日帰りでも行ける九州のドライブデートコースおすすめ10選

南国の風を感じる九州の爽快なドライブ

北の福岡県から南の鹿児島県まで7県で構成される九州は、温暖な気候で様々な海に囲まれた地域。かつての行政区分である西海道が、9つの国に分かれていたことから九州と呼ばれているようです。

各地にはそれぞれに特色のある観光スポットも揃っており、多くの観光客が訪れます。そしてドライブやツーリングにも人気で、南国の風を感じて走るシーサイドラインから、山々の絶景を楽しめるワインディングロードまで多彩なコースが揃っていることも魅力的です。日帰りでドライブできるスポットも多く、デートプランとしてもおすすめ。ご当地グルメや温泉と組み合わせることでデートも盛り上がるでしょう。

2人の時間と空間を共有でき、日帰りで手軽に楽しめるドライブデート。おすすめする車種は、サイドシートに乗る女子人気の高いスポーティーなモデルで日産「GT-R」。そしてドライバーに人気の高いハイクラスのSUVならボルボ「XC60」などいかがでしょう。

九州で日帰りにおすすめするドライブデートコース、各県毎に厳選したコースを10ヵ所ご紹介しましょう。

【福岡県】国道495号～「門司港」

福岡市から北九州市へ向かい、JR小倉駅のエリアから国道199号へ。国道199号は関門海峡を眺めながら走ることができるルートで、こちらのドライブを楽しみながら目的地の門司港へ向かいます。

門司港の周辺は、明治から大正期にかけて建設された建造物が多く残るレトロなエリア。象徴的な「JR門司港駅」をはじめとして、周辺には「旧大阪商船」や「旧門司三井倶楽部」などの趣ある建物が立ち並びます。「JR門司港駅」には駐車場が用意されていますので、こちらに駐車して散策するのがおすすめです。

ランチのおすすめは「旧門司三井倶楽部」の1Fにあるレストランの「和洋Restaurant・三井倶楽部」。ご当地グルメの焼きカレーや、下関の名物であるフグ料理など多彩なメニューを用意しています。

【佐賀県】唐津街道～「虹の松原」

佐賀市から唐津湾方面へ向かい、玉島川の河口付近で県道347号・唐津街道へ。唐津街道は日本の道100選にも選ばれた道で、日本三大松原の1つであり特別名勝にも指定されている「虹の松原」の中をドライブすることができます。

「虹の松原」を後にしたら唐津湾の西側から国道202号に入り、オーシャンビューのドライブをしながら呼子のエリアへ。次の目的地はイカシュウマイ発祥の店といわれる「海中魚処 萬坊」で、海に浮かぶレストランです。テーブル席と小上がり席は海の中にあり、水族館にいるような気分。呼子の名物であるイカをはじめ、鯛や鰤など絶品の海鮮料理が供されます。

【長崎県】国道204号～「平戸オランダ商館」

佐世保市のエリアから国道204号を北にドライブして、平戸大橋入り口交差点から国道383号へ。平戸大橋は鮮やかな朱で塗られた美しい吊り橋で、この橋を渡って平戸島に入ります。

平戸桟橋に向かって走ると、平戸港交流広場の駐車場があるので車はこちらへ駐車。ここから少し歩くと目的地の「平戸オランダ商館」や「オランダ塀・オランダ橋・オランダ埠頭」があるエリアに到着します。「平戸オランダ商館」は、1600年代にオランダとの貿易港として賑わった当時の資料や交易品を展示する資料館。周辺に点在する史跡と共に往時の雰囲気を感じることができるでしょう。

「平戸オランダ商館」の近くにはアンティークなコーヒー＆ピザ店「大渡長者」がありますので、ランチにいかがでしょう。

【長崎県】国道202号～「グラバー園」

長崎自動車道を走り、長崎多良見から長崎バイパスへ。山間を抜ける長崎バイパスは、広々とした見晴らしの良いエリアや山間をゆったりとドライブできるコース、この道路で長崎の市街地へ向かいます。

目的地は各国の豪華客船が停泊する長崎港松が枝国際ターミナルからも近い「グラバー園」。スコットランド出身の貿易商であるトーマス・ブレーク・グラバーの邸宅をはじめ、様々な史跡が集められた公園です。園内には旧ウォーカー邸や旧リンガー邸などが移築されており異国情緒溢れる雰囲気。ガーデンショップや、気に入った衣装で撮影ができるレトロ写真館などもあります。

そして「旧自由亭」は日本で初めての西洋料理レストランだった建物。現在は喫茶室として営業していますので、「自由亭オリジナルブレンド珈琲」などいかがでしょう。

【熊本県】国道324号～「天草」

熊本市内から国道266号を島原湾方面へ。国道266号は天文橋を目の前にすると天草パールラインと呼ばれる道路になり、名所・天草五橋の絶景ドライブを楽しみながら天草市に入ります。

