古来より日本人の空腹と健康を支え続ける食材「梅」の究極 高級梅5選

シンプルだからこそこだわりたい魅惑の果実

あらゆる食に溢れた日本ですが、中でも梅干には、そこまで特別感を感じないかもしれません。食卓の漬物としての定番であり、弁当にはかならずといっていいほど入っており、またコンビニのおにぎりコーナーでは、比較的安価で年中売られています。ですが、そうした定番的人気を誇るのは、長い歴史の中で数多くの日本人に愛されてきたからこそとも言い換えられます。

古来から愛され続ける万能食「梅干」

梅干は、古くは中国からもたらされ、984年に著された日本最古の医学書「医心方」でもすでに薬効が紹介されているほどの長い歴史を誇ります。もちろん薬としての他にも、食事としてや、果物、戦場での非常食、保存食、殺菌効果など、さまざまな角度から親しまれています。現代においても、特別視はされにくいながら、なくてはならない存在として、誰もの心に、遺伝子にその魅力が刻み込まれ続けているのではないでしょうか。

さて、今回ハイクラスなVOKKA読者諸兄におすすめするのは、数ある中でも、一味も二味も違う特別な高級品。同じ梅干でも、こうも違うのか…そんな感動覚えること必至の逸品となっています。日々の楽しみに、白メシをかっ食らう際のお供に、または贈答品として、重宝することうけあいです。

勝喜梅　甘仕立て【極】（きわみ）20包

梅の最高級ブランド、紀州南高梅の中でも選りすぐった良粒のみを使って作る、勝喜梅の【極】シリーズ。その中でもこの甘仕立ては、定番的商品として人気があるそうです。甘さや酸味などをバランスよく仕上げ、梅本来の味わいを引き立てています。一粒ずつ和紙で包んだ上質な仕様となっている点もポイント。

価格　3,240円（税込）

和歌山県 紀州 【梅満開】　梅干し (大 20粒入)

本場和歌山紀州より、直送にて届けられる間違いのない上級品です。梅の季節感じられる爽やかなデザインの和紙で一粒一粒包装していることに加え、それらを収める入れ物に上等な木箱を使用しており、賞味する前からも高級感が感じられてなりません。塩分6％の塩控えめ仕立てとなっているので、南高梅ならではの自然の甘さを、健康や塩辛さも気にせず気兼ねなく楽しめます。

価格　7,650円（税込）

梅翁園．紀州南高梅干　慶びの梅酌１２粒

前述までの2品と同じく、こちらも和紙個装の紀州南高梅ですが、知名度や期待値的には特に注目すべき銘柄かもしれません。理由は、以前人気バラエティ番組のおもたせとして紹介され、全国的に人気の存在となっているためです。色味鮮やかでふっくらとした果肉は、まさに果物といえる贅沢感。和歌山みなべで昭和17年より続けられる老舗、梅翁園.の歴史と経験が凝縮された一粒となっています。

価格　3,700円（税込）

京橋千疋屋　梅干ふくふく（小）

知名度でいえば、こちらも負けていないでしょう。高級フルーツの名店としてハイクラスから好まれる、千疋屋の梅干であるためです。数あるフルーツ類は有名でも、こちらはあまり知られていないかもしれません。贈答品としても重宝できそうです。ブランド名に恥じない、まさに果物といっても過言でない肉厚感が違いを感じさせます。ごはんのお供のみならず、お茶うけに、そしてそのまま菓子として食べても満足必至。

価格　5,400円（税込）

深見梅店　フルーツ梅干し 和紙包み 12粒 桐箱入

1940年創業時より、梅干だけを作り続けるこだわりの老舗、深見梅店の一品。梅にモーツァルトを聴かせるという一風変わった製造法を取り入れており、独創性が感じられます。とはいえ味も一級品で、梅干業界初の6年連続モンドセレクション金賞受賞、フランスパリのミシュランが認定するレストランで食材として使用されているなど、各面からお墨付きを得ています。業界の異端児的梅干、要チェックです。

価格　3,280円（税込）

身近で定番的な存在にこそお金をかける贅沢

梅干は、本来決して高価なものでもありません。そのため、今回紹介したような高級品であっても、金額的には手も届きやすいです。ですが、身近で定番的な存在にこそこだわるという余裕こそが、ハイクラスの嗜み。あえて梅というシンプルな食材を追求することで、より豊かな日々が遅れます。日本古来より愛され続けてきた絶妙かつ贅沢な味わいに、食が進み、心満たされ、ビジネスシーンを駆け抜ける活気すらをも手に入れられることでしょう。