どん底から這い上がる『キッズリターン』

どこまでも続く道を歩くということは、いつも「始まり」である。人生での大事なことを教えてくれる、北野武監督の名作『キッズリターン』をご紹介します。

vokkaVOKKA 編集部
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どん底から這い上がる

ビジネスでも、いつもうまく回るわけではありませんよね。時に失敗したり、落ち込んだりしてしまうことがあります。そんなときでも、前へ歩いていくにはどうすればいいのでしょうか。どん底を知ることが出来れば、上へあがっていけるのです。
どん底から這い上がる時に、心に刺さる名言を残す映画があります。

キッズリターン

北野武監督「キッズリターン」です。
物語の最後で登場する名言があります。

「バカヤロー、まだはじまってもいねえよ」

前を向く

どん底を見た主人公2人の会話で、もう終わりなのかなという問いに対する、この答えは実に深いセリフです。

落ち込んで、自分自身がもう終わってしまうように感じたけれど、まだ始まってもいない。
ということは、まだまだこれから先がある、ということです。

普段の生活でも

この名言はビジネスの世界にも当てはまるでしょう。

商談がまとまらなかったとき、仕事でミスをしてしまったとき、はたまた経営そのものの先が見えないような、苦しい場面に出会うことは多いはずです。
そんなときに、この言葉を思い出すと、また力強く前を向いて歩いていけるように思えるでしょう。

終わりはない

人生にもビジネスにも終わりはなく、実は終わりがあるとしたら自分自身が勝手に線を引いてしまう時かもしれません。

失敗すると、それですべてが終わってしまうような気分に陥ってしまうことがあります。しかし、終わりはなくて、ただただ、日々の瞬間が連綿と続くだけなのです。

どこまでも続く道を歩く過程では、いつも始まりなのです。
人生は続くという、当たり前だけれど意識できていない現実を秀逸に表現している映画です。

長く続く人生において、ときに敗北感を味わってしまうことはあるはずです。しかし、そんなときにも、このセリフを心に留めておくと、どこからか力強いエネルギーが湧いてくるような気になれるのではないでしょうか。

傷ついても、先が見えなくても、終わりなんてないのです。

さあ、前を向きましょう。

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