【2016年のトレンド】ファッショニスタが注目する”アスレジャーファッション”のためのスポーツブランド5選
ノームコアに続く2016年のトレンドは『アスレジャー』だと言われています。スポーツウェアを着こなすのは簡単ではありませんが、主力ブランドを押さえることで、流行に立ち遅れずに済むでしょう。今回は、アスレジャーファッションを着こなすためのスポーツブランドを5つご紹介いたします。
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2016年のトレンドは「アスレジャー」で間違いなし。
米ファッションの新流行「アスレジャー」。アスレチック(競技)とレジャー(余暇)を掛け合わせた造語で、フィットネスクラブやヨガスタジオで着るスポーツウエアを、普段着として着用するスタイルを指す。主に「健康と運動に意識の高い」女性を惹きつけており、近年のさまざまなトレンドと同様、アスレジャーの流行にはソーシャルメディアによる情報拡散が大きな役割を担ったと言われている。
これまで女性を中心にトレンドだった『アスレジャー』は、現在では男性にも愛されるファッションスタイルになりました。スウェットやリブパンツなどといったスポーツウェアにカジャルウェアをミックスさせ、街中でもフィットネスクラブでも着替えのいらない「シーンレスなファッション」としてアメリカを中心に人気が広がっています。
業界最王手ブランド・lululemon(ルルレモン)
2000年の初めに、アスレジャーの雛形を考案したのがヨガブランドのルルレモンです。それから15年後の現在、ヨガスタジオに通い、オーガニック食品で健康を維持する生活習慣は、海外では当たり前の光景になりました。
需要を作ったとも言えるルルレモンは、業界の最大手にあります。ヨガに合った素材のウェアを開発してきた同社のアイテムは、結果としてランニングやジムトレーニングといったフィットネス全般に用いられるようになりました。売り上げも2014年から右肩上がりで、時価総額は1兆円に及びます。
Reebok(リーボック)
80〜90年代に流行したReebokの「ポンプ・フューリー」の人気が再燃中です。スポーツウェアとはいえどもファッション。「オシャレは足元から」は共通です。全体的に爽やかなスタイルの中に、ポップなスニーカーを合わせることで理想的な「外し」ができます。
adidas(アディダス)
オシャレなスポーツウェアの先駆けとも言えるのがアディダス。カジュアルウェアよりのアイテムも非常に多く、20代の若い世代からは絶大な支持を得ています。
もちろん本格的なウェアも充実しています。アスレジャーにこだわらなくとも、ファッションとして楽しめるデザイン性の高いものが相変わらず多いのも人気が絶えない要因でしょう。スポーツミックススタイルの火付け役と言っても過言ではありません。
UNDER ARMOUR(アンダーアーマー)
ヒートギア
コールドギア
「コールドギア」と「ヒートギア」この2つの高機能ウェアを軸に急成長を続けるアンダーアーマーは、アスレジャーという文化を構成する上で欠かせないブランドです。ファッショナブルなスポーツウェアを提供するだけではなく、業界最大級のフィットネスアプリを運営するなど、アパレルブランドの域を超えて業界を賑わせています。
デザイン性の高いスポーツウェアは、躊躇なく街中でも来て歩けるファッショナブルなものばかり。今後アスレジャーの中核を担っていくであろう新進気鋭のブランドです。
NIKE(ナイキ)
出典:dews365.com
スポーツ界の代表格、NIKEのアイテムも人気。飛ぶように売れたテックシリーズはもちろん、ファッション性と機能性素材により特化したスポーティーなライン「ナイキラボ」も忘れてはいけない。
女性向けではありますが、JUNとコラボして、新業態である「ナージー(NERGY)」を展開するなど、アスレジャーへの関心がとりわけ高いことが伺えます。今後市場の拡大とともにメンズラインも増えていくことでしょう。新作発表が見逃せません。
トレンドの波は衰えそうにない
2014年のスポーツウエアの売り上げは、2007年と比較すると7.8%成長していて、910億ドル(約11兆円)の利益があったそうです。アメリカで始まったトレンドは、じわじわと日本にも訪れています。そういえば、街中でもスポーツスタイルのファッションを着こなしている人も増えてきました。
シーンレスになっていくファッションの流行に遅れないように、今からしっかりアスレジャーについて知っておきましょう。
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この記事のライター
初めまして岡島です。結構雑食な自称ライターです。普段はアルバイター。ウェブ制作とかデザインも興味あります。運動は苦手。家にこもっていたいインドア派ですがアウトドアな人に憧れています。