滅びゆく街、チヴィタにいこう

正式名称は　チヴィタ・ディ・バニョレージョ（Civita di Bagnoregio）

イタリアのラツィオ州に位置するチヴィタは、2500年も前につくられた都市です。台地にそびえたつチヴィタは、雨風により浸食が進んでいるため「滅びゆく街」と呼ばれています。
人口は20人ほどで、人より猫のほうが多いと言われているほど。

チヴィタの行き方

ローマ テルミニ駅から１時間半ほど電車に乗り、オルヴィエートという街に向かいます。
オルヴィエートから40分程バスにのるとチヴィタにいくことができます。
崖の上に街があるため、300メートルの橋を歩いて渡るほか、チヴィタの街の中へ行くことができません。
バスも本数が少なく、アクセスはかなり悪いといえます。

それでもチヴィタにいってほしい

アクセスが悪い分、ローマなどの観光地と比べ観光客も少なく、かなりゆったりとした時間を過ごすことができます。オシャレなレストランやカフェばかりなので、長い橋を渡ったあとはぜひお店に入ってのんびりと過ごしてください。
また、街の中はまるでおとぎ話にでてきそうなロケーションで、どこを歩いても絵になる路地ばかり。街から眺める360度の大自然の景色もたまりません。

おすすめのプラン

おすすめはオルヴィエートに宿泊し、翌朝チヴィタへ向かうプラン。オルヴィエートには立派なドゥーモがあり、さらに名産である白ワインやトリュフも堪能できます！観光地としてかなり魅力的な街となってるのでオススメです。
チヴィタにもホテルがあるので、チヴィタに泊まるのも最高です。時間がないけどチヴィタには行きたい…という方でも、ローマからの日帰りツアーを行ってる旅行会社もありますので、ご心配なく！

映画の世界にも

ジブリ作品『天空の城ラピュタ』のモデル地になったとも言われており、ジブリ好きにはたまらない聖地となっています。
また、綾瀬はるか主演の映画『ホタルノヒカリ』にもチヴィタがでてきます！

ぜひ寄り道の旅行を

イタリアといえばローマやフィレンツェに旅行に行かれる方が多いはず。
でも少し寄り道をすれば、他の人とはちょっと違った、特別な旅行が経験できます。
イタリア旅行の際には、ぜひともチヴィタでのんびりとした時間を過ごしてみてください。