池袋駅から歩いて行けるおすすめ観光スポット15選
都内では新宿、渋谷に次ぐ第三の街、池袋。しかし池袋の観光スポットといったら、あまり思い浮かばない方が多いのではないでしょうか。この記事では、現役ツアーガイドの筆者が池袋から徒歩圏内にある観光スポットを15選に厳選してご紹介します。
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アイキャッチ画像出典:ja.wikipedia.org
池袋ってどんな街?
池袋とはJR池袋駅を中心とした豊島区のエリアです。西武鉄道、JR、東武東上線、東京メトロなど多くの路線があるターミナル駅でもあり、東京観光の拠点としてもおすすめの街です。
駅近くにはエソラ池袋やサンシャインシティなどショッピングエリアが多く集まっておりますが、少し歩くと都電荒川線が通り、護国寺などの歴史的な建造物もあり、また博物館や劇場なども数多くありますので観光にはもってこいの街です。
1.サンシャイン水族館
最初に紹介するのは大都会にありながらかなり本格的な水族館として有名な「サンシャイン水族館」です。JR池袋駅東口から徒歩10分のサンシャインシティの屋上部分にあります。郊外の水族館のように広いスペースはありませんが、ライティングや目の錯覚などを使った展示で満足度は非常に高いです。特にペンギンやアシカが空を飛ぶように見られる巨大水槽は見ものの一つです。屋外スペースでのペンギンやペリカン、アザラシなどのフィーディングタイムでは貴重なモグモグタイムが見学できるので、時間を調べてから行くのをおすすめします。その際には職員の方が色々説明してくれるので、子供だけでなく大人が見ても楽しいですよ。夏季は遅くまで営業しているので仕事や学校終わりのデートにもいいですね。
住所:東京都豊島区東池袋3‐1‐3
tel: 03-3989-3466
定休日:年中無休
営業時間:夏場10:00~21:00 / 冬場10:00~18:00
都会のオアシス、サンシャイン水族館についてご案内します。ご家族で、デートで楽しいひとときをお過ごしください。
2.ナンジャタウン
次にご紹介するのは池袋のテーマパークと言えばここ「ナンジャタウン」です。こちらも池袋駅から徒歩10分、サンシャインシティ内にあります。
ナンジャタウンは大きく分けて3つのエリアで構成されています。明るい西洋風でたくさんの遊びがつまった『ドッキンガム広場』、昭和30年代の懐かしい街並みに「ナンジャ餃子スタジアム」や「福袋デザート横丁」がある美味しくてフォトジェニックな町『福袋七丁目商店街』、もののけたちに乗っ取られたちょっと怖い『もののけ番外地』と、どこも遊びや楽しい仕掛けがいっぱいです。また季節ごとに様々なキャラクターやアニメとコラボした宝探しなどのイベントが行われていますので、大好きなキャラクターの世界で楽しく遊ぶのも良いですね。
住所:東京都豊島区東池袋3-1-3 サンシャインシティ・ワールドインポートマートビル2階
tel:050-5835-2263
定休日:年中無休
営業時間:10:00~22:00
株式会社バンダイナムコアミューズメントの屋内型テーマパーク「ナンジャタウン」の公式サイトです。アトラクション、ナンジャ餃子スタジアム、福袋デザート横丁など遊びとフードがいっぱい!イベントも随時開催中です!
