Dickiesの「チノパン」がお洒落で機能的で優秀らしい！

Dickiesってどんなブランド？

「FIT YOU,FIT YOUR JOB」というディッキーズのコンセプトはもともとは働く男たちのためのワークウェアであったことを物語っています。
ディッキーズはアメリカのテキサス州の小さなオーバーオールを売る会社でした。C.N.ウィリアムソンとその従兄弟であるE.E.ディッキーがタッグを組んでワークウェアを販売し始めたのは1920年代のこと。国中がアメリカンドリームに湧いている真っ只中のことでした。
当時は多くの労働者が農夫や鉱夫として働いており、それぞれの仕事現場を実際に見に行ってどのような機能が求められているのかということを追求しながら今の上部で機能性に優れたパンツを作り上げました。労働者のニーズを忠実にデザインに反映したディッキーズのパンツは多くの労働者から支持を得てあっという間にアメリカ中に深く浸透していきました。
ワークウェアとしての地位を確実に確立させていったディッキーズは第二次世界大戦の時には政府の要請を受けて何百枚もの制服を製造しました。しかしここでも彼らはものづくりへのこだわりを失わず一つ一つ確実に質の高いものを生産したことで国民からの支持はより強固なものになりました。

ディッキーズの代表的なワークパンツの「874」は大戦後の1950年代に生まれました。このパンツは上部で汚れにくく、どんな人の大家にもフィットするということで爆発的なヒットを飛ばします。このようにしてディッキーズの名前は世界中に広がって、多くの人に愛されるようになっていったのです。

もともとワークウェアだったディッキーズのパンツがファッションアイテムとして浸透していったのは1990年代頃の話です。この時代にアメリカでストリートカルチャーブームが起こり、当時のファッションアイコン的存在だった西海岸のスケーターたちが我先にと「874」を着たことでカジュアルファッションの定番アイテムとして定着していったのです。

Dickies の強みは豊富なパンツの種類

874

ディッキーズといえばこれ。ディッキーズがアパレルブランドとして地位を固めるきっかけとなった「874」のワークパンツです。
シルエットは緩すぎず、フィットしすぎないストレートタイプでどんな体型の人にも合うようにデザインされています。
もともと作業着であっただけあってフロント部分は製品に傷をつけないようにホックデザインになっています。
実用的なデザインが詰まったワークパンツは丈夫でコストパフォーマンスも高く、労働者だけでなくストリートカルチャーの牽引車である若者たちにも絶大な人気を誇っています。

全体的にゆったりとしているのでモードというよりはカジュアルな雰囲気にまとめやすいパンツです。Tシャツやシャツ、スウェットなどと合わせると簡単にアメカジスタイルが完成します。
足元もブーツからスニーカー、サンダルまでアイテムを選ばないのも嬉しいポイントです。
最近はキレイめのスタイルが流行っているので、アメカジを全面的に押していくよりは、ドレスシューズなどと合わせてキレイめなアメカジスタイルにまとめるのがオススメです。

WD874

伝統的な形の874を現代風にアレンジされたのがこのWD874です。
また上から始まり、もも周り、裾の方に向かって徐々にタイトになるようにデザインされているので874の持つ無骨な雰囲気が弱まって、スタイリッシュな印象が強くなりました。
それでいてモードな雰囲気になるわけではなく、カジュアルな雰囲気は維持しているのでどのようなコーディネートにもマッチします。
また、素材も昔のものと比べてさらに質が上がっており、丈夫で型崩れしにくくなっています。ワークパンツには見られない独特の光沢も持ち合わせているのでドレスパンツのような雰囲気もあります。タウンユースに特化したWD874はディッキーズの新定番のパンツです。

浅めのまた上と、腰周りから裾に向かって緩やかにテーパードしたデザインのパンツは細身な印象を与えながらもぴちっとした印象にはなりません。太すぎず、細すぎず、キレイめコーディネートにもつかいやすい万能シルエットのパンツです。
やや光沢がかった素材感がカジュアルなシーンでもフォーマルなオフィスシーンでもいろいろなシーンでも使えるようにしています。キレイめなシャツスタイル、男っぽくブルゾン、かっちりとジャケットを合わせるなど、コーディネートは無限に広がっています。
豊富なカラーが魅力的ですが、キレイめコーデをするなら無難にベージュかネイビーがおすすめです。

