大人におすすめの高級おしゃれインテリアブランド12選

世界中のインテリアブランドを一挙紹介

「インテリア」と一口に言っても国や地域の違い、ライフスタイルによって、デザインやインテリアのスタイルは大きく異なります。

そんな世界のインテリアのブランドを地域ごとに大きく分け様々な観点から、個人的にオススメのインテリアブランドを特徴も交えながら紹介していきます。

ノルディックスタイル（北欧）

1. Carl Hansen & Son（カールハンセン&サン）

カール・ハンセン＆サンは創業100年を超える歴史のあるデンマーク家具メーカーです。デンマークの家具デザイナー、ハンスＪ.ウェグナーの家具を最も多く製作するメーカーとしても知られ、伝統的なデンマークの家具職人技巧を基本に、耐久性に優れた家具をデンマーク国内で製作し、世界各国に送り出しています。

代表作は、ハンスＪ.ウェグナーのYチェア。そのルーツは中国明時代の椅子をリデザインしたチャイニーズチェアにあるというのだから驚きです。「Yチェア」という名前は正式な名称ではなく、背もたれの特徴的な形状のパーツから誰からともなくそう呼ばれるようになりました。ヨーロッパでは「ウィッシュボーンチェア」の愛称でも親しまれています。特殊な形状にもかかわらず、シンプルなデザインでさりげないオシャレをお部屋に演出してくれます。

カール・ハンセン＆サンジャパン公式オンラインショップ

2. ニカリ(NIKARI)

フィンランドの家具職人、カリ・ヴィルタネンが1967年に設立した家具ブランド。カリ自ら工房近くの森に足を運び、木材の選定までしていたことは有名で、木材の特性を表現した家具を多く作り続けてきました。

シンプルなデザインが多い北欧家具の中でもニカリの家具は特にシンプルで、面と線で構成されたそのデザインには一切の無駄がなく、芸術性を感じるほどです。機能性や耐久性だけでなく、見て楽しめるデザインのニカリの家具。お部屋に置くことで、毎日帰ることが楽しみになりそうですね。

永野製作所

日本国内においては、生産、販売のライセンス契約を結んだ永野智士によって永野製作所で展開されています。

3. ベルグファニチャー(BERG Furniture)

1974年の設立以来、リクライニングチェアとソファを専門的に手掛けてきたデンマークの老舗ブランドです。北欧家具ならではのシンプルなデザインはもちろん、機能性、高級感、存在感を併せ持つ製品が大きな特徴です。

人間工学によって、究極の座り心地求め設計された「8−hour cahir」（8時間座っても疲れない椅子）の異名を持つ製品はあまりにも有名です。エレガントな雰囲気をまとうことから、世界中のホテルや企業の重役室などでも愛用されています。

一切の妥協を許さないベルグファニチャーの製品。工場で熟練された職人一人ひとりが責任を持って作った証として、製品には一つずつ、製作者それぞれのサインが刻まれています。

アメリカンスタイル（アメリカ）

4. Ethan Allen （イーセン アーレン）

イーセンアーレンは、アメリカを代表する家具ブランドでリビング、ダイニング、ベッドルームまで。さらには照明、小物まで何でも揃うトータルインテリアブランドです。モダンやエレガンスといったスタイルごとにスタンダードだけどお洒落な家具を提案してくれるブランドで、自分のスタイルを決めてイーセンアーレンで選べば必要なものが何でも揃うので非常に便利なブランドです。

イーセンアーレンの製品は古き良きアンティーク家具の趣を基調とした美しいデザインで、アメリカ国内でも人気の高いブランドです。どこか懐かしい印象と現代風の雰囲気を併せ持つ、新鮮なデザインは使い手に多くの安らぎを与えてくれます。

5. NORMAN（ノーマン）

ノーマンはアメリカを中心に世界20カ国以上で支持、愛用されているブラインドメーカーで、1974年に台湾人のノーマン・ニェンによって設立されました。設立当初はわずか7人。設立当初は竹のすだれを主に生産しておりました。

