ソウルの雨の日おでかけ・観光スポットおすすめ15選
ソウルも日本と同じ時期に梅雨がやってきますし、梅雨以外の時期もよく雨が降ります。しかし、雨天に見舞われても心配しないでください。ソウルには雨天でも楽しめる観光スポットがたくさんあります。今回は雨天におすすめのソウルの観光スポットを15選ご紹介します。
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アイキャッチ画像出典:www.flickr.com
【1】曹渓寺(チョゲサ)
韓国では建物の上に十字架がたくさん設置されていますが、主流なのは大韓仏教です。曹渓寺は、仏教の中でも韓国で最大の宗派「曹渓宗(チョゲジョン)」の総本山です。
朝鮮時代に創立された大雄殿はソウルの有形文化財に指定されており、中には金色の三体の仏像があります。毎年5月に開催される燃灯祝祭(ヨンドゥンチュッチェ)には、たくさんの提灯が吊るされた美しい姿がみられます。
【詳細情報】
曹渓寺(チョゲサ)
住所:55 Ujeongguk-ro, Gyeonji-dong, Jongno-gu, Seoul
TEL:+82 2-768-8600
アクセス:地下鉄3号線安国駅 6番出口 徒歩5分
【2】奉恩寺(ポンウンサ)
794年創建の奉恩寺(ポンウンサ)は、大韓仏教・曹渓宗の伝統寺院です。高層ビルが立ち並ぶビジネス街COEXに隣接していて、都会のオアシスとなっています。
かつて修道山であった面影か、山野に四季の草花が咲き誇っています。約20棟の伽藍(ガラン:僧侶が集まり修行する清浄な場所)や、韓国最大の弥勒大仏があります。
【詳細情報】
奉恩寺(ポンウンサ)
住所:531 Bongeunsa-ro, Samseong 1(il)-dong, Gangnam-gu, Seoul
TEL:+82 2-3218-4800
アクセス:地下鉄9号線奉恩寺駅 1番出口 徒歩2分
【3】景福宮(キョンボックン)
1395年創建の景福宮はソウル市内にある王宮の中でも最大規模を誇る古宮です。敷地内には、国立古宮博物館や国立民俗博物館が併設されています。
本宮である勤政殿(クンジョンジョン)は、韓国最大の木造建築物で天井などには迫力満点の龍などが描かれています。無料日本語ガイドや、伝統衣装を着ての写真撮影がおすすめです。室内での観光や写真撮影は雨天でも安心ですね。
【詳細情報】
景福宮(キョンボックン)
住所:161 Sajik-ro, Sejongno, Jongno-gu, Seoul
TEL:+82 2-3700-3900
アクセス:地下鉄3号線景福宮駅 5番出口すぐ
【4】昌徳宮(チャンドックン)
草木が生い茂る中に佇んでいる昌徳宮は、1405年に景福宮の離宮として建立され、壬辰倭乱で全て焼失しましたが、1615年に再建されその後約270年もの間正宮として使われていました。
五大王宮の中でも保存状態がいいことと、豊かな自然を生かした後苑が魅力です。後苑は特別観覧なのでガイドツアーでしか観覧できません。
【詳細情報】
昌徳宮(チャンドックン)
住所:99 Yulgok-ro, Waryong-dong, Jongno-gu, Seoul
TEL:+82 2-762-8261
アクセス:地下鉄3号線安国駅 3番出口 徒歩5分
【5】宗廟(チョンミョ)
宗廟は、正殿に功績のあった王19人とその王妃の位牌が計49位設置されています。位牌が新たに設置されるたびに増築を繰り返してきたので現在はとても大きな建物になっています。
また、正殿の隣にある永寧殿には正殿にない王と王妃、その他王族の位牌が計34位、正殿の前庭にある功臣堂(コンシンダン)には、功績のあった臣下の位牌が計83位あります。毎年5月の第1日曜日には、朝鮮王朝歴代の王と王妃の位牌を祀る「宗廟大祭」が行われています。
【詳細情報】
宗廟(チョンミョ)
住所:157 Jong-ro, Hunjeong-dong, Jongno-gu, Seoul
TEL:+82 2-765-0195
アクセス:地下鉄1・3・5号線鍾路3街駅 11番出口 徒歩3分
