格段においしくなるパスタの茹で方

おいしいパスタとは…

パスタは、中心にごく細い芯が残るくらいに茹で上げる状態が良いとされています。この中心に細い芯が残るくらいに茹で上げた状態のことをアルデンテといいます。ほどよく歯ごたえがあり、パスタの理想の茹で上がりとされています。一般にパッケージに表示された時間より1分ほど少なめにするのが丁度良いと言われますが、鍋の大きさや火加減によっても変わるので、必ず1本取って、自分の口でチェックするようにしましょう。

アルデンテパスタのゆで方

①深さがあるお鍋にお湯をたっぷりと入れます。
②①のお湯の0.5～1％の塩を加えた沸騰湯に、パスタをほぐしながら入れ、時々大きくかき混ぜながら、袋の表示にある茹で時間よりも1分短い時間を目安に茹でていきます。
③表示時間の1分前に麺を1本取り出し、切ってみます。麺の中心にかすかに芯が残るくらいが茹で上がりです。
◎このとき、パスタのソースも作っている場合は、茹で汁をソースの濃度調節に使うので、捨てずにとっておきましょう！
④茹でた麺をすぐにザルにあげ、水気を切り、茹でた鍋に戻してオリーブオイルを絡めます。このとき、鍋の火は付けません！
⑤出来上がったら、すぐにソースをかけていただきましょう！
★冷静パスタをつくる場合は、麺を表示時間で茹でで、水で絞めます。

おすすめのパスタ

バリラは、デュラル小麦100%の本場イタリアでNo.1シェアを誇る最高品質のパスタです。着色も天然のものだけを使用しています。表面がつるつるとしていて、アルデンテでソースと絡めても吸い込みが少なく、ベタベタしなくておいしいです。

ミートソースも作ってみましょう！

おいしくパスタを茹でたらミートソースも手作りして頂きたいですね！
このレシピは、野菜と肉からきちんと甘さが引き出されるので、ミートソースパスタに甘みを感じます。ソースは塩味がきつい方がおいしいので、味見をしながら、味付けをしてみてください。

材料（4人分）

・サラダ油:大2〜3
・ニンニク:1/2片
・玉ねぎ:150g
・牛ひき肉:200g
・人参:40g
・干し椎茸:大2枚
・薄力粉:15g
・ブイヨン:
（椎茸の戻し汁250cc＋コンソメ1/4個）
・トマトピューレ:180cc
・トマトケチャップ:大1強
・ローリエ:1枚
・ナツメグ:適量
・塩:小1/2強
・こしょう:適量
・パルメザンチーズ（粉チーズ）:15g

作り方

①にんにく、玉ねぎ、人参、戻した干し椎茸はみじん切りにします。
②鍋にサラダ油を熱し、にんにくを加え、香りが出たら玉ねぎを入れ、透き通るまで炒めます。
◎にんにくは絶対に焦がさないように注意！
③人参と椎茸を入れ、玉ねぎが茶色になるまで炒めます。
◎玉ねぎは炒められば炒めるほど、辛味が抑えられて、甘みが増すので、中火でゆっくりと時間をかけて炒めます。
④肉を入れて、ナツメグ、こしょうを振り、ポロポロになるまでよく炒めます。薄力粉を入れて、さらに炒めます。
◎お肉は加熱する直前に冷蔵庫からだしましょう。出しっ放しにしていると、すぐに酸化してしまい、表面積が多いひき肉は酸化しやすい！
◎加熱をすることで香辛料の香りが出ます。
◎肉自体に味をつけたいので、先に肉だけ味をつけます！
⑤ブイヨン、トマトピューレ、トマトケチャップ、ローリエを入れ、沸騰後に約20分煮込み、味を調えます。
◎弱火でお肉を柔らかくしていきます。
⑥茹でたてのパスタにソースをかけて、チーズを振って、いただきます。

パスタは手軽にできる料理！

パスタは茹でて、ソースをかけるだけでできるので、とても簡単な料理です。ごはんはお米を洗ってから、炊飯器で炊くのに時間がかかりますが、それに比べてもパスタは10分ほど茹でるだけでできるので、とても手軽にできる主食ですね。ですから、男性でも多くの人が作ったことのある料理かと思います。ただ茹でるだけではなくて、きちんと茹でる時間などを意識することで、おいしいパスタができます。また、パスタは茹で上がりをすぐに食べるのがおいしいので、茹で時間とソースの出来上がり時間などを考慮して料理してみてください。ソースは面倒であれば、簡単にできる市販のものをかけてもいいですね。茹でたてのパスタに出来立てのソースをかけて、ぜひ召し上がってください！！