窓をオシャレに飾るブラインドを多数製作しており、中でも桐を使ったウッドシャッターは日本ではあまり見られないため、ワンランク上の空間を演出します。

世界最軽量で高品質な製品に加え、1ミリ単位の精密なオーダーが可能で、あらゆる窓のサイズに合ったブラインドの製作を可能としています。（日本のブラインドメーカーは5ミリ〜1センチ単位での製作が主流です。）ご自分のお部屋の窓にぴったり合わせた最高級のブラインドで、よりオシャレな部屋を演出をしてみてはいかがでしょうか？

ノーマン製品は「ノーマンジャパン」のオンラインショップより注文することができます。WEB予約により、現地でのお打ち合わせも可能となっています。

NORMAN JAPAN（ノーマンジャパン）公式サイト

6. ACME Furniture（アクメファニチャー）

アクメファニチャーは、アメリカ各地から集められた1940年〜70年代のヴィンテージ家具や雑貨を、日本の熟練された専門職人による忠実なメンテナンスによって息を吹き返します。またアメリカンヴィンテージから得たインスピレーションベースに、創業30年の中で培われた技術と経験を生かし、作り手の思いとこだわりを丁寧に抽出、表現されている家具や雑貨を多く販売しております。

アクメファニチャーの人気な点は、アメリカンヴィンテージの雰囲気の製品を多く販売することで、幅広い層の男性からの支持を得ています。さらにアクメファニチャーは家具や雑貨の域を超え、内装材メーカー「シンコール」とのタイアップも魅力で、クロス（壁紙）の共同提供もしております。ソファ、ラグ、照明、棚、テーブル、壁紙と部屋全体をアクメファニチャーで統一し、落ち着いた大人の雰囲気漂うお部屋で過ごしてみたいものですね……

ブリティッシュスタイル（イギリス）

7. Laura Ashley （ローラ・アシュレイ）

1953年にローラ＆バーナード・アシュレイ夫妻によって設立された英国発のブランド。最新の英国ライフスタイルを伝えるリーデイングカンパニーとして世界に460店舗以上を展開しています。

小さなアパートで、テキスタイルプリントから始まったというローラアシュレイ。現在ではファニチャー、オーダーカーテン、オーダーソファなどのインテリアコーディネートから雑貨やレディスファッションに至るまでライフスタイル全般に幅広く商品やサービスを提供しています。

伝統的なブリティッシュスタイルを基調としており、美しく、気品で高級感のある優雅な空間を演出します。ローラアシュレイの独自のスタイルは憧れのライフスタイルとして多くの支持を集めており、中でも女性から支持が高いです。世界中の女性から支持を得ているローラアシュレイ。お部屋のコーディネートに加えることで女性受けの良い部屋を演出してみてはどうでしょうか？

8. TOM DIXON（トム・ディクソン）

トム・ディクソンは照明、家具、ホームアクセサリーを展開しており、トム・ディクソン氏によるデザインのブランドです。素材そのものの特徴を生かした、独創的な創作手法は、トム・ディクソン氏の特徴といわれる、一種異端的、且つ工業的なアプローチを体現するものであり、その表現方法は一見英国的な側面を持ちながらも、奇抜/ユニークな部分を兼ね備えています。

独創的なデザインの多い、トム・ディクソンの照明は個性的な空間を演出し、ガラッとお部屋の雰囲気を変えてしまうことでしょう。また、独創的なデザインから伝統的なフォルムの照明まで、幅広いデザインを取り揃えており、機能性も充実しています。

ワンランク上のインテリアコーディネートを目指す上で、トム・ディクソンの照明は外せません。照明以外にも家具やホームアクセサリーも照明同様、独創的商品が多く隙のないブランドとなっています。