【6】Nソウルタワー
海抜479mの高さを誇るNソウルタワーからは、ソウル市内の絶景を見渡すことができます。内部にはレストランや無料施設も充実しています。
ソウルのランドマークともなっているNソウルタワーには、ソウルで最も高い場所にあるトイレ「スカイトイレ」やカップルにおすすめの「愛の南京錠」など楽しいスポットが満載です。雨の日でも気にせず楽しめますね。
【詳細情報】
Nソウルタワー
住所:105 Namsangongwon-gil, Yongsan 2(i)ga-dong, Yongsan-gu, Seoul
TEL:+82 2-3455-9277
アクセス:地下鉄4号線明洞駅 4番出口 南山オルミ乗り場まで徒歩10分
【7】東大門市場(トンデムンシジャン)
東大門市場は多数の大手ファッションビルや市場が集まっているショッピングエリアです。世界中のバイヤーたちが集まるため朝早くから深夜まで営業しているお店も多く、眠らない街と言われています。
5大ファッションビルに加えて、手芸用品が多い東大門総合市場(トンデムンチョンハッシジャン)や靴市場の東大門靴卸売り市場(トンデムンシンバルドメサンガ)、ファッションビル・光熙市場(クァンヒシジャン)、総合衣類市場の平和市場(ピョンファシジャン)、とショッピング三昧を楽しめます。デパートに入ってしまえば、雨に濡れることもありませんね。
【詳細情報】
東大門市場(トンデムンシジャン)
アクセス:地下鉄1号線鍾路5街(チョンノオガ)駅8番出口からすぐ
【8】南山コル韓屋村(ナムサンコルハノクマウル)
明洞の隣にあるのが、韓国の伝統家屋や文化が体験できる南山コル韓屋村です。有名観光スポットの近くにあり、無料で入場できるので見逃すわけにはいけません。
貴族や庶民階級の生活を覗き見ることができるほか、時期によっては韓国の伝統文化が体験できるイベントも開催されています。家屋から家屋までは雨の中を移動することになりますが、家屋の中に入ってしまえば雨はしのげます。
【詳細情報】
南山コル韓屋村(ナムサンコルハノクマウル)
住所:28 Toegye-ro 34-gil, Pil-dong, Jung-gu, Seoul
TEL:+82 2-2261-0517
アクセス:地下鉄3/4号線忠武路(チュンムロ)駅3番または4番出口すぐ
【9】ロッテワールド
1987年設立のロッテワールドは、韓国最大級のテーマパークです。屋内の「アドベンチャー」エリアと屋外の「マジックアイランド」エリアの二つに分かれています。
屋内では、キャラクターパレードなど子供向けのイベントや、ジェットコースターやウォータースライダーなど大人でも楽しめるアトラクションがあります。一方で、屋外は絶叫系のアトラクションが多いのが特徴です。
【詳細情報】
ロッテワールド
住所:240 Olympic-ro, Jamsil-dong, Songpa-gu, Seoul
TEL:+82 1661-2000
アクセス:地下鉄2・8号線蚕室駅 3、4番出口付近 地下通路から直結
【10】明洞聖堂(ミョンドンソンダン)
ソウルの繁華街・明洞にある明洞聖堂は、1898年創立の韓国で一番古い聖堂です。韓国では人口10%がカトリック教徒なので、明洞聖堂には昔からたくさんの人が訪れていました。
数々の韓国ドラマの撮影現場になったことでも有名で、ロケ地巡りツアーにも組み込まれているそうです。また、聖堂の地下には「1898広場」というモールがあるのでショッピングや食事も楽しめます。
【詳細情報】
明洞聖堂(ミョンドンソンダン)
住所:74 Myeongdong-gil, Jeodong 1(il)-ga, Jung-gu, Seoul
TEL:+82 2-774-1784
アクセス:地下鉄4号線明洞(ミョンドン)駅 8番出口 徒歩8分
【11】COEXアクアリウム
アクアリウムは天気に関係なく楽しめる人気観光スポットです。2000年にオープンしたCOEXは、東洋最大級のアミューズメント複合施設で、アクアリウムにはおよそ4万匹の魚や水中生物たちが暮らしています。
