たまにはおしゃれにブルーノートデートを

ブルーノートとは？

ブルーノート、一般にも知られたところではノラ・ジョーンズなども所属する老舗ジャズレーベルですが、NYや東京にある、ライブを聴きながら食事やお酒を楽しむバー・レストランが特に有名です。

日本・東京では青山の骨董通りから1本入ったところにお店があります。

グラミー賞受賞などの世界の一流ミュージシャンの演奏が間近で楽しめるという、音楽好きにはまさに夢のような場所。

しかもそこで出される食事やお酒はどれもレベルが高いもので、まさに贅沢な空間を楽しめます。

ここでは、ブルーノート初心者でもばっちり素敵な夜を楽しめるように、すでに10年以上にわたって数十回の来場経験のある筆者からとっておきのコツを紹介しちゃいます！

まずは予約！どのステージを取るべきか？？

ブルーノートの夜を楽しむには、基本的に予約が必須になります。

週替わりくらいのペースで様々なミュージシャンが演奏しており、好きな方をチョイス。
ジャズ系だけではなく、ファンクやポップ、クラブ系の方の出演もあります。
アーティストによって雰囲気がまったく異なるので、ぜひ色々行ってみては？

ジャズ系が初心者の方と行く場合には、ボーカルがあるものだったり、ファンクやソウル系だったり、一緒に盛り上がりやすい音楽の方がとっつきやすくていいかもしれません。

なお、基本的には、1stステージと2ndステージという1日2公演体制でどちらかを選んで予約。
これ、どちらを予約すべきなのか？

個人的には、遠くに住んでいる人以外には2ndステージをおすすめします。

理由は主に2つで、1つは、1stでウォームアップされてより熱いプレイが聴けることが多いこと、また、アーティストもそのステージが終われば飲めることもあり(笑)、よりテンション高くプレイしてくれることが多い傾向にあることが挙げられます。

また、もう1つは、ステージの終了後に、バーにメンバーが出てきてくれることもあり、そこで話したり写真を撮ってもらえたりもすることが挙げられます。

日によって、メンバーによってまちまちではあるのですが、世界トップレベルのミュージシャンと触れ合える機会はとても貴重なので、この点からも時間が許せば2ndステージをおすすめしたいなと思います。

ついに当日、どの座席を選ぶべきか？

さあ、ついに待ちに待った当日。

自由席については、基本的に先着順に座席に案内される仕組みで、公演によってまちまちですが、人気公演の際には当日事前に整理券が配られることもあります（時間などの詳細はお店に要確認）。

整理券がある場合はそこで指定された時間に、ない場合は開場時間にブルーノートを訪れます。

そこで自由席の場合は座席を選べるのですが、これ、どこを選ぶべきなのか？

個人的には、ミュージシャンのバンド編成次第ですが、全体が見える位置、お目当てのミュージシャンが見やすい位置、ピアノがある場合は鍵盤側でその指先も見える位置…などで、できるだけステージに近い迫力のある座席が好みです。

また、左右どちらがいいかというと、特にファンであるミュージシャンの場合は、左側の通路席がベスト！

なぜなら、ミュージシャンが入場する時には、ステージ向かって左後ろから入場し、入退場の際にミュージシャンとハイタッチできる機会があるから！

グラミー賞レベルの世界最高峰のミュージシャンの演奏が間近で聴けるだけでも十分すごいことですが、さらにハイタッチまでできるなんてもう本当に夢のようではないでしょうか？

直接ミュージシャンと触れ合える可能性が大幅に高まることを考えると、左側の通路席近辺が狙いどころかなと思います。

食事・お酒の注文はどうする？

食事やお酒は一通りブルーノートの中で注文が可能です。

ただ、おすすめの2ndステージの場合は、始まる時間が遅いので、個人的には食事は青山・表参道近辺ですませておいて、ブルーノート内ではお酒のみを楽しむのが良いかなと思っています。

お酒は一通りなんでもありますが、おすすめは、その日のミュージシャンをモチーフにしたオリジナルカクテル。

ミュージシャンのスタイルや好み、有名曲などをモチーフにしたオリジナルカクテルが公演日限定で販売され、限定感もありますし、迷ったら頼んでみてはいかがでしょう？

なお、ミュージシャンオリジナルのカクテルは基本的にアルコールありですが、ノンアルコールをご希望の方におすすめなのは、フルーツインプロヴィゼイションというカクテル。

これ、その日に旬なフルーツを絞ってカクテルにしたもので、毎日構成は異なるもの。

店員さんに今日のフルーツを聞いてみて、好みであればぜひ頼んでみては？

公演後も余韻にひたる

公演を楽しんだ後も、店内ではゆっくりすることが可能です。

公演後にミュージシャンによってはサイン会を行ってくれることもあり、CDを購入するとそのCDにサインをしてもらえたりします。

ファンのミュージシャンだったりすると、そもそもすべてのCDをすでに持っていたりするのですが、ここはせっかくの機会なのでぜひ買っちゃいましょう！

ミュージシャンによっては、列の長さによっては、写真撮影や握手がOKな場合もあります。

また、前述のように、サイン会がなくても、特に2ndステージ後は、メンバーがバーで普通に飲んでいることもあり、思い切って話しかけてみるのもいいかもしれません。

サイン会やバーでのトーク、さらには店内で同伴者とゆっくり語るのは楽しいですが、ゆっくりしすぎるとあっという間に終電が危ない時間だったりするので要注意。

…以上、おしゃれな夜が間違いない、ブルーノートをより楽しむコツでした！
ぜひ皆様、素敵な夜をお過ごしください☆