今回の目的は天草の下島にある通詞島海域でのイルカウォッチング。国道324号でシーサイドを走って、「丸健水産 イルカウォッチングセンター」へ向かいます。こちらはイルカを間近に見ることができる漁船を使用しており、多くのイルカが棲息する通詞島沖合でウォッチングを実施。周辺の海域を熟知した船長が的確にイルカのポイントに案内してくれます。

そしてもう一つの目的が水揚げされたばかりの新鮮な生うにを使った「ぜっぴん旬の生うに丼」。イルカウォッチングとのセットプランがおすすめです。

【大分県】国道213号～「大分マリーンパレス水族館 うみたまご」

豊後高田市のエリアから海沿いを走る国道213号へ。国道213号は周防灘や伊予灘をはじめ、周辺の島々まで望むことができ、オーシャンビューの爽快なドライブを楽しめるルートです。

国道213号は日出町で国道10号に接続、目的地は別府市を抜けたエリアにある「大分マリーンパレス水族館 うみたまご」です。館内はゴマフアザラシやマゼランペンギンがいる「海獣ゾーン」や、ネコザメやチンアナゴがいる「魚類ゾーン」があり、イルカのショーなど見所が沢山。そして動物やアートとふれ合える新感覚の「あそびーち」もオープンしました。

2Fにはレストラン「A-ZOO」がありますのでランチにおすすめ、人気の「オムバーグランチ」などいかがでしょう。

【宮崎県】日南海岸ロードパーク～「フェニックスリゾートシーガイア」

日南市のエリアから国道220号・日南海岸ロードパークを走って北へ。日南海岸ロードパークは途中で県道377号に接続する道路で、南国の風を感じるシーサイドラインの爽快なドライブを楽しめます。

目的地は大淀川を越えた先にある「フェニックスリゾートシーガイア」。ホテル・スパ・レストランなどの複合施設で、様々なスポーツ・アクティビティが楽しめます。こちらでのおすすすめは多彩に揃ったグルメスポットから、2017年2月にオープンした「リストランテ・アルコ」。あの落合務シェフが監修するイタリア料理のレストランで、ホテル高層階・42Fからの絶景と美食をランチで手軽に味わうことができます。

【宮崎県】県道1号～「えびの高原」

宮崎自動車道を小林ICで下りたら、県道1号へ。県道1号は「生駒高原・えびの高原北展望・赤松千本原」など随所にビュースポットがある道路、山間のゆったりとしたルートで絶景ドライブが楽しめます。

不動池を過ぎると目的地の「えびの高原」のエリア。霧島錦江湾国立公園の一部であり、火山性のガスによってススキ原が赤く色付くことが「えびの」の由来と伝わっています。希少な動植物が生息するエリアでもあり、秋には紅葉の名所としても人気。県道1号から県道30号に入ると右手に「足湯の駅 えびの高原」があり、無料で足湯を利用できます。

「足湯の駅 えびの高原」にはお土産を揃えるショップや、ご当地グルメを用意するレストランもありますのでランチタイムにおすすめのスポットです。

【鹿児島県】国道10号～「桜島」

鹿児島市の市街地から国道10号を北へ。こちらは日豊本線と並行してシーサイドラインをドライブできるルートで、霧島市のエリアから国道220号に接続して桜島の東側へ向かいます。

国道220号から国道224号に入ると目的地である桜島のエリア。少し走ると「有村溶岩展望所」があり、目の前に広がる溶岩原と根を張るクロマツが桜島らしい景観を生み出しています。桜島港のエリアに到着すると「桜島ビジターセンター」があり、入館料無料で様々な展示品を観賞することもOK。センター内には「ミュージアムショップ」を併設しており、桜島でしか購入できないレアなアイテムも販売しています。

桜島港フェリーターミナルからはフェリーで鹿児島港に渡ることができますので、帰りはこちらがおすすめです。

【鹿児島県】国道225号～「枕崎」

鹿児島市の市街地から国道225号を南へ。国道225号は南九州市のエリアに入ると、長閑な風景や田園の中をゆったりとドライブできるルートになります。

目的地は鰹で有名な枕崎市で、港沿いにある「枕崎お魚センター」へ。こちらでは食事付きで鰹の「わら焼き体験」をすることができ、水揚げされたばかりの新鮮な鰹を豪快にわら焼きして味わうことができます。そして港から国道226号を少し東へ走ったエリアにある「枕崎観光ホテル岩戸」は、リーズナブルに日帰り温泉が楽しめる温泉ホテル、こちらもおすすめです。

九州の日帰りドライブデートはグルメや温泉も

オーシャンビューから山々を望む高原の道路まで多彩なドライブコースがある九州。グルメや温泉と合わせて楽しむことで休日のドライブデートを充実したプランにできるでしょう。

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※ 季節によって閉鎖される道路や休業するスポットもあります。
※ 道路工事や交通規制により通行できない場合があります。