邦画&アニメのアクションにしびれる!心が熱くなるアクション映画10傑

「アクション映画といえば洋画」と思っている方はいませんか? 邦画の中にもアクション要素が魅力的な作品は存在し、物語よりも戦闘シーンが評価されている邦画やアニメーション作品だってあります。そこで、今回はアニメを含んだアクション邦画を10本に絞って紹介していきましょう。

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邦画やアニメーション作品にもおもしろいアクション映画がある!

昨今では映像技術の発達により、アクション映画のクオリティは日々高まりを見せています。特に、洋画のアクション物の進化は著しいものとなっていますが、邦画も負けていませんよ。邦画の中で絶対に観ておいてほしいアクション邦画を10本に絞りましたので、ぜひチェックしてみてくださいね。

あずみ

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関ヶ原の戦いが終わった後、徳川家康の側近である爺は南光坊天海の助言を受け、危険因子を暗殺できる集団を作ることを進め始めます。その中にはあずみ(上戸彩)と呼ばれる少女もおり、最強の戦士として幾多の命の奪い合いに参加することになるのです。

上戸彩主演で作られた映画で、漫画を原作にした作品です。この映画が公開されたのは2003年ですが、派手な演出のおかげで戦闘シーンのクオリティは高めになっています。かわいい上戸彩が刀を持ってバッタバッタと人込みの中を突き進むシーンは、ぜひ一度は観ておきたいです。

GOEMON

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織田信長が暗殺されたのち、豊臣秀吉が日本を治めようとしていた時代。一部の人間が富を得て、それ以外の人間が明日を迎えるのも難しくなっていました。そんな中、石川五右衛門(江口洋介)は富裕層から金を盗み、庶民に配る義賊として活動しています。ある日、五右衛門はいつものにように盗みを働いていたのですが、その中に豊臣政権を脅かす書物があったのです。

『CASSHERN』を撮影した紀里谷和明監督の作品。時代考察などはあまりなく、織田信長が死んだ時代周辺の事実を元に完全オリジナルの物語に仕立てています。本作はほとんどがCGとなっており、江口洋介演じる五右衛門が画面内で派手に動き回るのがポイント。邦画の中でも一風変わったアクションと物語を楽しみたい人におすすめの邦画です。

探偵はBARにいる

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北海道のススキのにあるバー「ケラーオオハタ」を根城にする探偵(大泉洋)は、「コンドウキョウコ」から受けた依頼を解決しようと北海道を奔走していました。しかし、調査をしていると依頼人はすでに死んでいると思われることがわかり、探偵は混乱してしまうのです。次第にことは大きくなり、地元の暴力団を巻き込んだ大事件に発展していきます。

東直己の『ススキノ探偵シリーズ』を元にして作られた2011年の映画です。推理ものであると同時に、地元暴力団との格闘シーンの作り込みが魅力。主演の探偵役は大泉洋、その相棒役は松田龍平となっており、2人がチームワークを駆使して格闘術を駆使して組織の人間を倒していく姿は、思わず息を飲んでしまうシーンとなっています。

るろうに剣心 京都大火編

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「人斬り抜刀斎」と言われた剣心(佐藤健)は、すでに人斬りの世を終えようとしている明治維新の時代を生きていました。その中で、新しい時代の到来を拒もうとする志々雄真実(藤原竜也)が暗躍し、明治政府の転覆を企てていることを大久保利通から聞かされます。しかし、剣心は大久保の言葉を聞いても志々雄討伐を引き受けようとしませんでした。大久保は剣心の力を借りずに志々雄打倒を考えることになりますが、志々雄の配下である瀬田宗次郎(神木隆之介)に暗殺されれてしまうのです。

大人気漫画『るろうに剣心』を実写化した映画。主演に人気俳優の佐藤健を起用し、さらにライバルである志々雄は藤原竜也が務めました。最新技術による派手なアクションだけでなく、大友啓史による徹底してこだわった殺陣のシーンは見ていて痺れます。特に、剣心と宗次郎の殺陣のシーンは見ておきたいところです。

十三人の刺客

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江戸時代後期、明石藩藩主の松平斉韶(稲垣吾郎)は傍若無人な性格で、為政者としての器を持っていない人物。その彼の行動が原因で間宮図書(内野聖陽)は切腹しますが、原因を作った斉韶は何の罰も受けることがありませんでした。危険人物と言える斉韶を放っておけないと考えた大炊頭(平幹二朗)は、御目付役である島田(役所広司)に斉韶を打ち取ることを命令します。

2010年に公開された邦画で、1963年の同名作品を三池祟史監督がリメイクしました。役所広司を始め内野聖陽など濃い俳優が揃っていると共に、13人の刺客が斉韶の部下200人を斬っていくシーンは必見。また、稲垣吾郎の今までに見たことがない悪役を見られる貴重な作品でもあります。