3.護国寺
天和元年(1681年)第五代将軍、徳川綱吉の命によって建てられた「護国寺」は今も当時の姿のまま残されている歴史的建造物です。池袋駅東口より徒歩25分のところにあって、都心から徒歩で来たとは信じられないくらい、緑豊かなエリアです。
お花見の名所としても有名で、桜はもちろん、石段横のツツジや春のお彼岸の頃に満開になるコブシは大変美しいことで知られています。ご本尊は絶対秘仏の琥珀如意輪観音です。江戸時代には浅草寺、回向院に次いで出開帳の宿寺として人気があったとされています。大隈重信や近代建築家の父と呼ばれるジョサイア・コンドルなど著名人のお墓が数多くあることでも知られています。
住所:東京都文京区大塚5-40-1
tel:03-3941-0764
定休日:無休
東京の都心にありながら 江戸の面影をいまに伝える護国寺は 訪れる人々の心のふれあいの場として 昔も今も変わりなく親しまれています。
4.ポケモンセンターメガトウキョー
子供から大人まで、世界中の人に愛されているポケモンですが、日本最大級のショップ「ポケモンセンターメガトウキョー」が池袋駅東口から徒歩10分、サンシャインシティ専門店街アルパの中にあります。
ポケモンに関するゲームソフトやカードゲーム、ここでしか手に入らないオリジナルのぬいぐるみなどのグッズまで品ぞろえは日本一です。スマホグッズなど実用性が高いものが多いのがうれしいポイントです。ポケモンファンにはたまらない特別なイベントやキャンペーンなども人気の秘密ですね。ファンの方は是非イベントをチェックしてから行きましょう。
住所:東京都豊島区東池袋3-1-2 サンシャインシティ 専門店街アルパ 2F
tel:03-5927-9290
定休日:無休
営業時間:10:00~20:00
ポケットモンスターのお店に関する情報。オリジナルグッズの専門店ポケモンセンターについてグッズやイベントの最新情報がわかるよ!
5.ニコニコ本社
JR池袋駅東口から徒歩2分、PARCOの中に入っているあの動画サイト会社の本社オフィス「ニコニコ本社」です。
本社という名前ですが公開ラジオ中継をガラス張りのブースの中に観覧可能です。ブースの前には記念撮影スポットもありますので是非記念に一枚撮っておきましょう。ここは会社なのですが、中には一般の方も入れるカフェスペースもショップもあり、イベントスペースではアニメとのコラボ企画などが年中行われていますのでHPでイベント予定をチェックしておきましょう。しかしさすがのニコニコ、本社をここまで開放している会社も中々ありませんよね。
住所:東京都豊島区東池袋1-50-35
tel:03-3988-2525
定休日:パルコに準じる
営業時間:11:00~21:00
ニコニコ本社はnicocafe、イベントスペース、ニコぶくろスタジオ、ニコニコショップのある、複合施設です!
6.コニカミノルタ プラネタリウム"満天" in Sunshine City
池袋駅東口から徒歩10分、サンシャインシティ内ワールドインポートマートビルの中にあるプラネタリウム「コニカミノルタプラネタリウム"満天" in Sunshine City」は雨の日でも満天の星空が楽しめます。
一般シート席の方が星は見やすいとのことですが、デートならフワフワの雲のソファに寝ころべる「雲シート」や、直接地面に寝ている感覚になれる「芝シート」もおすすめです。映像に合わせて良い香りがするので、神秘的な体験ができること間違いありません。時期によって色々な上映を行っていますので、何度行っても楽しめる場所です。
住所:東京都豊島区東池袋3-1-3ワールドインポートマートビル
tel:03-3989-3546
定休日:無休
営業時間:11:00~20:00
プラネタリウム“満天”は光と音の演出により臨場感あふれる星空とCG映像をご覧いただけます。アロマ演出のヒーリングプログラムでは癒しのひとときをお楽しみください。東京池袋サンシャインでのデートスポットに最適です。
7.古代オリエント博物館
案外知られていないスポットですが、見ごたえ十分なのが「古代オリエント博物館」です。池袋駅東口から徒歩10分、サンシャインシティ文化会館7階にあります。
