【20万円~30万円前後】「青い文字盤」が個性を演出するオススメ高級腕時計15選
青い文字盤が醸し出す色気。それは遊び心のあるお洒落な大人にこそ相応しく、カジュアルからフォーマルまでシーンを選ばず使うことができます。今回は幅広いビジネスマンに使ってもらいたいオススメ機械式腕時計を紹介します。ヴィンテージ時計からも一部紹介しますので高級ブランドをリーズナブルに買いたい方も参考にしてください。
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青い文字盤の魅力
出典:gqjapan.jp
近年、青い文字盤の時計がその人気を増してきています。シーンを選ばずに使用できる使い勝手の良さが魅力の1つではないでしょうか。シックなスーツスタイルからカジュアルなTシャツスタイルまで、ブルーの時計はスタイリッシュにコーデを演出してくれます。また青は清潔感を表す色であり、相手からの印象もグッド。今後も青い文字盤のトレンドは勢いを増すでしょう。
なお価格は参考であり、基本的に並行輸入品のもの、そして一部中古品も含んでいます。購入を検討される際はそれぞれのメリット、デメリットの双方を考慮してください。
ジラールペルゴ: フラットウォッチ 9050
世界で初めて腕時計の量産を始めたことで知られるスイスの一流時計メーカー「ジラールペルゴ」。その始まりは1791年というスイスの老舗中の老舗企業です。日本とも縁が深く、日本に初めて渡ったスイス時計はジラールペルゴのものでした。
手が出せない値段の時計ばかりを製造しているので、ヴィンテージ時計が狙い目。特にこのフラットウォッチ「9050」はシンプルなフォルムがさりげない気品を漂わせる名作です。年代物のため、新品では手に入らないという難点がありますが、それでも手に入れたい一品です。自動巻き。
価格:20万円前後〜※中古品
ユリスナルダン:サンマルコ
こちらも世界的に超高級の名声を得ているスイスの時計メーカー。航海に必要なマリン・クロノメーターの製造で独占的地位を獲得し、50カ国もの国でその時計が採用されたという実績を持っています。そのためトレードマークは錨(いかり)。現在では複雑な天文時計を発表したり、新素材の使用を試したり、と市場に強い影響を与え続ける名門企業です。
そんなユリスナルダンのアンティーク時計「サンマルコ」。ギョーシェ模様のエナメルダイアルが印象的で思わず目を奪われます。
価格:30万円後半〜※中古品
クロノスイス:デルフィス
ドイツの新興企業(創立1983年)「クロノスイス」。クォーツ時計が市場を席巻した70年代の中、機械式時計にこだわり続けたクロノスイスの時計は”スイスよりもスイスらしい”と賞賛されてます。
レトログラード機構が特徴的な「デルフィス」。こちらもすでに製造が終了しているモデル。レトログラード(=逆行)とは、決められた一定の時を経過すると、針が瞬時に開始地点に戻る機構のことです。デルフィスの場合、半円状の分表示は60分になると瞬時に針が0に飛びます。その動きは見ていてとても面白く、飽きることがありません。
価格:30万円〜※中古品
オメガ:シーマスター300M
出典:bezel.jp
誰もが知る鉄板ブランド、「オメガ」。究極の時計を自負するため付けられた、ギリシャ語の最終文字”Ω(オメガ)”。”精密時計のオメガ”と呼ばれるその圧倒的な信頼性が生むブランド力はあらゆる分野に浸透しています。アポロ計画で採用され、月面着陸した宇宙飛行士がオメガの腕時計を使用していたことは有名な話。まさに一流ブランドです。
そんなオメガの中でも屈指の知名度を誇るダイバーズ・ウォッチ「シーマスター」。”どんなに荒々しい挑戦にも応じられる時計”として、海に挑む男達に寄り添い続けます。
価格:30万円〜
アノーニモ:ナウティーロ
イタリアで設立された「アノーニモ」。元フェラガモのデザイナー、フェデリコ・マッサチェージ氏によって”世界に通用するイタリアメイドの機械式時計”を掲げ、生まれました。名前の意味はイタリア語で“匿名”や“無名”を意味します。まさに知る人ぞ知るブランド。ダイバーズウォッチに特化しており、スポーティーで男らしいデザインが特徴です。
「ナウティーロ」は20気圧防水にブルーカラーの文字盤とナウティーロらしさが前面に表現されているモデルです。ベゼルの位置もアイコニックでオシャレ。
価格:30万円後半〜
アノーニモ ANONIMO 腕時計。アノーニモ ANONIMO ナウティーロ 腕時計 AM-1001.04.003.A11 NAUTILO
シチズン:カンパノラ コスモサイン
”市民(CITIZEN)に親しまれるように”という想いを込めて作られた懐中時計「CITIZEN」がブランドの発端。1918年創業の日本が世界に誇る時計メーカーです。
2000年から展開が始まった「カンパノラ」はシチズンの最上位ブランドに位置付けられます。なんといってもその個性的なデザインには誰もが目を奪われることでしょう。コンセプトは”宇宙の美”、それを表現するために漆塗りの技法が用いられています。カンパノラの中でも「コスモサイン」モデルは空に浮かぶ星の位置がわかるという圧倒的オサレ感。クオーツ式なのですがその精彩な造りに惚れ惚れします。
価格:20万円〜
エドックス:グランドオーシャン
1884年創業のスイス時計ブランド。高い防水機能、耐衝撃性などで評価され、水上のF1と呼ばれるパワーボートレース「Class-1」や世界一過酷と称されるダカールラリーなどの公式時計を担当しています。世界のスポーツシーンをリードする時計メーカーです。「エドックス」とは古代ギリシャ語で”時間”を意味します。
