考にして、寒い冬もおしゃれに過ごしてください。
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アイキャッチ画像出典:www.pinterest.jp
ファーコートの魅力
ファーコートってゴージャスですよね。ハイファッションの象徴で全女性の憧れでもあり、それを羽織るだけで気分が上がります。また、最近ではエコファーというニューウェーブも来ていることから注目され直しています。着こなしにくいイメージが強いかもしれませんが実はいろんなジャンルのコーデに使える最強アイテムなのでおしゃれ好きなら一着は持っていたいアイテムです。今回は様々なジャンルの着こなし方を紹介していくので全て要チェックです!
最近話題のエコファーってなに?
エコファーとはフェイクファーの別称であり、動物の毛皮を使わないという観点から環境に優しい(ecology)という意味でエコという言葉が使われています。また、フェイク(偽)というと印象が悪いことからエコファーという別称を使うようになったとも言われています。エコファーが化学繊維でできているなどから環境に本当に優しのかなど様々な意見がありますが、安価でフレキシブルにファーを楽しめるなどのメリットもあることからシャネルやグッチなどのハイブランドもエコファーの採用に前向きでいます。
ファーコートの種類と選びかた
ミンク類
ミンク、ウィーゼル、セーブル(黒テン)をまとめてミンク類と呼びます。見た目の特徴は、冬用のピアスなどでよく見るようなツンツンした毛です。上毛は強くて光沢に富んでいるうえに耐久性に優れ、保温力も抜群なので、衣料用としてとても優秀です。染色のしやすさから色はバラエティー豊かですが、素材の質感からゴージャスな雰囲気があります。
フォックス類
フォックスだけでも毛の色でシルバーフォックス、ブルーフォックス、シャドーフォックス、レッドフォックスなどの細かな分類があり、それぞれの与える印象はバラバラです。特徴は長い毛とサラサラとした肌触り、もふっとしたボリュームです。よくコートのフードやシューズの装飾などに使われていて多くの人にとってとても馴染みのある毛皮だと思います。
キャット類
キャット柄の特徴は何と言ってもそのヒョウ柄とも呼ばれる斑点です。そして毛皮としての特性は、非常に柔らかい毛になります。多くの毛皮とは異なり、リンクスやリンクスキャットの毛皮は背の部分より腹部の毛皮の方が美しく、最も価値が高いとされています。
ラビット類
うさぎ、チンチラ、リス、ビーバーなどをまとめてラビット類と呼びます。ラビットファーは短い毛なのでふわふわしつつもすっきりとした肌触りが特徴です。毛の特性上ラビットファーは毛折れがしやすく、皮も薄く柔らかいため耐久性は少し低めですが、比較的安価に取り扱われているのでアクセサリーや小物など利用範囲は広いです。
ラム類
ラムファーはくるくるとした癖っ毛が特徴的で、最近ではピンクや茶色、ネイビーなどのカラーのラムファーを用いたカーディガンやコートが大流行し、今でも街中でよく見かけます。毛質は動物によってさまざまですが、くるくるとした毛はとても女性らしく、カジュアルに着こなしやすいので日常的に取り入れやすい毛皮ですね。
ファーコートのトレンド
エコファー
環境を配慮しつつ安価に使い勝手の良いファーということで今注目されているエコファー。もしかしたら最近買ったファーアイテムはエコファーを使っているかもしれませんね。エコファーかリアルファーかの見分け方は、肌触りでわかります。指でつまんでスーっとなめらかに滑ればそれはリアルファーです。もし途中でつっかかったりザラザラ感じたらそれはフェイクファーであることが多いです。衣類などの「繊維製品」の品質の表示を定めた「家庭用品品質表示法」では、繊維の種類や割合を明示することになっていますが、ファーは対象外なのでタグだけでは判断できないので注意してくださいね。
胸元のポケット
ラムファーのアウターに布生地のポケットがついたスタイルが最近よく目にします。特にブルゾン型だとファストファッションブランドではユニクロで、ハイブランドではトミーヒルフィガーで多く取り扱われている印象です。このくらいの派手でなくカジュアルづかいしやすいアイテムも人気のようですね。
ファーコートを使ったおすすめのコーディネート
ファーコート×レースワンピース
ファーコートってそれだけでゴージャスになってしまってなかなか普段使いしにくそうですよね。しかし上手に着こなせばカジュアルに日常使いできますよ。こちらは上品なワインレッドのラビットファーコートに白のレースワンピースを合わせることで大人っぽさに可愛らしさをプラスしています。さらにそれにスニーカーを合わせることで一気にカジュアルダウンさせています。ここまでカジュアルダウンすれば気安くファーコートを毎日のコーデに取り入れられそうですね。
