日帰りでも行ける和歌山のドライブデートコースおすすめ10選

和歌山でおすすめするドライブデートコース

太平洋に面した長い海岸線を擁し、南紀白浜や勝浦など南国情緒ある雰囲気が魅力的な和歌山県。高野山や熊野神社など名刹・古刹も揃っており、観光スポットも多彩です。

シーサイドやワインディングなどドライブに好適なルートもあり、観光やご当地グルメと組み合わせたデートプランとしても人気です。今回のドライブデートにおすすめするモデルは、人気上昇中のスポーティなハッチバック。デビューしたばかりのトヨタ「カローラ スポーツ」や、ホンダ「シビック ハッチバック」などいかがでしょう。

和歌山県で日帰りにもおすすめするドライブデートコースを10ヵ所ご紹介します。

1.西高野街道～「高野山・金剛峯寺」

和歌山市の中心部から国道24号を東へ向かい、かつらぎ町に入ったら国道480号を南へ。国道480号は西高野街道と呼ばれるルートで、緑溢れる山間のワインディングをドライブして高野山を目指します。

大門から県道53号に入ると高野山のエリアで、目的地の「金剛峯寺」は道沿いにあります。「金剛峯寺」の参道は木立に囲まれた厳かな雰囲気で、正門をくぐると正面に正殿があり鐘楼や経蔵などが立ち並ぶ境内。国内では最大級といわれる石庭の「蟠龍庭」など随所に見所がありますので、散策がおすすめです。

高野山といえばお土産は「ごまどうふ」、「金剛峯寺」の向かいにある明治創業の老舗「西利」でいかがでしょう。

2.高野龍神スカイライン～「龍神温泉」

高野町のエリアから国道371号を南へ。国道371号は別名を高野龍神スカイラインと呼ばれており、高野山麓の静謐な森の中をドライブできるワインディングロードです。

途中にある道の駅「田辺市龍神ごまさんスカイタワー」には展望台があり、天候の良い日には紀伊水道まで望める絶景のビュースポット。そしてさらに南へ走ると目的地「龍神温泉」の「季楽里」に到着します。こちらは日帰り入浴ができる温泉宿で、大自然に囲まれた露天風呂や開放的な内湯を用意。日本三大美人の湯といわれる名湯を手軽に楽しめます。

館内にはレストランがあり、ランチメニューを用意。少し足を延ばすと道の駅「龍神」もありますので、こちらの立ち寄りもおすすめです。

3.国道311号～「熊野本宮大社」

紀勢自動車道の上富田ICの近くから国道331号に入って東へ。国道331号はゆったりとしたワインディングのドライブが楽しめるルートで、県境方面を目指します。

新宮川に突き当たったら国道168号を北へ向かい目的地の「熊野本宮大社」へ。「熊野本宮大社」は全国に鎮座する熊野神社の総本山であり、熊野三山の中心的な社です。広い境内には「宝物殿」など随所に見所もあり、散策もおすすめ。平成30年は御創建二千五十年奉祝式年にあたり、年間を通じて様々な行事が予定されています。

4.国道42号～「和歌山マリーナシティ」

橋本市のエリアから国道24号を西へドライブし、紀の川を渡って和歌山市の市街地へ。三年坂通りで和歌山城を眺め、徳川吉宗公像の角から国道42号に入って和歌浦湾を目指します。

目的地は1994年の世界リゾート博にあわせてオープンした「和歌山マリーナシティ」。ヨーロッパの街並みをイメージした「ポルトヨーロッパ」をはじめ、ホテルやマリーナなどが揃う複合スポットです。「ポルトヨーロッパ」では和歌浦を一望できる観覧車など各種のアトラクションが楽しめ、随時イベントも開催。花火と音楽がコラボした人気イベント”スターライトイリュージョン”も開催予定です。

「和歌山マリーナシティ」でおすすめするグルメスポットは「黒潮市場」。毎日マグロの解体ショーが行われており、新鮮なマグロや魚介類を使った鮨や海鮮丼などが味わえます。

5.県道24号～「白崎海洋公園」

和歌山市の中心部から国道42号を走り出し、和歌浦のシーサイドをドライブして南へ。門前の交差点から県道23号を経由して県道24号に入り、紀伊水道を眺めながら岬の先端部を目指します。

目的地は「白崎海洋公園」で、”日本のエーゲ海”とも呼ばれる白い海岸と碧い海が広がる絶景を望めるスポット。キャンプ場やログハウスなどもあり、マリンレジャーの拠点としても活用されています。シュノーケリングやシーカヤックなど、手軽に体験できることもポイント。道の駅「白崎海洋公園」が併設されており、特産品販売や観光案内を行っています。

2018年には漁農レストラン「ゆらら」がオープン。町内自給率100％を目指して地元の新鮮な魚介や農産物をふんだんに使い、”漁”と”農”が融合したレストラン、多彩な料理が並びます。

6.県道33号～「南紀白浜」

県の北部から国道42号を南へ走り、紀伊本線・紀伊新庄駅を過ぎたら田鶴の交差点から県道33号へ。内ノ浦湾や池田湾を眺めながらドライブして白浜町の中心部へ向かいます。

