アンガーマネジメントが男の余裕を変える。紳士になるためには感情のケアを。
生きているとイライラすることの連続ですよね。イライラが募って大切な人を傷つけてしまったり、選択を誤ってしまったりすることがあります。そんな過ちを繰り返さないためにもアンガーマネジメントを学んでみましょう。きっとあなたの生活を豊かにしてくれますよ。
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アンガーマネジメントって知ってる?怒りを操る思考法
アンガーマネジメントとは、その名の通り怒りを管理する思考法のことです。アンガー(イライラ)をマネジメント(管理する)ことで、前向きに怒りのエネルギーを活用しましょうというプログラム。アメリカでは、政治家からスポーツ選手にまで幅広く取り入れられています。よりよい生活、成果を手に入れるためにアンガーマネジメントは使われているんですね。
ところで、皆さんは怒ることのメリット、デメリットについて考えたことはありますか。「喜怒哀楽」という言葉があるように、怒りも人間を形成する大切な感情です。一旦、怒るということについて考えてみましょう。
怒ることはいいこと?悪いこと?
怒ることのメリット
人間は怒るとエネルギーを爆発させている状態なります。物事を努力するエネルギーになるということです。また、正当な怒り方をすることができれば、自分を守ることにつながりますし、ストレスの発散にもなります。しかし、正当な場面で怒れている人は少ないのではないでしょうか。間違った場面で怒ると、時として取り返しのつかないことになってしまうことがあります。続いては怒ることのデメリットについて触れてみましょう。
怒ることのデメリット
最大のデメリットは、何と言っても「人間関係が悪化すること」でしょう。衝動的に怒ってしまうと、悪い結果になることが多いです。そして、周りから人がいなくなってしまい、そういう状況がまた怒りを生むという悪循環にハマってしまいます。また、怒りは身体的な影響も大きです。血圧が上がって心筋梗塞や脳卒中のリスクを高めてしまいます。怒りながら死んでいくのは避けたいところです。
しかし、どうしても怒りがコントロールできずに怒ってしまうことがあると思います。そこでおすすめなのが「アンガーマネジメント」です。大切なのは怒らないことではなく、「つまらないことで怒らない」こと。怒りとうまく付き合える、余裕のある大人になるためにアンガーマネジメントを学びましょう。
アンガーマネジメントを学んでみよう
あなたの生活を台無しにしてしまう怒り。闇雲に怒ることはよくありません。しかし、実はたった3つのことを気をつければ、怒りを簡単にコントロールすることができるんです。それでは、アンガーマネジメントの3つの鍵について説明していきます。
アンガーマネジメント、3つの鍵
衝動をコントロールすること
怒りは最初の6秒間がピークです。その時間は辛いですが、ここを通り抜ければあとはなんとかなります。では、どうやってやり過ごすのでしょう。その方法は、イラっとすること、ムカつくことを手のひらに書いて乗り切ります。体を使って乗り切れば、衝動的に殴ってしまったりすることがありません。慣れてきたら、頭の中で考えるのもいいですが、まずは体を使ってみましょう。そして、ピックアップした怒りに点数をつけてみてください。順序をつけること冷静になることができますし、「どの怒りを最も解決しなければのか」わかります。最初の6秒間をまずは切り抜けましょう。
「べき」を押し付けない
自分が起こっているのに相手はわかっていない場面に出くわしたことがあると思います。その原因は、「自分と相手の言葉に対する意識の違い」です。コミュニケーションを取る場合はそこを整えましょう。例えば、「人にあったら挨拶はする『べき』」という考えがあるとします。しかし、都会でいきなり人に声をかけられたら「怖い」という感情を抱きます。「べき」は私たちが相手に抱いている期待であり、怒りの原因です。自分の考える「べき」と相手の考える「べき」に違いはないか確認しましょう。そうすることでトラブルが少なくなりますし、違いがわかれば自分の怒りを鎮めることができます。
重要でないことには怒らない
怒れば変えることのできる問題は怒るべきです。しかし、自分の力ではどうしようもないこと、コントロールすることができないものに怒るのはやめましょう。例えば、雨に対して怒ったって止むことはありませんよね。コントロールすることのできない状況に陥ったら、現実を受け入れること。そして、今、自分にできる最善の策を探しましょう。この時に「諦める」、「耐える」という言葉で状況を認識してはいけません。「上手くいかないことがあって当たり前」と解釈しましょう。自分自身で怒りの種を作る必要は全くありません。
カッコいい男はどんな時も余裕がある
「イライラしてしまって楽しい時を台無しにしてしまった。」「仲のいい友人と喧嘩してしまった。」そんなことを一度は経験したことがあると思います。これからは、アンガーマネジメントを活用して、そういったことを起こさないように努力しましょう。常に余裕を保っていれば人が自然と寄ってきますし、心地よい空間を生み出すことができます。明日から、アンガーマネジメントを活用して怒ることを減らしていきましょう。
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この記事のライター
食べること、旅に出ることが唯一の趣味。なかなかのジョブホッパー。最近は記事を書かせてもらったりしながらウェブデザインを勉強中。