広い館内は、まるで大英博物館で見るようなエジプトなど古代オリエントの展示物であふれています。入館料は大人600円、他の美術館や博物館と比べると非常にお安いんです。また2019年からコレクション展期間中は展示作品の撮影が可能になり、まさに海外の博物館並みのサービスとなりました。雨がふった時のちょっと知的なデートにぴったりですね。そして何よりおすすめなのが「ナイト講座」です。古代オリエントの講座もあり、ミイラ作りのワークショップがあったりと内容もワクワクするようなものばかりです。
住所:東京都豊島区東池袋3-1-4 サンシャインシティ文化会館7階
tel:03-3989-3491
休館日:不定(展示替えのための休館日あり)
開館時間:10:00~17:00
東京池袋にある古代オリエント博物館の公式ホームページです。
8.池袋演芸場
「池袋演芸場」は池袋駅西口から徒歩3分のところにある、都内でも珍しい寄席です。
落語を中心に漫才や奇術、紙切りなども催されています。なんとお正月から年末まで公演があるので、いつでも何かしら観ることができるのが素晴らしいですね。チケットは2,000円~(公演によって異なります)と非常にお手頃ですので、普段落語や寄席を見る機会の少ない方でもお気軽に行くことができます。TVで見るだけではなく、たまには本物に触れてみませんか。
住所:東京都豊島区西池袋1-13-1
tel:03-3971-4545
定休日:12/29~12/31
営業時間:12:00~21:00(昼夜入れ替え制)
池袋演芸場
9.老眼めがね博物館
インスタ映えがすぎる、と話題な看板の「老眼めがね博物館」は博物館ではなく、激安めがね屋さんなんです。場所は池袋駅東口から徒歩8分、本屋のジュンク堂さんの近くです。
都内でもかなり穴場スポットとして最近ではメディアの露出も多くなってきています。元はめがねの卸問屋の倉庫だったところを改装、激安めがね店として販売をしています。驚くことに来店しただけで老眼鏡をプレゼントしてくれるとのこと。老眼鏡でないめがねを購入するにしても1,000円以下のものも少なくありません。とにかく品数が日本一なのは確実です。ディープな池袋に触れたい方におすすめのスポットです。
住所:東京都豊島区南池袋3-16-9
tel:03-3984-5652
定休日:水曜日
営業時間:10:30~19:00
老眼めがね、サングラスなどを激安価格で販売中!テレビ等で話題のショップ。東京、池袋。荒川線なら都電雑司ケ谷駅近く。
10. 南池袋公園
池袋の公園といえば「ウェストゲートパーク」西口公園が有名ですが、今回おすすめしたいのが「南池袋公園」、池袋駅東口から徒歩7分のところにあります。
東京電力地下変電所工事及び公園整備工事のためしばらく閉園していましたが、2016年に全面再開園しリニューアルされた都会のオアシスです。公園内にはカフェ「Racines FARM to PARK(ラシーヌ・ファーム・トゥ・パーク)」もあり、人気のブルーボトルコーヒーも目の前にできました。また週末にはマルシェなどのイベントも行われていますので、ピクニック気分で楽しみたいですね。
住所:東京都豊島区南池袋2-21-1
tel:03-3981-1111
定休日:無休
開園時間:入園自由
11. 立教大学
池袋西口から徒歩8分、赤レンガ造りに蔦がからまった美しいキャンパスの「立教大学」があります。
1874年創立のキリスト教系大学として知られる立教大学内は一般人でも立ち入ることができます。特に行っていただきたいのは学食です。学生の食堂らしく低価格で大盛りの丼ランチは大変お得ですよ。また緑の芝生にはベンチがいくつもありますので、歴史的な建物を眺めながら読書やひなたぼっこにも良いですね。建物の圧倒的なビジュアルはインスタ映えも確実ですので、是非勇気を出して入ってみてください。
住所:東京都豊島区西池袋3-34-1
tel:03-3985-2752
定休日:不定休
営業時間:食堂8:30~17:30
立教大学公式サイト。1874年創立。国際性やリーダーシップを育むリベラルアーツ教育や、総合大学としての強みを生かした研究を展開しています。
12. 威光稲荷堂
