コートが決め手！ワンランク上の男に魅せる魔法のアイテム

コートのデザインを活かして上質に魅せる

コートは単に防寒するためだけのモノではありません。カラダの半分以上を覆うコートはその人の「顔」となります。その人の印象が大きく左右される大事なアイテムなのです。そんなコート選びに失敗してしまうと、少なからず印象がダウンしてしまう可能性もあります。そうならないためにもコートは自分の身の丈にフィットし、より一層魅力を引き出し、格好良く魅せてくれるデザインを厳選して選ぶことが重要です。しかし世の中にはいろいろなデザインがありどれが自分に似合うものなのか悩みますよね。そんな迷えるコート選びの参考になる３つの定番コートの魅力をデザイン別にご紹介します。

大人の色気を漂わせる｢ひざ下丈のロングコート」

仕事やプライベートが充実し出し、少しライフスタイルに落ち着きや余裕が出てくる30代前後から40代以降のアダルト世代におすすめしたいひざ下丈のコート。大人なテイストで、ちょっぴり色気が漂う独特の雰囲気を演出してくれます。男性らしい風格のあるスタイルに見せるため、少しゆったりとしたシルエットがおすすめです。スーツの上や分厚いトップスの上からでもゴワつかずサラッと羽織れます。
しかし男性らしさをプラスしてくれる反面、サイズが大きすぎると若僧っぽさが出てしまったり、逆に貧相に見えてしまう場合があるので注意が必要です。ひざ下丈のコートを選ぶポイントは、「肩のサイズがぴったりのモノ」です。襟元や肩周りはビシッと決めて、ゆったりとしたコートをグッと引き締めスタイリッシュに決めましょう。

大人の余裕と抜け感を演出する「チェスターコート」

チェスターコートはカチッとしていながらどこかラフな印象を受けるフォルムが特徴的です。シックなカラーリングのデザインを選べばスーツとの相性も良く通勤にも着用できます。スーツにカジュアルテイストが少しはいったチェスターコートを合わせることで、程よく抜け感が出てかしこまったビジネススタイルにこなれた雰囲気を醸し出します。スーツスタイルもお洒落に楽しみたい方におすすめのコートです。もちろんオフシーンにも着用できるため着まわしの幅も広く重宝するので、コート選びの定番アイテムと言えます。

クラシカルで綺麗めに演出する「トレンチコート」

トレンチコートの起源は軍用コートです。寒い戦場に対応する防水機能を持ったコートをオーダーされた事で開発されています。元祖生みの親はバーバリーやアクアスキュータムの2社です。元は軍人が着用するものでしたが、機能性に優れた点とシルエットの美しさが高く評価され、一般市民にも広がっていったそうです。今では寒い季節の防寒着として性別を問わず定番のコートとなっています。そんな人気のあるトレンチコートは軍人用にデザインされた名残があり、どこかクラシカルでレトロな風合いを醸し出しています。ビジネス・フォーマル・カジュアル、どんなシーンにもハマるテイストを持ち合わせてる変幻自在の万能コート。何より、綺麗めに演出したいときはトレンチが最適です。

できる男はシチュエーションに合わせて３つのコートを使い分ける

定番中の定番、３種のコートの魅力はさまざま。どのコートもベーシックで着用シーンを選ばないからこそ、あえてシチュエーションによって使い分けるのが、できる男のお洒落テクニックです。このコートひとつでその人の印象や雰囲気がガラっと変わってしまうからこそ慎重に選びたいアイテムでもあります。これを機にコートは「防寒できればなんでも良い」という発想から思考をシフトし、着用するシーンにマッチしていながらも大人の遊び心を取り入れた、実際よりもワンランク上に魅せるコート使いを楽しんでみてください。