「グランドオーシャン」は海の香り溢れるコレクションです。41ミリケースという少し大きめなデザインは男らしさを表しつつも、ヨットの舷窓をイメージした12時位置の小窓から覗くムーブメントが密かな美しさを演出しています。絶妙なバランスのとれた自動巻き時計。
価格:20万円〜
ノモス:アホイ アトランティック
「ノモス」はドイツ時計産業の中心地、グラスヒュッテにある時計メーカー。優れた機能性のもと、落ち着いた色味にシンプルなデザインが多く、とても堅実な時計を造り続ける企業です。
”AHOI”とは船乗りの掛け声を意味する言葉。そんな「アホイ」はノモス初の防水時計です。バンドは防水性の高い専用シンセティックベルトが採用されています。深いマリンブルーの文字盤が、落ち着いた大人にぴったりのコレクション。
価格:30万円〜
チュードル:ペラゴス
ロレックスのディフュージョン(セカンド)・ラインである「チュードル」。かつてのイギリス王家チューダー家が名前の由来。その部品の多くはロレックスと同じものが採用されているため、非常に高品質です。
「ペラゴス」も外観はロレックス、サブマリーナデイト に瓜二つ。直球を外し、あえてチュードルを選ぶことで時計通をアピールしてみるのも良いのでは。
価格:30万円前半〜
ボーム&メルシェ:クリフトン
”何も見のがさない。最も優れた品質の時計だけを作る”という信念のもと、高品質な時計を造り続けている「ボーム&メルシエ」。始まりは1830年に遡る老舗企業。エレガンススなデザインとコストパフォーマンスの高さから世界中にファンを増やしています。
クラシックなコレクションである「クリフトン」。着け心地の良さも意識されたデザインはあらゆるシーンで頼りになるモデルです。落ち着いたデザインに遊び心を持たせることができる、ムーンフェイズ(月齢、月の満ち欠けを文字盤に表示させる機能)付きフルカレンダー機能を搭載したモデルがおすすめ。
価格:20万円後半〜
クエルボ・イ・ソブリノス:トルピード ヒストリアドール ペキニョスセゴンドス
キューバ・ハバナにルーツを持つメーカー「クエルボ・イ・ソブリノス」。ヘミングウェイ、チャーチル、アインシュタインなどを顧客にしたことで、急速にその知名度を高めました。その後キューバ革命の影響で40年間の休止状態に陥ったものの、復活。現在はスイスを拠点にしつつも、キューバのライフスタイルを感じることのできる時計を造り続けています。
鮮明な青い文字盤が海を象徴する「トルピード ヒストリアドール ペキニョスセゴンドス」。太陽光に反射する文字盤の輝きはいつまでも見ていられる美しさです。
価格:30万円〜
こちらも青い文字盤の2014年新作モデル「ヒストリアドール フラメンテ」。定価:496,800円(税込)
ヴァルカン:50s プレジデンツ ムーンフェイズ
1947年に世界初の機械式アラーム腕時計を発表したことで知られるスイス企業「ヴァルカン」。またトルーマン、アイゼンハワー、ニクソン、ジョンソンなど歴代の米国大統領が愛用した”プレジデント・ウォッチ”としても有名。
ヴィンテージウォッチでおなじみのトリプルカレンダームーンフェイズを復刻した「50s プレジデンツ ムーンフェイズ」。ヴァルカンの歴史から生まれるその気品を感じることのできるモデルです。
価格:30万円〜
フレデリックコンスタント:スリムライン ムーンフェイズ マニュファクチュール
”ごく限られた一部の時計愛好家だけでなく、高品質の時計をより多くの方々に楽しんでいただくこと”を信条とし、コストパフォーマンスを追求した時計造りを行うスイス企業「フレデリックコンスタント」。ものによっては10万以下で購入可能なモデルもあります。文字盤工房を行っていたこともあり、文字盤のデザインと質感にこだわりを持っています。
エレガントな「スリムライン」から深いブルー文字盤が印象的な1本を。ムーンフェイズ機能も搭載されておりシンプルなデザインの中に技術が凝縮されています。2013年に発表された新しいモデルです。
価格:30万円後半〜
ボールウォッチ:エンジニア ハイドロカーボン
”産業に貢献できる機能性”を追求するアメリカ生まれの時計メーカー「ボールウォッチ」。アメリカに正確な鉄道時計システムを導入したことで知られています。その歴史から現在も過酷な環境においても正確な時間を告げる時計を造り続けています。
そんなボールウォッチの理念を体現した「エンジニア」コレクション。耐衝撃性5,000GS、耐磁性4,800A/mという非常にタフな時計です。
価格:20万円後半〜
モーリスラクロア:ポントス デイデイト
比較的新しいスイス時計メーカー「モーリスラクロア」。複雑な機械式時計をリーズナブルに提供していることで着々とその人気を高めてます。
モーリスラクロアといえば「マスターピース」、「ポントス」の2コレクションが有名。ミドルクラスラインであるポントスは伝統と近代的デザインとが調和されたモデル。デイデイト機能搭載モデルは機能性にも優れているので日々の生活にしっかりと寄り添ってくれるでしょう。
価格:20万円後半〜
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この記事のライター
新しい物好きなうざかわ系アラサー男子。男子校で男に囲まれてきた反動から、大学以降は女性にモテることのみを考えてます。でも基本シャイなんでうまくアプローチできません。外資系メーカー→MBA→国内インフラ企業と経験。英語も話せる真面目な人間。