WD1361

チノパンはゆったりとしたイメージが強いかもしれませんが、このタイプはエクストラスリムタイプなので下半身をすらっと見せてくれます。脚がキレイに見えるように若干テーパードが入っているので、どんな着こなしにも合わせやすく、細身のキレイめのパンツが欲しいという方にオススメです。
ややハードな素材を使っているのでWD874のような光沢はありませんが、このスタイリッシュなシルエットと、無骨な印象のハード素材がバランスよく組み合わさっています。
細身のパンツはモードな着こなしの時に履くことが多いかと思いますが、この分厚い素材はビシッと決めたコーディネートの中で抜け感を演出してくれることでしょう。
シャツや、ジャケット、ブーツやスニーカーなど、一緒に合わせるアイテムを選ばないので一枚は持っておきたいアイテムです。

ワークパンツのような素材感のパンツなのでジャケットのような大人っぽさを演出するアイテムと一緒に切ることが多いですが、このパンツはタイトなシルエットなのでスタジャンなどカジュアルなアイテムと合わせても子供っぽくならずに着こなすことができます。
シャツを合わせたキレイめコーデの時は無骨な素材が抜け感に、スタジャンやスウェットのようなカジュアルアイテムを合わせる時は細身のシルエットがかっちり感をプラスしてくれるのでコーディネートのバランスを取る時にとても便利なアイテムです。

WD3876

裾に行くに従ってテーパードしていながら、最大限ゆとりを削ったこのタイプのパンツはディッキーズのパンツの中でも最もスリムなシルエットのパンツの一つです。
シューカットタイプのWD2876と共にヒップでは10cm以上、ワタリ幅も6cm程（ぐるりで）WD874に比べてタイトになっています。
すらっとしたシルエットなので、様々なシーンで使えるチノパンです。
パリッとした質感が特徴的で、人によってはドレッシーすぎると感じるかもしれませんが、着ていくうちに徐々に馴染んでくるので着れば着るほど履きやすくなる面白いアイテムです。

WD874よりもさらにスッキリとした細めのシルエットなので、チノパンの中でもスキニーに近いトラウザータイプを探している方におすすめです。
もともとワークウェアを展開していたディッキーズはどうしても無骨な印象が漂っていましたが、このタイプは野暮ったさを解消し、タウンユース、ビジネスシーンでの着用に特化したアイテムです。
細身のパンツですが、テーパードタイプなのでぴったりはしません。おすすめのサイズはジャストサイズ。ジャストサイズのものを選ぶとセンターのテーパードラインがキレイに見えるので脚長効果も期待できます。
カジュアルに着たい時にはやや大きめのトップスを合わせるのがおすすめです。パンツが細身なのでバランスの良い着こなしになるでしょう。

WD5882

腰回りはゆったり目にデザインされていますが、モモから急激に細くなっています。ふくらはぎさえきつくなければ無理なく着用できると思います。
細身に見えますがTCツイルストストレットというストレッチの効いた素材が使われているのできつくなりすぎることもなく絶妙な着心地を再現しています。
ただしストレッチの効いた素材で作られている分、雰囲気はカジュアルなものになるのでビジネスシーンよりもプライベートで着ることをおすすめします。

腰回りはゆったりとしているのでヒップハング気味にはくと裾に向かって細くなるテーパードシルエットを強調することができます。
この時に気をつけたいのが裾の長さです。裾が長すぎると足元がもたついてスタイルが悪くなってしまうので折ったり裾上げをするなどしてたるみすぎないように注意しましょう。
細身のパンツなのでパーカーやスタジャンなど緩めのアウターとの相性がいいです。足元はスニーカーを合わせてモードな雰囲気の漂うストリートスタイルを完成させましょう。

WD881

折り目の詰まったハリのある素材なので耐久性は抜群。TCツイルは汚れやしわのつきにくいという特徴を持っており、その素材の優位性はそのままにストレッチさ材を織り込んだので機能性も着心地もどちらも追求したアイテムになっています。
ナロータイプと違って腰周りからしっかりとフィットするようにデザインされているので腰回りもシュッと見せることができます。
細身のシルエットとハリのある素材感は、アメリカンカジュアルスタイルのようなOFFシーンの時はもちろん、キレイめスタイルやオフィスウェアとしても使えるので一本持っておくと重宝することになるでしょう。