9. ERCOL （アーコール）

アーコールの代名詞と言えるのが1947年にロンドンの北西部の街で作り出された「ウィンザーチェア」です。固い木を水蒸気で蒸すことで、弓のように曲げる「曲げ木」の技術がいかされています。また、軽くて持ち運びに便利なアーコールチェア。積み重ね出来るスタッキングチェアは、イギリスの学校のイスとしてよく使われていました。

丈夫で美しく、無駄のないなモダンブリティッシュデザインは、現在もなお、世界中で多くの人に指示されています。細部に至まで使い手のことを考えられたアーコール製の家具は、優しい印象の家具が多く、作り手の思いまで伝わってきます。アーコールの家具は安心の空間を与えてくれること間違いなしです。

フレンチスタイル（フランス）

10. Roche Bobois（ロッシュ・ボボア）

現在まで、ヨーロッパや北米、アジアなど世界50カ国、250店舗を展開しているフランス発のインテリアブランドです。塗装やサイズ、仕上げなどプロダクトをカスタマイズすることが可能としており、自社工場は持たず、各分野の専門工場と独占契約を結び製造を委託することでスピード感のある生産工程を実現しています。

日常に自分の好きなものや好きなことを取り入れて生活する（暮らしの芸術）という意味から、「アール ド ウィーヴル＝Art de vivre」（art=芸術 vivre=生活する）と呼ばれる思想を反映させたデザインが特徴となっています。

2017年3月25日には、日本の旗艦店となる「ロッシュ・ボボア トーキョー（Roche Bobois TOKYO）」を青山に出店する予定となっており話題となっています。デザインにも素材にもつくりにも一切の妥協を許さないロッシュボボアの家具たちは、一度使ったら手放せないものばかりです。

11. Coquecigrues （コクシグル）

コクシグル の家具やランプはどこか懐かしく、フランスアンティークな雰囲気を持ち、安心感のあるデザインで人を惹きつけます。

また、刺繍や織物を通して18世紀のスタイルを細かく表現することが多く、誰もが過去の記憶に結びつくような商品を送り出してきています。フランスの伝統的なデザイン、トワルドジュイ模様（18世紀頃の人物、風景、植物、神話、天使などをモチーフにした主に２色使いのデザイン）を刺繍したファブリックは落ち着いた色合いのものが多く、上品な雰囲気があります。

人気の高いコクシグルのカーテンやクッションといったファブリックは、上質なリネンやコットン素材が使用されています。また、繊細かつ大胆なデザインで独特な世界観を演出してくれるでしょう。

12. merci（メルシー）

メルシーブランドは2009年5月のオープン以来、オシャレなパリジェンヌを始めとして、世界各国にファンを獲得してきました。日本にもファンが多く存在し、日本語のサイトも開かれるほどです。

メルシーのショップへ足を運ぶと、真っ先に目につくのが、エントランスです。このエントランスでは、毎回違うコンセプトでインテリアをデコレーションします。一定期間が過ぎるとコンセプトを一新し、商品を入れ替えてしまうため、毎回足を運ぶことが楽しみになります。

家具や、照明、壁紙等のインテリア商品を多く取り扱っているメルシーですが、インテリアだけに関わらず、食器や洋服、ステーショナリー など、ライフスタイルに関わる全般の商品を取り扱っています。

現代的で独創的な商品が多いため、メルシーの雑貨をお部屋に置くだけでオシャレなインテリアへと変化します。メルシーの 商品をお部屋に揃え、オシャレなお部屋づくりをしてみませんか？

インテリアコーディネートに正解はない……？

いかがでしたでしょうか？あなた好みのブランドはこの中にありましたか？

今回紹介したブランドは高級でオシャレな商品を多く取り揃えているので是非オススメです！

世界にはたくさんのインテリアブランドが存在し、今回紹介できたブランドも、ほんの一部にすぎません。
たくさんのブランドがある中で、ブランドの選定に正解はありません。あくまで自分好みに。
あなたの落ち着く空間を、インテリアのコーディネートで演出出来ると良いですね。