モルディブの観光スポットおすすめ15選【人気・定番コースから穴場まで】
モルディブは日本でもハネムーン旅行地として人気が高く、ダイビングスポットやスパなどが充実したリゾート地です。インド洋に浮かぶ1,000以上の珊瑚礁の島で成り立っているモルディブは、透明度の高い海と純白の砂浜で有名ですよね。今回は、モルディブでおすすめの観光スポットを15選ご紹介します。
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アイキャッチ画像出典:www.flickr.com
ダイビングの聖地・モルディブってどんなところ?
モルディブは高温多湿の熱帯気候で、年間を通して平均26~33度程度あります。12〜4月に北東から吹くモンスーンは穏やかな乾季をもたらし、5〜9月に南西から吹くモンスーンは雨が多く風の強い雨季をもたらします。
公用語はディベヒ語ですが、大半のリゾートや首都マーレでは英語が通じます。従業員同士や現地の人が多い地域ではディベヒ語が使われていますが、リゾート地に留まるだけならディベヒ語を耳にする機会少ないかもしれません。
現在日本からモルディブまでの直行便はなく、シンガポールやソウルなどから乗り継ぐ必要があります。乗り継ぎ時間を含めて12時間半から15時間半ほどかかります。
【1】北マーレ環礁
北マーレ環礁は、モルディブの中でも最もリゾートホテルが集中している場所です。透明度の高い海と穏やかな波で、世界中のダイバーが集まるダイビングスポットです。
サーフポイントも多いのでサーファーにもおすすめです。また、リゾート地であるだけあって施設が充実しており幻想的な水中スパもあるそうですよ。
【詳細情報】
北マーレ環礁
アクセス:マレ国際空港がある
【2】バナナリーフ/北マーレ環礁
バナナの形をしているリーフは、モルディブで最古のダイビングスポットとして有名です。ハタタテダイの大群や、イソマグロなどの回遊魚など多種多様な魚たちを見ることができます。
運が良ければ、大きな亀に遭遇することもあるそうですよ。また、洞窟やオーバーハングの地形も見逃せません。
【場所】
バナナリーフ
アクセス:北マーレのリゾート地から船で約25分
【3】マンタポイント/北マーレ環礁
こちらのスポットは、マンタが見られるスポットとして人気です。7〜8月のマンタ最盛期には20匹以上の群が目撃されることもあるそうですよ。
時期的にモルディブでマンタがみられない時でも、ここでは見られることがあるそうです。記念撮影ができるほど、マンタが近くを泳いでいくそうですよ!
【詳細情報】
マンタポイント
アクセス:パラダイス・アイランド・リゾート&スパ近く
【4】南マーレ環礁
南マーレ環礁では、北マーレ環礁に続いてモルディブで開発が進みました。現在もリゾート開発が続いており、新しいスポットが数々と誕生しています。
島自体が小さいので、周りやすいのも特徴です。モルディブ空港からもアクセスがしやすいのも人気の一つです。
【詳細情報】
南マーレ環礁
アクセス:北マーレ環礁の空港からスピードボートで30分
【5】グライドゥコーナー/南マーレ環礁
グライドゥコーナーは大物の魚たちが多く、雨季にはハンマーヘッドやマンタ、乾季にはカジキマグロが見られることもあるそうです。
ナポレオンがダイバーに慣れており、近くまですり寄ってくるそうですよ。ただし、流れが早いので中級者向けのダイビングスポットです。
【詳細情報】
グライドゥコーナー
アクセス:南マーレ環礁から船で20分
【6】アリ環礁
アリ環礁は天候が安定していることと大型の魚に出会える確率が高いことで人気です。以前は空港からのアクセスが悪く、観光客が少なかったのですが、近年はアクセスが改善され観光客からも注目されるようになってきました。
【詳細情報】
アリ環礁
アクセス:モルディブ国際空港から水上飛行機で30分
【7】フィッシュヘッド/アリ環礁
モルディブの中でもトップレベルのダイビングスポットが、こちらのフィッシュヘッドです。ここで魚を釣っても船に上げる前に他の魚に食べられてしまい、頭しか残らないという言い伝えがこの名前の由来だそうです。
言い伝えからわかるように、大型のサメやナポレオンなどたくさんの魚に出会うことができる大人気のダイビングスポットです。
【詳細情報】
フィッシュヘッド
アクセス:モルディブ国際空港からアリ環礁まで水上飛行機で30分
【8】ラスドゥ環礁/アリ環礁
ラスドゥ環礁はアリ環礁に含まれる小さな環礁です。2つのリゾート島を有していますが、そのうちクラマティはモルディブで最大規模の島です。
リゾートホテルは少ないですが、ダイビングスポットが集まっているので南北マーレ環礁から多くの観光客がランチを持って訪れています。
【詳細情報】
ラスドゥ環礁