目的地は日本三古湯の一つに数えられる白浜温泉の「とれとれの湯」で、多彩な湯殿や岩盤浴などもある温泉施設。田辺湾を望むオーシャンビューの露天風呂は「白浜温泉岩風呂」や、血行が良くなるといわれる「紀州備長炭風呂」などがあり、絶景と癒しの湯を堪能できます。

「とれとれの湯」には隣接して「とれとれ市場 南紀白浜」があり、お土産探しやショッピングにおすすめ。ランチは向かいにある漁協直営の「海鮮寿司 とれとれ市場」で、100種類以上のネタが味わえるこだわりの寿司をいかがでしょう。

7.南白浜道路～「白良浜」

県の南部エリアから国道42号を北へ走り、富田橋の交差点から県道34号・南白浜道路へ。南白浜道路で太平洋を望むシーサイドをドライブして、柱状節理の「三段壁」や砂岩の岩盤が広がる「千畳敷」などの景勝地に立ち寄ってから鉛山湾方面へ向かいます。

目的地は鉛山湾を目の前に望む「白良浜」で、白い砂浜と碧い海のコントラストが美しい景観を描くビーチ。日本の渚100選に選ばれており、ハワイのワイキキビーチとは友好姉妹浜を締結しています。緩やかな弧を描くビーチに沿って椰子の葉パラソルが立ち並ぶ景色はまさに南洋の楽園です。

「白良浜」の南側には海に面して「フィッシャーマンズ・ワーフ 白浜」があり、ランチにおすすめ。レストラン「スカルペッタ」では開放的なオープンテラスで、和歌山の食材を活かした創作イタリアンが供されます。

8.熊野街道～「串本海中公園」

紀勢自動車道を南へ向かい、すさみ南ICで下りたら国道42号・熊野街道へ。熊野街道で太平洋を望むオーシャンビュードライブを楽しみながら紀伊半島の先端部を目指します。

目的地は「串本海中公園」で、水族館や海中展望塔などがある複合スポット。水族館には約500種・5000点に及ぶ海の生き物が展示飼育されており、串本の美しい海を再現しています。そして沖合140mの位置にある海中展望塔は、水深6.3mの海底からサンゴ礁や魚たちの姿を鑑賞できる神秘的な空間。半潜水型海中観光船の「ステラマリス」なら、手軽に海中散歩の気分を味わえます。

園内にはレストラン「アクロポーラ」がありますので、ランチはこちらで。「海鮮丼」や「まぐろ丼」などが並び、本格的な「和歌山らーめん」も用意します。

9.県道41号～「潮岬」

新宮市のエリアから国道42号を南へドライブし、潮岬東入口の交差点から県道41号へ。県道41号で紀伊大島を眺めながら走り、岬の先端部へ向かいます。

目的地は本州最南端の岬である「潮岬」。一帯は吉野熊野国立公園に指定されており、明治3年に設置された「潮岬灯台」をはじめ、「潮岬観光タワー」など見所が点在しています。岬の先端には約10万㎡の芝生が広がり、海抜100mの高さがある「潮岬観光タワー」からは360°を見渡せる大パノラマの景色。タワーの入場料金を支払うと「本州最南端訪問証明書」が発行されます。

こちらでランチにおすすめするのが「潮岬観光タワー」のレストラン。人気の近代マグロを使った「近大マグロ丼」や名物「紀州生しらす丼」など、多彩な海鮮メニューを揃えています。

10.熊野街道～「紀ノ松島」

紀勢自動車道をすさみ南ICで下りたら、国道42号をドライブして紀伊半島の先端部を東側へ。市屋の交差点から森浦湾方面に向かい、県道236号で勝浦湾沿いへ出ます。

目的地は「紀の松島」で、勝浦湾の周辺に大小様々の島が点在する景勝地。その美しさは日本三景の「松島」にも匹敵するともいわれ、浸食により形作られた岩礁が風光明媚な景色を描きます。こちらでは「紀の松島めぐり遊覧船」が運行されており、遊覧船で間近に絶景を望めることもポイント。南海道で随一といわれる景勝地の景観を楽しめます。

「紀の松島」の景色を楽しんだ後は、港近くにある「勝浦漁港にぎわい市場」へ。こちらは2018年6月にオープンしたばかりで地元の海産物や農産物などを幅広く取り扱っており、ご当地グルメが味わえるスポットです。メニューは海鮮丼や寿司をはじめマグロ料理などが多彩に揃い、海風が気持ちの良いウッドデッキで食事を楽しめます。

南風に吹かれて紀ノ国をドライブデート

風光明媚なシーサイドから歴史ある観光名所まで多彩に揃う和歌山県。ご当地グルメも豊富な和歌山で日帰りのドライブデートはいかがでしょう。

※ 掲載内容は執筆時点、価格・基本情報等は参考で変更になる場合があります。
※ 季節によって閉鎖される道路や休業するスポットもあります。
※ 道路工事や交通規制により通行できない場合があります。
※ 掲載画像と実際のプランは一致しない場合があります。