アメリカンエキスプレス「プラチナカード」の気になる特典は？

アメリカンエキスプレスは世界を代表するカード会社

アメリカンエキスプレス（通称、アメックス）はアメリカ合衆国の企業です。トラベラーズチェック（海外で現金の変わりに使われる小切手のこと）とクレジットカードの大元であるこの企業は、全世界のカード会員数が8000万人近いとも言われています。

1959年には、現在のクレジットカードの原型とも言える、磁気ストライプ方式のクレジットカード導入を開始しました。まさに革新的な企業ですね。

年会費もプライオリティも高いアメックスのプラチナカード

アメリカンエキスプレスのカードは事前登録で、ボーナス・分割払いが利用できるそうです（入会6ヶ月後より申し込み可能。店舗により使用制限あり）。入会後3ヶ月以降すると、さらにペイフレックス制度（1回の利用金額が設定金額以上の時に、自動的にリボルビング払いに振り分けられるシステム）に登録できます。

プラチナカードの場合、入手には通常の緑のアメリカンエキスプレスカード、またはアメリカンエキスプレスゴールドカードへの入会が必須となります。その後、インビテーション（クレジットカードをアップグレードしませんか？という招待状のこと ）が届いて、初めて申し込みのスタートラインに立てるのです。

プラチナカードの気になる年会費ですが、130,000円（税抜き）となっています。公式サイトでも公（おおやけ）には発表していないようで、まさに幻のカードと言っていいでしょう。

限度額に定めはなく、申し込みのハードルは低め

アメックスのプラチナカードの驚くべきところは、限度額に定めがないところ。しかし、入会基準はさほど厳しくないと感じます。というのも、通常のアメリカンエキスプレスカードであれば、20歳以上で安定した収入があれば申込みが可能なためです。一般的なアメックスカードは年会費12,000円（税抜き）でよいそうなので、プラチナカードへの道のりはあまり険しくなさそうですね。

しかし、他のカードローンなどで延滞などがついていたり、年収に対する借入額をオーバーしている場合は、クレジット自体を取得できなくなる確率が高くなります。また、ちまたで言われているアメリカンエキスプレスのプラチナカードの必要年収ですが、400万円程でインビテーションが届いた方もいるようです。

旅行好きにたまらないコンシェルジュ特典

プラチナカードを手にした方のみ、コンシェルジュデスク（プラチナセクレタリーサービス）を利用できます。24時間365日、通話料無料なところが嬉しいポイント。航空券やホテルの予約以外にも、コンサートチケット入手、レストラン予約、ギフト贈呈などを請け負ってくれるそうです。

旅行計画に困った時も最適です。観光スポットや、地方の優れた名店など、個人のプランにあった場所を紹介してくれます。見ず知らずの場所を旅するときは、利用してみてもいいかもしれません。

最大１億円の旅行保険がついてくる

アメリカンエキスプレスが海外旅行好きにおすすめな理由はもう一つあります。それは、国内旅行・海外旅行ともに高額な旅行保険を付帯しているためです（各種条件あり）。海外旅行の場合では、旅行代金をアメックスカードで決済した時に限り、最大補償額が１億円とされています。

破損や盗難にも、ある程度補償がついており、旅行代金のキャンセル費用を保証するサービスもついています。また、ホテルに1泊できる無料宿泊券が送られてくることもあるとか。対象ホテルはハイアット・リージェンシー、ヒルトンなどの一流宿泊施設がメインのようです。

プライオリティバスで待ち時間も優雅に過ごせる

プライオリティ・パスとは、世界700か所以上で空港のVIPラウンジを無料で利用できるシステムです。飛行機の待ち時間に豪華なソファに座りながら、軽食が楽しめるとはまさに贅沢の極みですね。

ゴールドカードでもプライオリティパスは利用できます。しかし、年間2回まで無料、のような条件があるため、海外渡航が多い方は、プラチナカードへの入会がおすすめです。

アメリカンエキスプレスのプラチナカードは、家族会員4人まで年会費が無料になります。他社は家族にも年会費がかかるケースがありますので、かなりの優遇措置がきいているといえますね。

アメリカンエキスプレスのプラチナカードの特典は他にも！

今回ご紹介したものは、プラチナ特典のほんの一部。ポイントによる豪華賞品の引き換えや、対象店のディナー料金が1人無料になる（予約人数などの条件あり）など、その魅力的は語り尽くせません。

このカードのよさは伝わりましたか？海外出張が多い方には特におすすめなので、チェックしてみてくださいね。