フローリングの色を意識したおしゃれなカーテンの選び方実例15選
同じフローリングの色でもカーテンの選び方によって、お部屋の印象はかなり変わります。フローリングの色に合わせてまとめた例、濃淡を逆にしてコントラストを築いた例、ツートーンのカーテンを取り入れてまとめた例など、お手本にしたい実例をご紹介します。
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カーテンの色選びは床の色を考慮しよう
カーテンの色を考える時に、家具や壁の色を参考にする方が多いと思いますが、フローリングの色との相性も重要なポイントです。今回はダークトーン、ミディアムトーン、ライトトーンと、フローリングの色合い別に、素敵なカーテンを使った実例をご紹介します。
ダークトーンのフローリング
ダークブラウンのフローリングに、濃いグレーとアイボリーカラーのツートーンのカーテンを合わせています。フローリングに近い濃度の生地を下部分に、上部分は壁や天井に近い色を合わせることで、部屋全体に調和が生まれます。
ダークトーンのフローリングに暗めの家具やラグを合わせたリビング。黒いカーテンが、壁や天井とのコントラストを緩和させています。
黒に近いダークトーンのフローリングのベッドルーム。黒いカーテンがシックな空間を作ります。
黒に近いフローリングにチャーコールグレーのカーテンを合わせたダイニングルーム。少し光沢のある生地を選ぶことで、濃い色合いでも重くなり過ぎません。
重厚感のあるダークトーンのフローリングに、ソファの色に合わせた厚手のライトベージュのカーテンを合わせています。生地にボリュームがあるので、薄い色でもフローリングの色に負けない存在感がありますね。
ミディアムトーンのフローリング
ミディアムトーンのフローリングに、たっぷりとしたボリュームの白いカーテンを合わせています。海外インテリアでは、カーテンが床で少したるむぐらいの長さをよく見かけます。視覚的にゴージャス感があるだけでなく、窓からの冷気を防くことができます。
ミディアムトーンのフローリングにライトグレーのラグを敷いたリビングルーム。ラグより少し濃いめのグレーのカーテンで落ち着いた雰囲気に仕上げています。
木の温かみが感じられるフローリングの色を反映するかのように、アイボリーと黄色のツートーンのカーテンを合わせています。家具は色味を抑えて、クッションやカーテンでアクセントを付けています。
ミディアムトーンのフローリングに、フルーツや野菜を並べたマリメッコの「Kompotti」のカーテンと、対照的な白のカーテンを取り入れています。左右で違うカーテンを使うというのは新鮮なアイデアですね。
グレーがかったラスティックなミディアムトーンのフローリングに、からし色のカーテンがよく映えます。インダストリアル風の家具は全体的に暗くなりがちですが、黄色のカーテンで明るい印象になります。
ライトトーンのフローリング
ライトトーンのフローリングの色に近いベージュのカーテン。白い壁にも程よく溶け込み、開放感のあるお部屋に仕上げています。
ライトトーンのフローリングに白いキャビネットのキッチンダイニング。フローリングと同じトーンのカーテンを使うことで、狭いスペースを広く見せています。
出典:www.hgtv.com
ライトトーンのフローリングに対照的な大体なストライプ柄のカーテン。部屋を一気にモダンな印象に変えてくれます。
ナチュラルなライトトーンのフローリングに、ペールグレーの壁の明るい部屋には、天井から床までたっぷりある白のコットンカーテンを。折り重なった生地が光の加減によって、複雑な印影を作ります。
ライトトーンのフローリングに白い家具や照明器具でまとめた部屋。天井から床までの黒いカーテンが、白インテリアを引き締めるアクセントになっています。
部屋の印象を左右するカーテン選び
フローリングの色合い別におしゃれなカーテンを取り入れている15の実例をご紹介しました。フローリングの色に調和した色、コントラストのある色、アクセントになる色と、カーテンの選び方次第でお部屋の印象はかなり変わります。ぜひ参考にしてみてください。
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この記事のライター
東京出身。興味があるのは建築&インテリア。