カウボーイビバップ 天国の扉

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2071年、すでに人類が宇宙間を移動するようになった時代。賞金稼ぎとして活動するスパイクとジェットは、火星にある都市で起きたあるテロ事件を知ります。その事件では生物兵器が使用され、大量の人間が死んだと伝えられていました。その事件の主犯と思われる犯人には多額の賞金が掛けられており、スパイクとジェットは賞金目当てに事件を追いかけることになります。

人気アニメ『カウボーイビバップ』の長編アニメ映画として2001年に公開されました。謎の多い賞金稼ぎスパイクと、元警察官であるジェットのデコボココンビが賞金を稼ぐため奔走する姿が描かれています。アニメ本編でもスパイクは銃撃戦だけでなくジークンドーを使った体術を見せてくれますが、本映画でも犯人と死闘を演じていますよ。

鉄コン筋クリート

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人情味が残る宝町に、クロとシロという少年が2人だけで生きていました。2人は特殊な力を持っており、空を飛ぶように移動することができます。クロは犯罪まがいのことをしながらでもシロと一緒に生活することを第一に考えており、2人は宝町から出ていくためにお金を貯めることを目標にしているのです。しかし、町にはびこるヤクザたちは、シロとクロにまで魔の手を忍ばせます。

松本大洋の漫画を元に作られたアニメ映画です。漫画の中で表現されたどこか懐かしくて人間臭い街並みと人柄を、アニメーションにて見事に表現。独特の映像を観るだけでも価値のある映画ですが、クロがヤクザたちと闘うシーンも必見です。クロが感情に任せてヤクザたちを傷つけるシーンがありますが、ある種のカタルシスを感じられます。

ルパン三世 カリオストロの城

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世界を股にかけ、様々なものを盗み出す大泥棒ルパン三世。ある日、彼がカジノから盗み出したお金は「ゴート札」という裏世界で有名な偽札でした。ルパンはついにゴート札を追いかけてカリオストロ公国に向かいますが、そこで花嫁姿のままギャングに追いかけられているクラリスに出会います。女好きのルパンは彼女を助け出しますが、崖から落ちて気絶してしまいます。ルパンが気絶している間に、クラリスは指輪を彼に預けて去ってしまいます。その指輪は、カリオストロ家に代々伝わる指輪だったのです。

アニメーション映画の巨匠である宮崎駿監督のデビュー作品。『ルパン三世』の世界観を題材にしながら、宮崎流のストーリー展開や人間描写が詰め込まれており、脇役である銭形も大きく物語に関わるのは魅力の1つです。もちろん、アクション面も興奮できるものになっており、映画冒頭のルパンがクラリスを助けるカーチェイスで一気にムービーの世界にのめり込めるでしょう。

バケモノの子

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9歳の蓮は突如として家族を失い、居場所を失ってしまいます。養子にもらわれるはずの家族とも上手くいかず、引越しの最中に抜け出して街を徘徊します。一人で街をさまよう中、蓮は黒ずくめの人に出会います。蓮は声を掛けられても無愛想に対応しますが、彼らは獣の顔をした獣人だったのです。蓮は獣人ともう一度会いたいと思って追いかけている内に、獣人たちだけが暮らす世界に迷い込みます。

アニメ版『時をかける少女』を撮った細田守監督の作品です。居場所を失った蓮の成長と、剣の腕は立つが不器用な獣人・熊徹のふれあいが物語の中心になっています。熊徹は武人としては本物で、映画冒頭でイノシシ顔の猪王山と闘うシーンからも実力が伝わってきます。2匹が体全体でぶつかり合うシーンは、見ている私たちにまで振動が伝わってきそうなほど迫力満点です。

マルドゥック・スクランブル

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娼婦として生活していたルーン・バロットは、ある事件に巻き込まれることで生死の境をさまようことになります。自分の人生に絶望していたバロットですが、人語を話せる万能兵器ウフコックに救われ、サイボーグとなって一命を取り留めるのです。命を救われたバロットは自分の人生を生きることを諦めかけていましたが、ウフコックへの恩も考えて事件解決に協力することを決意します。

沖方丁の原作を映像化したアニメ映画です。本作は圧縮・燃焼・排気の3部作構成になっており、すべて合わせて3時間程度の映画になっています。喋るネズミや超人的なサイボークとして生まれ変わるバロットなど、日本的SFがこれでもかと詰め込まれているのが魅力です。また、戦闘シーンに使われる兵器や技術も現代にないものとなっており、特に最終章「排気」で犯人とバロットが闘うシーンは必見。

邦画独自のアクションを余すことなく堪能する!

邦画のアクションには、洋画のような派手さはないかもしれません。ですが、一対一の剣劇やアニメ独自の戦闘シーンの描き方は洋画にない魅力が詰まっています。食わず嫌いになる前に、気になる作品があればぜひチェックしてみてくさだい。

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