オアシスに認められたUKロックを代表するカサビアン
オアシスとともにUKロックを代表するKasabian(カサビアン)をご紹介します。
- 15,692views
- B!
オアシスの系譜
90年代を代表するイギリスロック界のスターと言えば、オアシスかもしれません。
そのオアシスを尊敬、いや、崇拝し、オアシスの後を継ぐとまで言われる2000年代UKロック界のスターのひとつがKasabian(カサビアン)かもしれません。
カサビアンのはじまり
4人グループのカサビアンのはじまりは、意外にも11歳の頃から始まっていました。
レスターで生まれ育ったトム=ボーカルと、セルジオ=ギター・作詞のふたりでバンドを組んだのがカサビアンの始まりです。
その後、クリス=ベース、イアン=ドラムの二人が加わり、現在のカサビアンになりました。
日本では2004年のサマーソニック出演がきっかけでした。当時はまだ日本では知られていなかった彼らの演奏により、一気にブレークします。翌年にはサマーソニックのメインステージを務めている事実を見れば、そのブレークがどれほど早く、浸透していったかがわかります。
オアシスの背中
出典:img.barks.jp
日本でのデビュー後、彼らは2005年にはアメリカデビューも果たします。彼らの全米デビューをお通ししたのが、カサビアンに影響を与え続けたカリスマ、オアシスでした。オアシスのアメリカツアーの前座を務めることになったのです。
憧れだったオアシスに、その実力を認められた証拠と言ってもいいかもしれません。今では解散してしまったオアシスのギャラガー兄弟も、自分たちの後継者としてのカサビアンの実力を大いに認めていると発言しています。
同じイギリスが誇る世界的ロックバンドのその発言こそ、カサビアンが2000年代を代表するUKロックバンドである所以かもしれません。
カサビアンの代表曲
デビューアルバム「カサビアン」以降、リリースするアルバム全てが地元イギリスではチャート1位を獲得しています。彼らの代表曲として、デビュー以来今でも語られるのはデビューアルバムに収録されている「club foot」でしょう。
その昔、チェコスロバキアで起こった”プラハの春”の英雄に捧げられるとされる、この曲こそ彼らがUKロックを代表するグループになると確信させた1曲です。
実はこの曲は、オアシスのノエルも絶賛しています。自らの後継者と言われ続けたカサビアンに対して、その確かな実力を認めているのです。
カサビアンを語るには、いつもオアシスの話題がどこかに隠れていると言ってもいいくらいに、カサビアンとオアシスはUKロック界のカリスマなのかもしれません。
この記事のキーワード
この記事のライター
もっとオシャレでカッコイイ毎日をすごしたい人のためのウェブメディア、VOKKA(ヴォッカ)の公式アカウントです。