【千葉】日帰りにもおすすめのツーリングスポット10選

房総のシーサイドラインで爽快なツーリング

平地と丘陵が多く長い海岸線に囲まれた千葉県は、風光明媚な絶景ポイントや観光スポットも多くツーリングやドライブに人気の高いエリア。東京など首都圏からのアクセスが良く、日帰りのツーリングにも好適で多くのライダーが訪れます。

そしてツーリングと合わせて楽しむご当地グルメや温泉も魅力的。ショッピングモールやお洒落なスポットが多いため、タンデムツーリングもおすすめです。天気の良い休日に思い立ったら出掛けることができる日帰りツーリングは、デートプランとしてカップルにも人気が上昇しています。

千葉県で日帰りにもおすすめするツーリング、グルメや多彩なアクティビティと組み合わせた10スポットをご紹介しましょう。

銚子ドーバーライン～「銚子ポートタワー」

千葉市の市街地から国道126号で銚子方面へ。銚子市にある美崎町2丁目の交差点から景勝地・屏風ヶ浦の上の上を走る286号・銚子ドーバーラインに入ります。銚子ドーバーラインは、太平洋や外房エリアの眺望を楽しみながら爽快なシーサイドのツーリングができるルートです。

目的地は銚子港の近くに立地する「銚子ポートタワー」。ツインタワーの構造を持ち、ハーフミラーの仕上げが美しいタワーで、最上階の展望台からは遮るもののない絶景が望めます。そして「銚子ポートタワー」の隣にあるのが、銚子港で水揚げされた魚介を用意する「ウオッセ21・水産物即売センター」。新鮮な活魚をはじめ水産加工品など多彩にラインナップしています。

ランチのおすすめは「シーフードレストラン うおっせ」、豪華に揃った海鮮丼などいかがでしょう。

九十九里有料道路～「九十九里浜」

鴨川市や勝浦市などの外房エリアから、国道128号・外房黒潮ラインを北上。東浪見の交差点から県道30号・九十九里ビーチラインを経由して、一宮川を渡ったら九十九里有料道路に入ります。九十九里有料道路は波乗り道路の呼び名で親しまれており、九十九里浜に沿ってオーシャンビューの爽快なツーリングが楽しめるルートです。

目的地は「サンライズ九十九里」ですが、折角ですので九十九里有料道路を終点まで走って県道30号で折り返します。「サンライズ九十九里」は、日帰りでも温水プールやテニス・グランドゴルフなどのアクティビティが楽しめるスポット。館内にはレストランやカフェもありますのでランチや休憩にも好適です。

海の見えるレストラン「はまゆう」はオーシャンビューで広々とした開放的な空間、多彩に揃った海鮮メニューをいかがでしょう。

東京湾アクアライン～「海ほたる」

千葉市にある蘇我ICから館山自動車道に入り木更津方面へ。木更津JCTから東京湾アクアライン連絡道路を経由して、東京湾アクアラインで海の上を走る絶景ツーリングを楽しみます。今回の目的地は東京湾に浮かぶパーキングエリアの「海ほたる」です。

「海ほたる」は海に囲まれている人工島の上に建設された世界的も稀有なパーキングエリア。建物は5階建ての構造となっており、パーキングはもちろん多彩なテナントが出店する商業施設としても人気です。「海ほたる」ではここだけで見ることができる東京湾の絶景を望めるビュースポットも用意。無料で利用できる休憩所の「海の見える大回廊」や「足湯」など様々設備が整っています。

グルメスポットも豊富で、海鮮料理やハワイアンをはじめご当地グルメなど多彩な取り揃え。お土産も揃っていますので、ショッピングも楽しめる複合パーキングエリアです。

東京湾岸道路～「ワイルドビーチ木更津」

千葉市のエリアから国道16号・東京湾岸道路を南へ。東京湾岸道路は名前の通り東京湾に沿って走る道路で、広々としたストレートのツーリングをしたら県道87号を経由して目的地のエリアに向かいます。

目的地は「三井アウトレットパーク 木更津」の隣に位置する「ワイルドビーチ木更津」。人気が急上昇しているグランピングを楽しむことができるスポットで、フォトジェニックでスタイリッシュな雰囲気が魅力的です。こちらはグランピングの本場インドから最新の大型テントを輸入、アメリカンスタイルのヴィンテージエアストリームを導入するなどお洒落な設備が揃っています。

そしてビーチやテラス・ルーフトップでのBBQもOK、レストランでは多彩な肉料理を用意しており本格的な鉄板焼き料理を味わえます。

外房黒潮ライン～「大原漁港」

九十九里町のエリアから九十九里有料道路を走り、県道30号を経由して南へ。東浪見の交差点から国道128号・外房黒潮ラインへ入り、いすみ市にある「大原漁港」へ向かいます。

