オメガが誇るクロノグラフ界の王者「スピードマスター」

「スピードマスター」はレーサーや航空機のパイロット、時間計測にが重要になってくるエンジニアに向けて1957年に発売されました。この頃、「シーマスター300」や「レイルマスター」も製造されていることからオメガのスポーツタイプの時計として競合他社に抵抗する形で作られた一面もあるのでしょう。そして数々のスピードマスターシリーズが誕生する中、特に美しいルックスを持った「ムーンフェイズ」が登場します。

スピードマスタームーンフェイズの魅力はこれ

ブルーのダイアルと小さな月

繊細かつ大胆なブルーの使い方が中央に現れる月を魅力的に仕上げます。そしてサンブラッシュのダイアル、セラミック製のベゼル、レザーストラップも綺麗なブルーに統一。また、ステンレススティールのケース、ロジウムプレート仕上げのサークルを搭載した2針サブダイアルも美しい構図となっています。ダイアルのバランス、色使いどちらも魅力的ですね。

世界的に認められている機能性

スピードマスターシリーズは多重構造の頑丈な作りになっており簡単に壊れることはありません。このムーンフェイズも同様であることはもちろん、宇宙空間で破損した場合ガラスが飛び散らないようにプラスティック製の防風を使用しています。また、内部も頑丈な構造になっており、アルベール・ピゲの設計したヌーベル・レマニア製の部品を使用しています。この時計はルックスだけでなく頑丈なポテンシャルでユーザーを安心させてくれる作りになっているのです。

NASAも認めた魅力

どんな環境にも対応できるところがスピードマスターシリーズ最大の魅力。この耐久力はNASAにも認められています。宇宙空間でも使用できるかどうかのテストで、耐熱性、耐寒性、耐衝撃性と数々の試験を実施しました。多くの時計がエントリーした中で合格したのはスピードマスターのみだったのです。また、アポロ計画にも投入されています。酸素タンクが爆発する事故を起こしてしまっても、この時計を用いることでロケット噴砂時間を制御して、乗組員が全員帰還したというエピソードが有名です。このことにより、大きな信頼を宇宙規模で勝ち得ています。

スピードマスターの人気モデルを紹介！

THE SPEEDMASTER ’57

「スピードマスター ’57 オメガ コーアクシャル クロノグラフ」は伝説的な初代モデルをモチーフとしたデザインになっており、このモデルならではの新しい進化を体現しているルックスです。初代の影響を感じることのできる部分は、ケースから伸びたラグ、アイコンとなっているクロノグラフ。クラシックなルックスが普遍的なカッコ良さを感じさせてくれます。そしてダイアルはブラックでシンプルな作りになっており、つける場面を選ばない逸品に仕上がっています。

THE SPEEDMASTER GREY SIDE OF THE MOON

綺麗なメテオライト製のダイアルは、地球に古くからあるといわれているナミビアに落ちたギベオン隕石を採用しています。また、網目状のウィドマンシュテッテン構造を見ることができ、時計はそれぞれ風合いが違ってきます。グレーのセラミックケースが目を引く落ち着いたデザインの時計です。

THE OMEGA SPEEDMASTER RACING

直径40mmのステンレススティールケースを使用している時計が「スピードマスター レーシング クロノグラフ」です。ベゼルにはマット感の強いブラックのアルミニウム製タキメーターリングを盛り込んでいます。そして、定番のシーホースのエンブレムがねじ込み式のケースバックに輝いています。

頑丈でブルーが美しいスピードマスタームーンフェイズ

どんな環境にも適応できるスピードマスターをさらに美しく仕上げたのがムーンフェイズです。繊細なブルーの色使いは他の時計では見ることのできない美しさに仕上がっています。また、小窓からは月が顔を覗かせ、宇宙飛行士の命を救ったことのあるこのシリーズにぴったりなデザインに。ぜひ、あなたもこの時計の美しいブルーと小宇宙に触れてみてください。