10エリアに分かれており、上の階からおりてくるとスムーズに見て回れます。「幻想的な水の旅行」をコンセプトに作られており、様々な自然環境の中を旅しているような感覚に浸ることができます。
【詳細情報】
COEXアクアリウム
住所:513 Yeongdong-daero, Samseong 1(il)-dong, Gangnam-gu, 서울특별시 South Korea
TEL:+82 2-6002-6200
アクセス:地下鉄9号線「奉恩寺」駅7番出口から徒歩3分
【12】ソウル駅
ソウル観光の中心となるソウル駅は、韓国で最も主要な交通機関の集まる駅で立派な観光スポットです。超高速鉄道KTXのプラットホームは、ヨーロッパのような開放的な駅舎が特徴的です。
また、文化駅ソウル284は、韓国最古の駅舎で日本統治時代の1925年に造られました。2004年まではソウル駅として使用されていましたが、現在は当初の姿に復元され、各種文化活動が行われています。東京駅に似ているのが面白いですね。最後に、お土産探しには、ロッテアウトレットのソウル駅店にも立ち寄ってみてくださいね。
【詳細情報】
ソウル駅
住所:South Korea, Seoul, Dongjak-gu, Dongja-dong
【13】金浦国際空港(キンポクッチェコンハン)
ソウルには仁川国際空港と金浦国際空港がありますが、金浦国際空港の方が市内までのアクセスが便利です。現在は、羽田や大阪、名古屋からも飛行機が運行していますよ。
初日や最終日が雨天の場合は、空港内で楽しんでみてはいかがでしょうか。金浦国際空港は、ただの通過地点ではなく立派な観光スポットです。複合型ショッピン施設「ロッテモール」が直結しているので、ショッピングや映画などが楽しめます。
【詳細情報】
金浦国際空港(キンポクッチェコンハン)
住所:112 Haneul-gil, Gangseo-gu, Seoul, South Korea
TEL:+82 1661-2626
アクセス:地下鉄5,9号線・空港鉄道「金浦空港」駅から直結。徒歩約10分。
【14】龍山電子商街(ヨンサンチョンジャサンガ)
龍山電子商街は、秋葉原よりも大きな韓国最大の電子・電気流通街です。駅ビル「Iパークモール」、「電子ランド」、「元暁電子商店街」「那鎮電子商店街」、「電子タウン」、「ソニンプラザ」などの建物で構成され、約3,500軒以上もの店舗があります。
電子部品やパソコンから家電まで幅広い電子機器が揃い、専門知識を持った店員と相談しながら相場よりも安い値段で商品を手に入れることができます。
【詳細情報】
龍山電子商街(ヨンサンチョンジャサンガ)
住所:15-2 Hangangno 2(i)-ga, Yongsan-gu, Seoul, South Korea
アクセス:地下鉄1号線「龍山」駅 3番出口 徒歩5分
【15】韓日交流会
観光スポットというわけではないですが、雨天であまり動きたくない日には、現地の人たちと交流を楽しむのはいかがでしょうか。ソウルでは日韓交流を目的としたコミュニティグループが盛んなので、ぜひ参加してみてください。
ソウル最大の学生街「新村(シンチョン)」の隣に位置する「弘大(ホンデ)」周辺で、毎週末(大抵土曜日)に交流会が開かれているそうです。「トトロハウス」「カケハシ」「Uni-1」などが有名で、韓国語学校が主催する場合もあります。食事や飲み物付きで約1,000〜2,000円と参加費もリーズナブルです。
おわりに
ソウルは日本人にとって最も身近な外国といっても過言ではありません。雨天であってもできることは多いので、心配しないでソウルを楽しんでくださいね!
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この記事のライター
デンマークのオーフス大学で修士課程に所属しています。旅行が大好きで、卒業後には世界一周をする予定です。旅のテーマは、海・グルメ・文化!今まで訪れた国は、ヨーロッパと、アジアやオセアニアの海が綺麗な国が中心です。世界中の美味しいものを食べつくし、綺麗な海で遊んで、各地の面白い文化に浸る。そんな旅がしたいです。