目的地の「大原漁港」は、伊勢海老の水揚げが国内で随一といわれる漁港。伊勢海老をはじめサザエや鮑がブランド食材に指定されており、港の朝市が人気のスポットです。こちらでランチにおすすめするのが港の直ぐ近くに立地する「地魚レストラン晴海」で、伊勢海老をはじめとして新鮮な魚介を使った料理を供する店。御膳や定食・丼など多彩な取り揃え、名物「伊勢海老御膳」をいかがでしょう。

房総スカイライン～「亀山湖」

木更津市から内房なぎさラインを南へ向かい、外箕輪の交差点から県道164号・房総スカイラインへ。長閑な田園風景の中を走り抜け、有料道路だった区間に入ると木立に囲まれたワインディングとなり快適なツーリングが楽しめます。

片倉の交差点から県道24号・久留里街道に入ったら、北へ向かい目的地の「亀山湖」へ。こちらは豊かな自然に囲まれ秋には紅葉の名所となるダム湖で、遊覧ボートやハイキングを楽しむことができ、様々なイベントも開催されています。

そして温泉入浴ができるスポットもあり「亀山温泉ホテル」では、日帰り入浴をはじめ、客室での休憩や食事とセットになったプランも用意しています。

内房なぎさライン～「鋸山」

木更津市の市街地から国道127号・内房なぎさラインを南へ。内房なぎさラインは湊川を渡ると海岸側を走るため浦賀水道を眺めるツーリングが楽しめます。

目的地は「日本寺」や「百尺観音」などが点在する「鋸山」で、「鋸山ロープウェイ」を利用して山頂まで赴きます。「鋸山」の山頂エリアはビュースポットとしても人気。「十州一覧台」からは十州が一望できるといわれ、東京や伊豆半島をはじめ富士山まで望むことができます。

そして山頂展望台の一角にある「瑠璃光展望台」からは房州石を切り出した石切場を見下ろすことができ、石切場跡の絶景「ラピュタの壁」も見所。ここだけで多彩なビュースポットが揃うエリアです。

外房黒潮ライン～「鴨川シーワールド」

君津市のエリアから県道164号・房総スカイラインを走り、片倉の交差点から県道24号を南へ。片倉ダムを抜け、鴨川有料道路に入るとゆったりとしたワインディングのツーリングができます。

目的地は外房黒潮ライン沿いにある「鴨川シーワールド」。館内は海の生き物毎に様々な展示スペースがあり、イルカやシャチのショーも行われています。トロピカルアイランドでは人気のクマノミをはじめサメやウミガメなどが、ポーラーアドベンチャーでは様々なペンギンを展示飼育しており見所が沢山。レストランやギフトショップも併設されています。

ランチのおすすめは南国・キリバスをイメージしたフードコートの「マウリ」。「エビとマグロカツのトマトライス」などオリジナリティのあるメニューを揃えています。

房総フラワーライン～「アロハガーデンたてやま」

木更津市から国道127号・内房なぎさラインを南へ。多田良の交差点から県道302号に接続して少し走ったら、湾の南側から館山湾沿いを走る房総フラワーラインに入ると、オーシャンビューのツーリングを楽しめます。

目的地は平砂浦に面する「アロハガーデンたてやま」。県内で最大の規模を誇る動植物園で、ハワイをイメージさせる南国の雰囲気溢れるスポットです。園内には動物園の「アロハZOO」や高さ20mの大温室を擁する植物園などがあり、フラダンスショーが開催される「フラテラス」も。レストランやショップをはじめ、道の駅「南房パラダイス」も併設されています。

フードスペースは「レストランワイキキ館山店」と「モアナガーデンカフェ」があり、どちらもハワイアンテイスト溢れるメニューを揃えています。

房総フラワーライン～「白浜フラワーパーク」

鴨川市のエリアから国道128号・外房黒潮ラインを南へ向かい、下三原交差点を過ぎて川を渡ったら県道297号・房総フラワーラインへ。しばらく走ると国道410号に接続、外房沿いのオーシャンビューツーリングをしながら南端エリアに向かいます。

目的地は「白浜フラワーパーク」で、南国リゾートの雰囲気溢れるアウトドアスペース。プールやBBQをはじめオートキャンプ・ティピーキャンプの設備もあり、ビーチに出ることもできます。おすすめは機材も食材もセットになったプランもあって手ぶらで楽しめるBBQ。海を一望できるBBQガーデンで本格的なBBQをいかがでしょう。

南国リゾート気分を味わえる千葉のツーリング

オーシャンビューのシーサイドツーリングを楽しめるコースが多く、アメリカンスタイルやハワイアンなテイストのお洒落なスポットも揃う千葉県。千葉県で日帰りのツーリングにおすすめするスポットをご紹介しました。

※ 掲載内容は執筆時点、価格・基本情報等は参考で変更になる場合があります。
※ 高速道路や一部の有料道路は125cc以下のバイクが通行できません。
※ 季節によって閉鎖される道路や休業するスポットもあります。
※ 道路工事や交通規制により通行できない場合があります。