上海の観光スポットおすすめ15選【人気・定番コースから穴場まで】
急速な成長を遂げた中国の大都市・上海は、その成長に伴って近年めまぐるしい変化を遂げてきました。その急速な変化が原因で、上海では最先端の観光スポットと由緒正しい歴史スポットが入り混じっています。今回は日に日に変化し続けている上海でおすすめの観光スポットを15選ご紹介します。
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アイキャッチ画像出典:www.flickr.com
急激な成長を遂げた上海ってどんなところ?
年間を通して気候は東京とほぼ同じです。
6月中旬には梅雨、9〜10月には台風シーズンも訪れます。夏の蒸し暑さも東京と同様です。
現地の方は上海語を話しますが、ほとんどの方が標準語である北京語も話すことができます。 また、英語や日本語は高級ホテルや日本食レストラン、観光地などでしか通じませんが、漢字での筆談ができることがあるそうです。
日本から上海までは約2時間半のフライトで到着することができます。
【1】田子坊(ディエンヅファン)
田子坊は、古民家が密集する場所を活用して作られたお土産探しにぴったりのエリアです。迷路のような細い路地にカフェやショップがぎっしり建っています。
若者に人気のエリアで各国料理のレストランも多く、週末はかなり混雑しています。お土産をゲットする際は、値段交渉をしてみましょう!ちなみに、すぐ隣にはショッピングセンター「日月光中心広場」があります。
【詳細情報】
田子坊(タコボウ)
アクセス:地下鉄9号線「打浦橋駅」下車すぐ
【2】南京路(ナンジンルー)
南京路は上海随一の繁華街で、全長約5kmもの大きさがあります。夜には歌舞伎町のようなネオン街となる南京路は主に「南京東路」と「南京西路」の二つに分かれています。
南京東路は老舗デパートや近代的なお店が多く、今と昔が入り混じっています。一方、南京西路は高級ホテルやショッピングモール、カフェなどが並んでいてより近代的なエリアです。ちなみに、人民広場から外灘までは歩行者天国になっているのでゆっくりショッピングを楽しめますよ。
【詳細情報】
南京東路(ナンジンドンルー)
アクセス:地下鉄1・2・8号線「人民公園駅」または、地下鉄2・10号線「南京東路駅」下車すぐ
【3】外灘(ワイタン)
外灘は、上海の今と昔を見比べることができるとても上海らしいスポットです。外灘は、上海の中央を流れる「黄浦江(こうほこう)」に面して旧市街地側(浦西)に位置しており、対岸に超高層オフィスビル街「浦東新区陸家嘴金融貿易中心区」を眺めることができます。
外灘はフランスやアメリカなどの列強に支配されていた上海共同租界時代の名残で、洋風建築物が立ち並んでおりヨーロッパの街並みを彷彿させます。
【詳細情報】
外灘(ワイタン)
アクセス:地下鉄2、10号線「南京東路」駅から徒歩約10分
【4】上海中心大厦(シャンハイゾンシンダーシャー)
101階建て492mの森ビル作「上海環球金融中心」を超えて、中国で一番高い建物として誕生したのが128階建て632m「上海中心大厦(上海タワー)」です。
世界的にも、ドバイのブルジュ・ハリファ、東京のスカイツリーに次いで第3位の高さです。ねじれたユニークなデザインもその魅力の一つです。展望台からは上海環球金融中心がすぐそばに見えますよ。
【詳細情報】
上海中心大厦(シャンハイゾンシンダーシャー)
住所:501 Yincheng Middle Rd, LuJiaZui, Lujiazui Residential District, Pudong Xinqu, Shanghai Shi
アクセス:地下鉄2号線「東昌路駅」「陸家嘴駅」よりそれぞれ徒歩約10分
【5】豫園(ヨエン)
豫園は1559年から約18年かけて作られた江南式庭園で、中国の古典的な雰囲気が味わえる人気の観光スポットです。約2万㎡の広大な敷地に、40箇所ほどもの見所がつまっています。
周辺には「豫園商城(ユーユェンシャンチャン)」があるので、庭園を散策した後はショッピングやグルメを楽しむことができますよ。
【詳細情報】
豫園(ヨエン)
住所:218 Anren St, Huangpu Qu, Shanghai Shi
TEL:+86 21 6326 0830
アクセス:地下鉄10号線「豫園」駅から徒歩約10分
【6】上海博物館
上海博物館は中国でも有数の規模を誇り、国の重要文化財に指定されている展示物が約13万点も展示されています。中国の長い歴史を垣間見ることができますよ。また、入場料が無料というのもおすすめポイントの一つです。
【詳細情報】
上海博物館
住所:201 Renmin Ave, RenMin GuangChang, Huangpu Qu
TEL:+86 21 6372 3500
アクセス:地下鉄1、2、8号線「人民広場」駅から徒歩約5分
【7】上海動物園
中国といえば、愛らしいパンダが有名ですよね。最近では、日本でもパンダを見ることはできますがどうせなら現地で一目みたい人も多いのではないでしょうか?
