【希少な存在】新車で買える! 空冷ネイキッドバイク5選!

【希少な存在】新車で買える! 空冷ネイキッドバイク5選!

空冷エンジンのネイキッドバイクにこだわりを持つライダーも多いはずです。空冷エンジンならではの美しく伸びたフィン、ラジエターを必要としないシンプルなエンジン周り、そして乾いた排気音。これらすべて空冷エンジンでしか味わえない魅力となっています。現在新車で購入できる空冷ネイキッドの紹介です。

yorozuyaworksyorozuyaworks
  • 32,743views
  • B!

空冷エンジンの新車が少ない理由

出典:pro.foto.ne.jp

バイク好きの中には、空冷エンジンにこだわりを持っている人は多いように感じます。空冷エンジンのバイクに乗りたいために、トラブルを気にしながら古いバイクを選択しているライダーもいるほど。

もちろん、故障も楽しみたい人もいるようですが、目的地までノントラブルでたどり着きたいのが心情。とはいえ新車では数少ないラインナップという状況。むしろ新車で空冷エンジンネイキッドが販売されていることすら知らない人もいるほどです。

ではなぜ空冷エンジンが減ったのか? それは厳しい自動車排ガス規制や、低燃費を追求するメーカーの姿にあります。実は空冷エンジンでは、走行風だけに頼り、エンジンを冷却する、と言うのは難しく、エンジン温度を上げすぎないようにするために、ガソリンを多く噴射する必要があります。

すると排ガスは汚くなり、自動車排ガス規制をクリアできないという問題。そして燃費が悪化するという問題が生じます。特に自動車排ガス規制の強化がネックとなり、すでに多くの名車たちがこれを理由に姿を消しました。そんな厳しい条件をクリアした精鋭たちが、現在新車販売されています。

どれもメーカーにとっては意地でも販売したい、名誉あるモデルばかりです。それぞれ紹介するので参考にしてください。

1:スズキ ST250

昔ながらのシンプルなスタイルが特徴的なスズキ ST250。多くのライダーに親しみやすい250ccクラスで、唯一のネイキッドタイプです。単気筒エンジンを採用し、扱いやすい、クセのないフィーリングが特徴となっています。

車両重量は146kgと軽量で、シート高は770mmと足つきのいい高さです。街乗りが楽しめる適度なスペック。新車価格は48万4,920円という手軽さも嬉しいST250は女性にも人気となっています。

2:ヤマハ SR400

出典:yorozuya3.xyz

30年以上続くヤマハの代表作。400ccで単気筒、いわゆるビッグシングルエンジンによる、鼓動感と太いトルクが魅力のSR400。もっともこのバイクの特徴はキックスタートオンリーであることです。エンジンの始動すら楽しめる、そんな一見デメリットのようなことも、このSR400にとってはメリットとなります。新車価格は55万800円。

3:カワサキ W800

カワサキの古くから続く伝統的なモデルであるW800。シャフトドライブをベベルギアを介し駆動させる、独自の設計の2気筒エンジンは、最近型にして、レトロな排気音を奏でます。現代のバイクに抵抗のある方でも気に入ってもらえることは間違いないでしょう。新車価格は92万5,560円。

4:ヤマハ XJR1300

もともとは空冷最速ネイキッドとして登場したXJR400の兄貴分です。これまでにはなかった高性能な空冷4気筒エンジンを搭載した1300ccモデル。サスペンションやブレーキキャリパーなど、純正にしてこの上ないパーツ選びが話題となりました。新車価格は111万2,400円。

5:ホンダ CB1100

伝説の旧車が21世紀に蘇った! といっても過言ではない、トラディショナル作りのCB1100。その見た目通り、排気音やハンドリングなど、過去の名作そのものです。旧車好きにターゲットを絞った空冷4気筒エンジンのネイキッド。

アフターパーツを装着することで、CB750F、CB400FOURなどのスタイルにチェンジできます。新車価格は113万4,000円から。

どれも希少な存在

現在新車販売されている、空冷エンジンのネイキッドバイクは以上となります。やはり規制などの影響で数限りあるモデルのみしか販売されていません。全滅危惧種といってもいいほどですね。年々規制が厳しくなるので、どのモデルもいつ販売終了してもおかしくありません。この機会にぜひ新車で手に入れてみてくださいね!

この記事のキーワード

この記事のライター

yorozuyaworks

自動車、バイク、アパレル関係のお仕事に携わっておりました。その経験を生かしライター活動をさせていただいております。

関連する記事

あわせて読みたい

コメント