ショート丈ファーコート×ワンピース
ビジュアル的にファーの部分が少なくなるとよりファーコートが使いやすくなりますので、ファーコートに挑戦したいけど少しハードルが高いと感じる人はこのように短めのファーコートから始めると着こなしやすいです。特にこのようなショート丈のアウターはファーコートに限らず上半身全体がモコっとするのを防いでくれるのでバランスが取りやすくオススメです。シンプルなグレーワンピースにブーツとメタリックなパイソン柄バッグを合わせることでカジュアルダウンしすぎずデートにも着ていけるおとな女子コーデの完成です。
個性派ファーコートコーデ
こちらはフォックスファーがパッチワークされたコートにダークグレーのワイドパンツと赤のタートルネックセーターを合わせたコーデです。目を引くファーコートを引き立てるためにトップスとボトムスは主張が抑えめのものにしましょう。足元はボアのショートブーツで冬っぽく仕上げてみて。
フリンジ風ファーコートコーデ
個性派ファーコートを着こなしてみたい!という方もいますよね。そんな方には黒をベースにカラフルな毛が特徴的なフリンジ風のファーコートコーデを紹介します。コートがヒッピーな印象なのでカジュアルコーデと相性がいいです。Tシャツにジーパンというとってもラフな組み合わせにファーコートを合わせてカジュアルとモードのミックスコーデを楽しみましょう。
キャットファーコートコーデ
かっこよくてボージャスなキャットコートですが街中ではなかなか目にすることは少ないかと思います。しかし派手なぶん合わせるトップスとボトムスはオールブラックコーデで十分。これだけで時間のない日でもモードにキマるのでおすすめです。大阪のおばちゃんのようなババくささを感じさせないためにもシックでモードに着こなすのがポイントです。
ミンクファーコート×ストリートファッション
ミンクコートはカジュアルに使いづらい印象を持っていませんか?実は思いっきりカジュアルなスエットとでも実は合うんですよ。ボリューミーでゴージャスなファーコートに上下のスウェットを合わせるのは海外セレブの間でもよく見る休日ファッションです。靴までスニーカーという全身スウェットでもファーコートを上から着るだけで自信を持って外を歩けるコーデに大変身。ここはファーコートの力を借りてズボラにおしゃれを楽しみましょう。
ビビッドファーコートコーデ
挑戦的なビビッドカラーと肩が張った特徴的なスタイルは存在感が強め。そんなファーコートにはボリューミータートルネックのトップスにスキニーパンツを合わせましょう。ポイントはコートの型がしっかりしているのでそのシルエットを崩さぬようインナートップス、ボトムスともにタイトなアイテムを選んでいる点です。雨の日も鮮やかなファーコートを羽織ってテンションを上げていきましょう。
ミンクファーコート×フォーマルコーデ
今回はミンクファーコートをフォーマルな感じに着こなしてみましょう。黒のボトムスに白シャツというフォーマルなコーデにメタリックなブーツを合わせることで斬新さをプラス。ミンクコートはフォーマルなコーデと相性がいいのでとっても簡単に着こなせるはずです!ちょっとしたお出かけにぴったりなミンクファーコートコーデにぜひトライしてみてください。
ラムファー×カジュアルコーデ
ラムファーコートはヘイリー・ビーバーなど多くの海外セレブも愛用するアイテムの一つです。そんなラムファーコートをカジュアルルックに着こなすのが最新トレンド。ジーパン&Tシャツにファーコートを合わせるという粋な組み合わせには可愛らしさも感じさせますね。アウターはビッグにしただけで洗練されたこなれ感が出るのでおすすめ。
ファーコート×デニムオンデニムコーデ
ファーコートという一般的には上級者向けとされているアイテムには上級者らしいデニムオンデニムコーデを合わせてみましょう。しかし上級者といえどポイントさえ押さえれば誰にでも着こなせるコーデです!そんな気になるポイントとはトップスとボトムスのデニムの色味を合わせることです。これだけで簡単に上級者コーデの完成。トップスのデニムジャケットは真ん中の3つほどボタンを閉めるのが通。
まとめ
ファーコートと一言で言ってもいろいろな種類があります。トレンドもありますがファーコートはいつまでたっても廃れません。一枚は自分のスタイルや体型に合った好みのファーコートを持っているといいですね!ファーコートで買い物やコーデで悩んだ時はぜひこの記事を参考にしてみてください。
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この記事のライター
ファッション大好きエドナです。