大人にこそ似合うブランドバッグ「バリー」のおすすめアイテム4選
160年以上の歴史を持つスイス発祥のファッションブランドであるバリー。革新性、機能性、リラックス感をテーマとした数々のアイテムは、ブランドのロゴが主張すること無く、実用的でコーディネートしやすいものが多く揃っています。中でもバッグはシンプルなファッションを好む男性にこそおすすめ。その魅力に迫ります。
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高級靴メーカーからトータルファッションブランドへ
バリーは1851年にカール・フランツ・バリーが、スイス北部のシェーネンヴェルトで弟と共に創業した店が始まりです。
当初はリボンのメーカーとして営業していたものの、パリに出張したカールがパリジェンヌの靴に影響を受け、そこから靴の製造を開始しました。当時にはなかったエレガントなメンズドレスシューズや機能性の高いパンプスが富裕層を中心に受け入れられ、やがて高級靴ブランドとしての地位を欲しいままに。
時を経て1980年頃には、服やバッグなどのレザー製品の分野にも進出し、トータルファッションブランドへと成長を遂げています。
バリーのスタイルは、革新性、機能性、リラックス感に集約されており、どのアイテムも品質の高い素材を使いながらも野暮ったくならず、都会的で洗練されたデザインになっています。こうしたデザインは「気取った風に見えないながらも、ラグジュアリーで機能的なアイテムを持ちたい」という現代の男性のニーズにマッチし、非常に人気を博しているわけです。
特徴的なデザインはキャンバス地のストライプ。スイス国旗の色である赤と白に塗られた登山鉄道が元となっており、レザーの重厚感とキャンパス地のカジュアルさが絶妙なバランスでマッチしています。
バッグは概ね6万〜12万円程度。インターネットショッピングでも扱う店舗は多いものの、品薄のモデルもある様子です。
オフの日には「TACILOレザートートバッグ」で遊び心を
最初に紹介するのがレザートートバッグ。後述する使いやすさから、持っておいて損はない逸品です。
厚みのあるしっかりとしたレザーを使用しており、型くずれしにくく高級感のある作りになっています。
A4サイズがすっぽりと収まる大きさで、フロントには定期券などの収納に最適なオープンポケットが付いているので実用性は抜群。
内側には、携帯用ポケットやペンホルダーなど大小様々なサイズのポケットが揃っているため、ビジネスシーンでも活躍すること間違いなしです。
また、取り外し可能なストラップが付いており、ファッションや荷物の量に合わせてショルダーバッグとしても使用可能。
カラーはブラックもありますが、オフの日なら遊び心のあるこちらのチョコレートもいいでしょう。赤のストライプがアクセントとしてファッションのポイントにもなります。
ビジネスバッグはどれも傑作で安定感のある使い心地
ビジネスバッグはどれも使い勝手が抜群。実用性は保証されているので、後はデザインと容量で決めると良いでしょう。
こちらのBALZACOは2wayで使える、ショルダーストラップ付きのビジネスバッグです。またハンドル部分はベルトのように長さを調節することができるので、肩まで腕を通してトートバッグのように使うことも、通常の手提げ鞄として持ち運ぶことも可能。スマートな見た目と実用性の高さに唸ってしまいます。
カラーはブラック、チョコレート、ネイビーの3種類。
こちらも2wayタイプのブリーフケースですが、よりカジュアルな印象を持っています。
ストラップは取り外し可能で、ショルダーバッグとして使えばストライプがカジュアルダウンした服装に相性抜群。
一方でストラップを外せばシックでシンプルなレザーブリーフケースとして使えるので、フォーマルな場やスーツ姿にぴったりです。
クラッチバッグとしても使いたいならNORGE MEDIUM
コンパクトに持ち歩き、クラッチバッグにも使いたいならNORGE MEDIUMがおすすめ。
傷の付きにくいレザーに半光沢を施した、ドキュメントホルダー型のバッグです。最小限の荷物をコンパクトに持ち運べるので、今流行りのクラッチバッグのように使ってもいいでしょう。光沢のあるデザインはオン・オフの場を問わずファッションとして光らせることもできます。
肩肘張らない上質さで大人のおしゃれを
バリーのバッグは上質なレザーを惜しげなく用いているため使い込むほどに味わいを増し、一方で実用面では機能的なポケットが多く整理がしやすく、かつ縫い目を最小限に抑える縫製方法によって丈夫さと軽さを両立しているので使い勝手も抜群。
肝心のデザインも、「いいものを持っている」ことを露骨にアピールしない、品のいい上質さを発散している飽きのこないものになっています。
こうした特性から、バリーのバッグは一度手にすればその後長く付き合うことができる逸品と言えるでしょう。
肩肘を張らずに落ち着いたいいものを取り入れたい、そんな大人にこそおすすめです。
ビジネスバッグは、男性ビジネスマンの数少ないおしゃれアイテムです。せっかくなので、王道で高品質なものを手に入れてみてはいかがでしょうか。
30代から40代にかけてどのようなビジネスバッグを持つかというのは非常に悩ましいです。普段の通勤用から出張用まで様々なビジネスバッグを用意する必要があります。今回は高級感があるお洒落なタイプのものと、出張にも使える機能性に優れたタイプのものを紹介します。
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この記事のライター
慶應大学卒業→大手証券会社→外資系コンサルティングファーム。表参道に在住し「日常をドラマに」することに腐心し人生の上質化を目指す日々。酒を飲むこと、酒を飲むように本を読むことが好き。目を離せばすぐに眠りこもうとする遊び心をジャズとビールで蹴飛ばしながら、今日も都心で生きてます。