腰回りもフィットし、その下も足に沿うようにデザインされているので下半身全体をすっきりと見せる効果があります。
かといってピチッとするわけではないのでボリュームのあるトップスはもちろん、ジャストサイズのTシャツやシャツなどもキレイに着こなしことができるでしょう。
足をキレイに見せてくれるので裾を少し折って９分丈で着ると爽やかな雰囲気にもなれます。最近は短めの丈のパンツで足首を見せるのも流行っているので、短めパンツでトレンドを押さえた着こなしもこのパンツならできます。

WD991

コットン65％ポリエステル35％の柔らかい素材んかんと豊富なカラーが魅力的なこちらのパンツ。
太めのシルエットがワークウェアかんを演出するとともにヴィンテージかんも遠しゅつしています。
シルエットはルーズでカジュアルな印象ですが、裾に向かってテーパードしているのでもたつくことなくすっきりとしたシルエットで着ることができます。
ワークスタイルのコーディネートの時はもちろん、キレイめスタイルの外しアイテムとして使えるなど、遊び心の詰まった一本です。

ペインターパンツはトップスも大きめサイズのものを持ってくることで全体的にルーズに着るのがせおりーですが、このパンツはテーパードが入っているので普通のパンツと比べるとすっきりと見せることができるのでシャツなどのようなキレイめアイテムを合わせてもおしゃれに着こなすことができます。
それでもキレイめスタイルよりはストリートスタイルの方がコーディネートしやすいので、ルーズパンツを今まであまり来たことがないという方はストリートスタイルをおすすめします。他の人とは違うストリートスタイルを作ることができるでしょう。

WD914

こちらもコットン65％ポリエステル35％のヴィンテージかんの漂うラスティー素材のパンツです。
このタイプはWD791のリラックスパンツよりもタイトでストレートなシルエットなのでただ単に緩いのではなく、キレイめな雰囲気も演出できます。
ラスティーの素材感は気に入ったけどペインターパンツは自分のスタイルには緩すぎて合わないという方におすすめしたいのもこのタイプです。
上のWD874のパンツはポリエステルの配合が大きかったので光沢が生まれていましたが、こちらはコットンの割合が高いので独特のやわらかさのある素材感を楽しむことができます。
また、このタイプだけはディッキーズのロゴが他のものとは違ってシックな色合いになっているのもさりげないおしゃれポイントです。

少しタイトめなシルエットのパンツなのでWD791のラスティーパンツよりもキレイめなコーディネートをしたい時に穿くことができます。
足元をロールアップすればリゾートかんを演出できます。またキレイめコーディネートの時にも裾を折ると足元に抜けかんができるのでおすすめです。この時には折り目はラフな感じではなくキレイにきっちりと折るようにしてください。
ポリシャツやシャツのようなキレイめアイテムにサングラスやドレスシューズなどを合わせれば大人っぽさの漂うシティルックの完成です。

WD364

シンプルなストレートシルエットなのでどんなスタイルでもどんなシーンでも着ることのできる汎用性の非常に高いアイテムです。
このパンツはコットン100％なので他のパンツにある独特の光沢や硬さに苦手意識を持っている方におすすめしたい一本です。
シルエットはWD874と同じのストレートタイプ。コットン100％で柔らかい素材感になってはいますが、キレイめのストレートシルエットなので、ワークパンツというよりはオフィスに着る方がピッタリでしょう。

コットン100％のヘビーコットン素材が新しいこちらのタイプ。TCツイルなどのような光沢のあるパンツと比べると温かみのある印象に仕上がっています。
シルエットとしてはどんなコーディネートの時でも合わせやすいベーシックなストレートタイプなので定番ヘビロテアイテムになること間違いなしです。
シャツを合わせてビジカジスタイルにしたり、裾を折ってカットソーと合わせた爽やかカジュアルスタイルにしたりと幅広いスタイルに対応できます。
シューズなどいろいろなアイテムで自分好みのスタイルに持って行きましょう。可能性は無限大です。