「クール・ジャパン」の代表格!?押井守監督の名作3選

「クール・ジャパン」の代表格!?押井守監督の名作3選

押井守監督はアニメに実写映画の技法を持ち込んだスタイリッシュな映像と、哲学的な作風が話題を呼び、国内のみならずヨーロッパ・アメリカ等で高い評価を受けています。アニメのみならず実写作品も多数監督しています。

vokkaVOKKA 編集部
  • 5,012views
  • B!

世界的評価の高いアニメーション監督、押井守

「クール・ジャパン」として世界から注目を集める日本のアニメーション作品。
宮崎駿監督のジブリ作品等がアカデミー賞を受賞したことは有名ですが、実は押井守監督作品も多数が海外映画祭に出品されており、欧米で注目度の高い監督です。

『パトレイバー2』は日本の未来を予言した?

Amazonで詳細を見る

それまでも『うる星やつらビューティフル・ドリーマー』『パトレイバー1theMOVIE』等多数のアニメ映画を監督してきた押井監督ですが、『パトレイバー2theMOVIE』はアニメファンに限らず、実写映画ファンからも高い評価を得ました。

東京を舞台に繰り広げられるテロを描いたこの作品は1993年に公開されたものですが、その後の日本・世界でのテロ行為を予言するかのような内容となっています。

『マトリックス』にも影響を与えた『GHOST IN THE SHELL』

Amazonで詳細を見る

士郎正宗のSFマンガ『攻殻機動隊』を原作とした『GHOST IN THE SHELL / 攻殻機動隊』は、スタイリッシュな映像と哲学的なストーリーが海外で高い注目を集め、アメリカ・ビルボードのビデオ売上ナンバーワンを獲得する等のカルト的ヒットとなりました。

その演出のいくつもがSF大作『マトリックス』に影響を与えていることも有名です。

日本人監督なのに海外実写作品?『アヴァロン』

Amazonで詳細を見る

押井監督はアニメーションに限らず実写作品も多数監督しています。
中でも『アヴァロン』は、全てがポーランドロケである上に出演俳優も全て外国人という異色の作品。
もちろん使われる言語もそちらのものなので、日本人監督作品であるにもかかわらず「洋画」的な扱いとなっています。

現実世界と仮想空間が交錯するストーリーは、現在のネットやオンライン・ゲームが氾濫する世界を写しだしているかのようです。

玄人好みと敬遠するのはもったいない!

押井監督の作品は、国内でも多数の「プロ」達から高評価を受ける「玄人好み」の傾向にあります。
押井監督への「オマージュ」を行っている作品は『ケイゾク』や『踊る大捜査線』等、国内にも多数登場しているのです。
ジブリと比較すると「難解」と敬遠される傾向もあるようですが、意外な作品の「ネタ元」がわかるかもしれないので、チェックしてみてはいかがでしょうか。

Amazonで詳細を見る

この記事のキーワード

この記事のライター

VOKKA 編集部

もっとオシャレでカッコイイ毎日をすごしたい人のためのウェブメディア、VOKKA(ヴォッカ)の公式アカウントです。

関連する記事

あわせて読みたい

コメント