007のジェームズ・ボンドが愛用!OMEGA(オメガ)名作時計を一挙紹介
オメガといえば、007シリーズのジェームズボンドが身につけている時計ですね。007シリーズで採用されたことによって強固なブランドを築いたオメガですが、その歴代のジェームズボンドがどのオメガを身につけてきたのか、整理してみたいと思います。
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OMEGA シーマスタープロダイバーズ 300M
1995年に公開された『GoldenEye』(007 ゴールデンアイ)では、シーマスタープロダイバーズ 300Mが採用されました。ブルーのダイアルが特徴的で、オメガといえばこのモデルを思い出す方も多いのではないでしょうか。実際、普及率も高くメジャーなモデルとなっています。最近ではこのモデルもリニューアルされ、ベゼル素材にセラミックが採用され耐傷性が強まっただけでなく、ダイアルに光沢感が出て、ラグジュアリーな雰囲気も醸し出しています。
その後、シーマスタープロダイバーズ 300Mは007シリーズの中でも脚光をあびる形で映画に登場します。
『Tomorrow Never Dies』(007 トゥモロー・ネバー・ダイ)では、自動巻きクロノメーターに起爆装置が取り付けられてクローズアップされています。
さらに、『The World is not Enough』(007 ワールド・イズ・ノット・イナフ)では、強力な照明と小型フックを内蔵した仕様となっています。
また、『Die Another Day』(007 ダイ・アナザー・デイ)では起爆装置用ピンが取り付けられ、リュウズからレーザーを照射できる特別仕様となっています。
このように、シーマスタープロダイバーズ 300Mは007シリーズでの登場回数が多く、「ジェームズ・ボンドといえばシーマスタープロダイバーズ 300M」という印象が観客に深く刻まれたのです。
OMEGA プラネットオーシャン 600M コーアクシャル
『Casino Royale』(007 カジノ・ロワイヤル)、ダニエル・クレイグがこれまでも採用されてきたシーマスター プロダイバーズ 300M コーアクシャルと、新たに採用されたプラネットオーシャン 600M コーアクシャルを着用しています。プラネットオーシャン 600M コーアクシャルは、シーマスター プロダイバーズ 300Mと比較して重厚なデザインとなっており、ダイバーズウォッチでありながら硬派な印象があります。
『Quantum of Solace(2008)』(007 慰めの報酬)では、、クラシックなブラックのダイアルとベゼルを備えた「シーマスター プラネットオーシャン 600M オメガ コーアクシャル」を着用します。筆者もこちらのオメガを購入しましたが、その重厚感とクラシックさがとても気に入っております。
OMEGA シーマスターアクアテラ
『SKYFALL』(007 スカイフォール)で、ジェームズ・ボンドは「プラネットオーシャン」よりドレッシーな「シーマスターアクアテラ」を身につけています。こちらもオメガ コーアクシャル キャリバーを搭載しておりますが、ベゼルも排したデザインですので、かなり印象は異なります。「キレイめ」という表現がぴったりで、ビジネス用途にはぴったりのデザインとなっております。007のようにスーツでアクションを繰り広げることのない我々にとっては、シーマスターアクアテラがちょうどいいかもしれません。
OMEGA シーマスター 300
日本では2015年12月4日の公開となった最新作『SPECTRE』(007 スペクター)には、オメガ シーマスター 300が登場します。これは、1957年にオメガが発表したクラシックなダイバーズウォッチを現代風にリノベーションしたモデルです。
1957年のシーマスター300。
筆者は、シーマスター プラネットオーシャン 600M オメガ コーアクシャルを購入しましたが、その後に発表されたこのモデルのほうがデザイン的には魅力的に見えてしまっております。レトロでありながら、プラネットオーシャン 600Mからのインデックスや長針のデザイン変更により、全体的にシャープですっきりした印象となっています。ムーブメントはオメガ コーアクシャル キャリバー8400を搭載し、15,000ガウスの磁場への耐性を備えており、見た目はレトロでも、中身は最新の技術を採用したものとなっています。
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この記事のライター
都内法律事務所勤務のアラサー弁護士。ファッションに対しては、それなりにこだわりがあり、周囲のビジネスマンやクライアントさんのファッションを日々観察する。