威光稲荷堂(いこういなりどう)は池袋駅と雑司が谷駅の中間ほどにある小さいお寺です。池袋駅東口より徒歩5分です。
法明寺の裏手にあたり、本当にこんなところ入っていいの?と不安になるほどくねくね曲がった細い路地を進むと、赤い鳥居が並んでいるのが見えてきます。お堂に着いてもその先の雑木林の中へ誘うように鳥居が続く姿は、まるで異世界へ迷い混んだかのようです。都心とは思えない静寂な趣がここにはあり、身も心も洗われる気分になれます。池袋に来たらぜひ稲荷堂で心落ち着く時間を過ごしましょう。
住所:東京都豊島区南池袋3-18-25
tel:03-3983-2356
定休日:無休
営業時間:常時
JR池袋駅東口より南へ約500m、目白駅より東へ約600m。都心とは思えない静けさの中、歴史が語りかけてくるような佇まいです
13. ジュンク堂 池袋本店
池袋駅東口より徒歩5分、総床面積は都内一の書店「ジュンク堂池袋本店」はあります。
近頃めっきり店舗が減ってきている実店舗の書店ですが、世間の風潮などジュンク堂本店には関係がないかのような規模の大きさです。さすが池袋と言うべきか、アニメやマンガ関連の書籍の種類は他店の追随をゆるしません。圧倒的な品数にあなたもきっと驚くはずですよ。中にはカフェスペースもあり、イベント時にはサイン会などもここで行われますので、是非イベント予定をチェックしてみてはいかがでしょうか。
住所:東京都豊島区南池袋2ー25ー5 藤久ビル東5号館 B1~2F
tel: 03-5956-6111
定休日:不定休
営業時間:10:00~21:00
専門書や希少本など、幅広く深い品揃えのジュンク堂書店の公式サイト。丸善ジュンク堂書店は、愚直なまでに本と文具の品揃えにこだわり、「図書館よりも図書館らしい」店づくりで、お客様のニーズにお応えします。
14.乙女ロード
秋葉原に次ぐオタクの聖地としても知られる池袋ですが、中でもオタク女子に特化した乙女ロードはすでに観光地化しています。場所は池袋駅から徒歩10分、サンシャインシティの前の通りを指します。
女性を対象としたアニメや漫画、同人誌などが数多く売られていて、外国人観光客もここでしか手に入らないグッズを購入しにわざわざ来るほどです。メイド喫茶の男性版、「執事喫茶」もいくつもありますので、お嬢様気分を味わってみるのはいかがでしょうか。
住所:東京都豊島区 サンシャイン60前通り
定休日:店舗により異なる
営業時間:店舗により異なる
15.サンシャイン60展望台 Sky Circus
最後にご紹介するのはご存知サンシャイン60の展望台「Sky Circus(スカイ・サーカス)」です。池袋駅から徒歩10分、サンシャインシティの特別エレベーターで昇ります。
池袋で最も有名な観光名所ではないでしょうか。池袋周辺だけでなく都内全体をぐるっと見渡すことができます。昼間は遠く富士山まで見えることもありますが、やはり夜景もすばらしくこちらもおすすめです。そして今一番新しいのがVRを使った4D体験のエリアです。TOKYO弾丸フライトはゴーグルを装着し人間大砲マシンに乗り込んで、海抜251メートルから発射される体験ができるので非常に人気です。この体験は入場料大人1,200円とは別に600円かかります。
住所:東京都豊島区東池袋3-1 サンシャインシティ サンシャイン60ビル・60F
tel:03-3989-3458
定休日:年中無休
営業時間:10:00~22:00
池袋の魅力とは
現役ツアーガイドが案内する池袋の観光スポット15選、いかがでしたでしょうか。ショッピングだけでなくあちこち観光して回れる街だとお分かりいただけたのではないかと思います。最新アトラクションから歴史的文化まで、池袋だけで十分楽しめること間違いありません。デートに、ファミリーに、お友達と、色んなシーンで池袋を楽しんでください。
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この記事のライター
現役ツアーガイドで帰国子女のSAWAKOです。主に東京を中心に訪日外国人をおもてなししております。自分の目と足で実際に体験した美味しい・楽しい・面白い場所をあちこちご紹介したいと思います。