アクセス:モルディブ国際空港から水上飛行機で20分
【9】フルマーレ島
フルマーレ島は、世界一人口密度が高いと言われる首都マレの人口を分散するために造られた人工島です。道路もコンクリートで整備されており、建物もモダンなので新しいモルディブの姿と言えます。
とはいえ、青い海と純白のビーチといったモルディブらしい光景もみられます。おしゃれなカフェも多いので、海を眺めながらカフェでゆったりお茶をすることもできますよ。
【詳細情報】
フルマーレ島
アクセス:イブラヒム・ナシーム国際空港からバスで10分
【10】ウティーム・ガンドゥヴァル/ウティーム島
ウティーム・ガンドゥヴァルはモルディブ人なら誰もが知っている有名な博物館です。ここは、モハメド・タカルファーヌという英雄が生まれ育った住居がそのまま博物館になりました。
当時使われていた家具などを見学することができますが、中でも「開かずの扉」がとても有名です。この扉は突然開かなくなり原因は不明だそうです。ガイドさんが最後に扉が閉められた時のエピソードを話してくれますよ。
【詳細情報】
ウティーム・ガンドゥヴァル
アクセス:マーレ国内空港からハニマドゥ空港まで国内線で約50分。そこからスピードボートで約30分。
【11】チャンダニーマグ/マレ
チャンダニーマグは、数多くのお土産やさんが並ぶ有名なお土産通りです。貝殻のアクセサリーや食器類など雑貨類のお土産はほぼ揃っているのでお土産探しに訪れてみてください。
値段が貼られていない商品は高めの値段を言われることも多いので、値段交渉が必須です。モルディブの方達はとてもフレンドリーなので、快く値段交渉に応じてくれるでしょう。
【詳細情報】
チャンダニーマグ
アクセス:モルディブ国立博物館すぐ
【12】モルディブ国立博物館/マレ
もともと宮殿だった建物を改築してできたモルディブ国立博物館は、白の壁がおしゃれでリゾート地にぴったりの外観をしています。
仏教からイスラム教へ変化したモルディブの歴史を垣間見ることができます。中でも、アポロ11号が月面着陸の際に採取された月の石はとても貴重なものです。
【詳細情報】
モルディブ国立博物館
アクセス:イスラミック・センターやチャンダニーマグからすぐ
【13】フクル・ミスキー/マレ
マレにはモスクがいくつかありますが、1656年に建設されたフクル・ミスキーがモルディブで最も古いモスクです。フクル・ミスキーの外側と内側にはアラビア語表記と細やかな模様が彫刻されています。
また、珊瑚礁を積み上げて建てたモスクの外壁にはモルディブの伝統建築の美しさが感じられます。イスラム教徒以外は中に入ることができませんが、外観だけでも見応えがありますよ。
【詳細情報】
フクル・ミスキー
アクセス:イスラミック・センターから徒歩3分
【14】大統領ジェティ/マレ
もともと木造の建物のある船着場だった大統領ジェティは、2015年の独立50周年を記念して改築され船の帆をイメージした真っ白な三角屋根の建物に生まれ変わりました。
船着場としての使用できるのは政府関係者のみですが、写真撮影はできます。モルディブの国旗が掲げられているので、モルディブに来た記念になるでしょう。夜のライトアップは、カップル達にもってこいです。
【詳細情報】
大統領ジェティ
アクセス:国際空港行きフェリー乗り場から海沿いに徒歩5分
【15】スルタンパーク/マレ
首都マーレにあるスルタンパークは、世界一人口密度が高いと言われる騒がしい都会にある唯一のオアシスです。至る所にベンチがあり、隣の図書館で借りた本を読んでいる人や学生たちで賑わっています。
齢200年を超える大きなガジュラボの木が日陰を作って、涼めるスポットになっています。マーレ市内観光の際、休憩するのに訪れてみてくださいね。
【詳細情報】
スルタンパーク
アクセス:マレ市街に位置
おわりに
モルディブは海が美しく、ダイビングやシュノーケリングを楽しみに数多くの観光客が訪れています。ただ、残念なことに温暖化の影響で珊瑚の白化現象が進んでおり美しい珊瑚が失われつつあります。また、大量の観光客を受け入れることで発生する大量のゴミに対応しきれず、一つの島はゴミまみれになっています。海に入る際は珊瑚を壊さないように配慮し、ゴミの処理にも気をつけましょう。
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この記事のライター
デンマークのオーフス大学で修士課程に所属しています。旅行が大好きで、卒業後には世界一周をする予定です。旅のテーマは、海・グルメ・文化!今まで訪れた国は、ヨーロッパと、アジアやオセアニアの海が綺麗な国が中心です。世界中の美味しいものを食べつくし、綺麗な海で遊んで、各地の面白い文化に浸る。そんな旅がしたいです。