上海にはパンダがいる動物園が2つあり、上海動物園がそのうちの一つです。パンダを含め、600種類以上の動物が飼育されています。また、早朝から開園しているので、できれば朝一から行くのがおすすめです。
【詳細情報】
上海動物園
住所:中華人民共和国上海市長寧区虹橋2381号
アクセス:地下鉄10号線「上海動物園」駅
【8】上海馬戯城(シャンハイマーシーチョン)
上海に訪れたら必ずみておきたいのが、上海雑技団のショー。上海馬戯城では、西洋サーカスの要素も取り入れた画期的なステージが楽しめます。
シルク・ド・ソレイユのプロデューサーを迎え入れた上海雑技団のショーは、伝統と近代技術がうまく合わさった迫力満点のショーです。円形のステージなのでどの席からでも綺麗に見ることができますよ。
【詳細情報】
上海馬戯城(シャンハイマーシーチョン)
住所:2266 Gonghexin Rd, PengPuXinCun, Zhabei Qu, Shanghai Shi
TEL:+86 21 5665 6622
アクセス:地下鉄1号線「上海馬戯」駅から徒歩1分
【9】静安寺(ジンアンスー)
1000年以上の歴史を誇る静安寺は、三国時代に建てられた真言宗の古刹です。中国最大の玉仏像や黄金の瓦を持つ法堂などが見所です。
周囲は高層ビルやショッピングモールが立ち並ぶ繁華街になっていますが、昔このお寺で開催していた市場が繁華街の起源だと言われています。
【詳細情報】
静安寺(ジンアンスー)
住所:1686 Nanjing W Rd, JingAnSi, Jingan Qu, Shanghai Shi
TEL:+86 21 6256 6366
アクセス:地下鉄2、7号線「静安寺」駅
【10】魯迅公園(ルーシュンゴンユエン)
魯迅公園には、日本とも関わりが深い作家・魯迅のお墓や記念館があります。ゆったりと散歩やボートを楽しんだり、桜シーズンにはお花見を楽しんだりできます。
また、朝早くから太極拳や社交ダンスなどで賑わっている風景も必見です。中国らしい文化を感じることができます。
【詳細情報】
魯迅公園(ルーシュンゴンユエン)
アクセス:地下鉄3、8号線「虹口足球場」駅から徒歩約10分
【11】上海植物園
ゆったりした時間を過ごしたい時におすすめなのが、四季折々の草花が咲き乱れる上海植物園です。開園から40年以上が立っている歴史ある植物園で、学術研究や校外学習の場にもなっています。
盆景園には、荘厳な盆栽達がたくさん展示されており迫力満点です。また、桜シーズンには感動するような桜並木が広がります。
【詳細情報】
上海植物園
アクセス:地下鉄3号線「石龍路」駅から徒歩10分
【12】新天地(シンティエンディー)
新天地は、1920~30年代に建てられた「石庫門住宅」を修復して旧フランス租界時代の街並みを再現したおしゃれなエリアです。おしゃれなレストランで食事をしたい時や、ちょっとおしゃれなお土産が欲しい時におすすめです。
今でも再開発の続いており、年々変化を重ねています。上海の発展を身近に感じられるエリアかもしれません。
【詳細情報】
新天地(シンティエンディー)
アクセス:地下鉄10、13号線「新天地」駅
【13】上海孫中山故居記念館(シャンハイ・スンジョンシャン・グージュージーニェングアン)
旧フランス租界の一角にある上海孫中山故居記念館は、中国革命の父と称される孫文が晩年を過ごした洋館で中国の近代史を学ぶことができます。
孫文の旧居を見学したあとは、孫文の夫人である宋慶齢が暮らした洋館「上海宋慶齢故居」を訪れてみましょう。彼女は孫文が亡くなってからも中国に尽力を尽くしたそうです。
【詳細情報】
上海孫中山故居記念館(シャンハイ・スンジョンシャン・グージュージーニェングアン)
住所:7 Xiangshan Rd, 卢湾区
アクセス:地下鉄1号線「陝西南路」駅から徒歩約20分
【14】上海ディズニーリゾート
アジアで3つ目かつ最大のディズニーリゾートで、東京ディズニーランドの約2倍の敷地面積の中に6つのエリア入っています。
世界初『パイレーツ・オブ・カリビアン』のテーマランド「Treasure Cove」や全てのディズニープリンセスを象徴する「エンチャンテッド・ストーリーブック・キャッスル」など見所づくしです。
【詳細情報】
上海ディズニーリゾート
TEL:+86-21-3158-0000
アクセス:浦東国際空港から車で20分
Welcome to Shanghai Disney Resort, a one-of-a-kind destination featuring Shanghai Disneyland, 2 Resort hotels, Disneytown, Wishing Star Park and much more!
【15】朱家角(ジュージアジャオ)
上海郊外に位置する「朱家角」は、未だに明・清時代の街並みが残る地域です。運河が流れる風情ある街並みを散策しながら、中国の古き良き文化や建築に浸ってみましょう。
朱家角は、大きく「北大街」「漕河街」「西井街」の三つのエリアに分かれています。「北大街」には老舗のレストランやショップが、「漕河街」にはよりモダンなお店が、「西井街」には古民家を利用したゲストハウスやバーなどがあります。
【詳細情報】
朱家角(ジュージアジャオ)
アクセス:上海中心部からバスで約1時間
おわりに
発展のめまぐるしい上海では、次々と新しい観光名所ができています。古き良き中国と、凄まじい発展を遂げた近代的な中国、どちらの側面も楽しめるのが上海です。
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この記事のライター
デンマークのオーフス大学で修士課程に所属しています。旅行が大好きで、卒業後には世界一周をする予定です。旅のテーマは、海・グルメ・文化!今まで訪れた国は、ヨーロッパと、アジアやオセアニアの海が綺麗な国が中心です。世界中の美味しいものを食べつくし、綺麗な海で遊んで、各地の面白い文化に浸る。そんな旅がしたいです。