2017年流行カラー「グリーン」を取り入れる春のファッション小物10選

2017年のトレンドカラーとは？

世界共通の色見本を作成しているアメリカのパントン・カラー研究所は、2000年から毎年12月に「Color of the Year」を発表しています。昨年2016年は、初の2色同時の発表ということで、淡いブルーの "セレニティー（Serenity）"とペールピンクの "ローズ クウォーツ（Rose Quartz）"が選ばれていました。
2017年のカラーは「グリーナリー（Greenery）」。草木を思わせる明るいトーンのグリーンです。
毎年、ファッション業界のみならず、インテリア、美容のほか、車などの工業製品、さらに、社会情勢全般を細かく精査したうえで選定されています。
平和と希望を連想させるグリーンは、春からの装いにもぴったり。普段、色をファッションに取り入れることが少ない人は、小物を使って差色として使用するのがおすすめです。

ネクタイ

ビジネスマンの必須アイテムであるネクタイは、その人のセンスが最もよくあらわれるといっても過言ではないでしょう。
シルク、ウール、コットン、ニットなど、ネクタイにもさまざまな素材がありますが、特にシルクはフォーマルでもカジュアルでも、シーンを問わずに使える優れもの。明るいグリーンの色は、毎日の職場で、信頼関係を築きたい会食や接待で、さらに、オケージョンでは結婚式などにも重宝します。
シルク100%のエルメスのタイは、触り心地も抜群で、上品な光沢が顔回りをぱっと明るく見せてくれます。日本のビジネスマンなら必ずは持っているネイビーのスーツとも相性抜群なので、一本持っておくと大活躍です。

シャツ

爽やかさを演出するのにぴったりなのが、グリーンのシャツ。ブラック、ネイビー、ベージュなど、どんな色のスーツにも合わせやすく、着回し力も抜群です。
GAPのオックスフォードシャツのように、カジュアルな素材のものはデニムと合わせてもクールな印象に。Ｔシャツなどの上にアウターがわりでさらりと羽織るのも、春先にはぴったりのコーディネートです。
オフィスでドレスシャツを着用する場合は、ネイビーなどブルー系のタイを締めると同系色でまとまってすっきり見えますし、黒やグレー、ブラウンなどの落ち着いた色味ともマッチします。

ソックス

なかなか目に見えないところまでしっかり気を配るのもビジネスマンのたしなみですよね。
オフィスでは黒や茶、グレーなど落ち着いた色を選ぶのが基本ですが、TPOをわきまえたうえで遊び心を出すのであれば、差し色として着用してもおしゃれです。寒色のグリーンは、羽目を外しすぎた印象にならないのも高ポイント。
スウェーデンのソックスブランド、ハッピーソックスは、ポップでカラフルなデザインが大きな魅力ですが、実はビジネスマン向けにドレスソックスも展開しています。
「ペルヴィアンピマコットン」というペルー原産の上質なコットンを使用しており、すぐれた耐久性と、シルクのような肌触りが特徴です。

ストール

数あるファッション小物の中でも、特に他の人と差をつけられるのが、ストール使い。春のアウターとのコーディネートも楽しんで、素材感、巻き方にも気を使えば、スタイルをワンランク上に格上げしてくれます。
URBAN RESEARCH DOORSで展開しているのが、ざっくりとした大胆なストライプが新鮮なストール。エッジの効いたデザインを見せるために、巻くのではなく、ただ首からかけるだけ、というクールな装いもおススメです。首からかけて、その上からジャケットやコートを羽織ると、フチからさりげなく色がのぞいて一気にお洒落な印象になります。

ハンカチ

ハンカチは身だしなみに気を遣うビジネスマンの必需品。持ち歩く習慣はあっても、ブランドや、デザインまで気を遣う方はまだまだ少ないようです。ハンカチは、価格としてもハイブランドを取り入れやすいアイテムなので、これを機に一新してみるのもおすすめ。「バーバリーの無地」という王道中の王道からスタートしてみるのはいかがでしょうか。
フレッシュなグリーンは、清潔感を演出するにはうってつけのカラーです。ネクタイやシャツなど、他のアイテムと色を合わせるのもお洒落の一環。アイロンでパリッとプレスされたハンカチがさっと出てきたら、印象がぐっと良くなること間違いなしです。

時計ベルト

長く愛用している定番の時計も、季節や、その時々のオケージョンによってベルトを変えてみるのがオシャレ上級者の嗜み。深いグリーンを選べば、スーツスタイルを邪魔せず、大人らしいセンスの良さを演出してくれます。
時計ベルトの専門社、カミーユ・フォルネは1945年にフランス、ピカルディ地方で設立された老舗で、パテック・フィリップやショパールなど、高級時計ブランドのベルトを多数手がけています。こちらで紹介しているのがApple Watchのもの！上質なカーフ素材と美しいステッチで、最新テクノロジーにクラシカルな味わいを持たせています。

カフスボタン

普段カフスボタンをつける機会は少ないかもしれませんが、つける習慣がない人が多いことで、ここまで気を使えば逆に「おっ」一目置かれることでしょう。スーツや、ネクタイのカラーとバランスをとりながらコーディネートを楽しむのが粋なビジネスマンのたしなみ。
エリザベス・パーカーはイギリスのブランドで、英国の伝統を引き継いだ安定感を持ちつつ、モダンな要素がきらりと光る独特のデザインが魅力です。

ポケットチーフ

フォーマルシーンには欠かせないのが、ポケットチーフ。シャツと同系色のものを選ぶとすっきり見え、シーンに合わせて鮮やかなトーンや柄物を選ぶとぐっとスタイルアップすることができます。
アメリカのトラディショナルスタイルの代表格ともいえるブランド、ブルックス・ブラザーズからは、上質なシルクに、繊細なペイズリー柄をあしらったチーフをラインナップ。エレガントかつ、華やかな印象を与えてくれます。

スマートフォンケース

社内でも、社外でも、意外と見られているのがスマートフォンのケース。今や誰もが持っているアイテムであるからこそ、一人前のビジネスマンとしては、時計やお財布を選ぶ感覚で気を使いたいものです。
天然レザーの艶と、深いグリーンの色味が美しいイルビゾンテのスマートフォンケースは、オフィスシーンにもなじむ、シンプルで上品なデザイン。ステッチレスのデザインになっており、細かいところまでブランドのこだわりを感じさせます。

スニーカー

カジュアルスタイルの代名詞のようなスニーカーですが、最近はオフィスでも履けるようなシックなデザインのものが増えています。チノパンにジャケットを羽織れば、さりげないハズしを利かせたオフィスのスニーカースタイルに。
日本が世界に誇るスニーカーブランド、オニツカタイガーの名品「TIGER ALLIANCE」は、1980年代に展開していた「ALLIANCE」のデザインをベースにリバイバルしたスタイル。ミッドソールには安定性を維持する「αGEL(アルファゲル)」を使用しており、履き心地、機能性も申し分ありません。
落ち着いたモスグリーンのカラーは、デニムスタイルはもちろんのこと、ジャケットスタイルにもぴったりです。

シーンに合わせて流行を楽しもう！

いかがでしたか？
服の中には取り入れづらい…という人でも、小さなアイテムを変えるだけでぐっと印象が変わり、オシャレな雰囲気になるもの。
４月から新しい環境に身を置く人も多いと思いますが、グリーンを取り入れて、ぜひフレッシュな気持ちで春を迎えてくださいね。