洗練されたメイドインジャパンの革小物「所作」の魅力を紹介
「所作」は「No, No, Yes!」というレザーブランドの中の革小物シリーズのこと。今回は、いつも身に付けるものだからこそこだわりを持ちたい、小物についてのご紹介です。
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レザーブランド「No, No, Yes!」とは
新しいハイブランド?いいえ、違います。天然素材であるレザーの自然な傷やあざを含めその魅力を活かしたファッション・小物ブランドです。取り扱いは、オーダーメイドのジャケット、レディメイドのアウター、シャツ、帽子、そして今回紹介する革小物まで幅広くあります。
ジャパンレザーアワードにて総合グランプリを受賞、ミラノで開かれる国際的バッグや靴の見本市のMIPEL(ミベル)にて受賞など、今や世界的なレザーブランドです。世界では15ヶ国以上で取り扱われており、国内外のアーティストからオーダーを受けているんだとか。
コンセプトはブランド名でもある「No, No, Yes!」。この言葉の由来は3つあります。1つは、世界展開を見据え、世界中の誰もが知っている「Yes」と「No」を使ったこと。2つ目は「天才バカボン」という漫画の主人公の台詞である「反対の反対は賛成」。そして3つ目はジョン・レノンとオノ・ヨーコの出会いの話からとっているそうです。脚立と天井にぶら下がった虫眼鏡、そして天井に書かれた小さな「Yes」という文字。その文字が「No」だったらジョンはその部屋からすぐ出てしまって出会わなかっただろう、という話。
またコンセプトは、禅芸術を表す「否定をもって肯定する」という言葉にも通ずるところがあり、様々な作品に傷やアザをひっくるめたレザーの「自然」な魅力が活かされています。2人のデザイナーが持つスキルとココロによってつくられたこのブランドはレザー好きをきっと魅了するでしょう。
兵庫と東京にあるアトリエ兼サロン
「No, No, Yes!」は姫路発祥のブランドで、姫路サロンとレザーテーラー東京の2店舗があります。各店舗を以下に紹介します。
姫路サロン
牛革の素材の産地である姫路にて、姫路城の見える一角にサロンを開設。2016年リニューアルオープンをしており、今までアトリエだけでしたがショップとセットになったサロンになりました。もともとはこちらが始まりで、今でも一つ一つ職人が手で作り上げています。
Open : 15:15〜19:19(行こう行こう行く行く!)
定休日 : 月曜・火曜
住所 : 姫路市本町68-170 3F-5
電話:079-240-5760
レザーテーラー東京
アトリエとサロンが一緒になった直営店。No, No, Yes! の取り扱う、オーダーメイドからレディーメイド、所作の商品が用意されています。バーカウンターがあるこのお店、満月の夜のみバーになるんですよ。
Open : 15:15〜19:19(行こう行こう行く行く!)
定休日 : 月曜・火曜
住所 : 渋谷区千駄ヶ谷1-21-5 松村ビル1F
電話:03-3408-2706
日本の伝統を活かしたデザイン
「所作」は、日本の革・日本の心で作られたこだわりのある革小物です。一枚の牛革を縫わずに折り、一箇所だけ留めた贅沢な逸品で「包み込む」という所作をデザインした小物になっています。モチーフは、結婚式などでお祝いを包む際に、思いやりの心を表す「袱紗(ふくさ)」。また「折形(おり型)」という、贈り物を包む際にお礼の気持ちを表す伝統的な包み方をデザインに取り入れています。
気になる「所作」のラインナップ
それではここから、気になる「所作」のラインナップをご紹介しましょう。
ウォレット
チャックもボタンもないとてもシンプルなロングウォレット。小銭入れに幅があるので、かさばりにくいのもポイントです。カードは8枚収納できるのに財布を広げただけでは見えないなんて、とてもスマートですよね。
24,000円(税込)
コインケース
折りたたんでコインをしまうタイプのコインケース。カードも3枚収納できるデザイン。お札入れと小銭入れは別で使っている人におすすめの一品です。使う人によっては、小銭を入れる部分に鍵を入れてキーケースにする人もいるそうですよ。
11,000円(税込)
カードケース
相手からいただいた名刺と自分の名刺を分けて入れることができる2ポケットタイプ。モチーフの袱紗が、名刺交換の所作をスマートに見せてくれます。ちょっとした話題にも使えるかも。
9,000円(税込)
クラッチバッグ
面積が大きい分、存在感のあるクラッチバッグ。柄によってはパーティシーンにも使うことができます。2ポケットタイプで、サイズはS・M・Lで展開しています。いつものスタイルにプラスするだけでグッと高級な雰囲気になりそうですね。
47,000円(税込)
普段使っている革小物にこだわりを
食事でのお会計や名刺交換など、日頃よく使う行為をよりスマートに見せてくれる「所作」。いつものハイブランドもいいけれど、ふとした所作が綺麗な男性には色気を感じるものです。一度サロンに足を運んでみてその手で触れてみてはいかがでしょうか?
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この記事のライター
珈琲とお酒と音楽とファッション◎ 日常に彩りを加える デザイン性の高いものが好み。美しいと思ったものは何でもいただけちゃうタイプ。