まだ間に合う!大ヒット上映中『インサイドヘッド』を観に行こう
ピクサー長編アニメーション20周年記念作品である、インサイドヘッドをご存知ですか?今テレビのCMや番組で見かけることがあるのではないでしょうか?多くの方が一度は耳にしているはずです。今回は、インサイドヘッドの魅力をご紹介致します。
- 7,697views
- B!
インサイドヘッド
2015年公開のアメリカ合衆国のコンピュータアニメーション3D映画で、人間の感情を題材としています。アメリカ合衆国では2015年6月19日、日本では2015年7月18日に公開されました。現在、日本で大ヒット上映中のピクサー映画です。本作の監督を務めるピート・ドクターは、自身の娘の成長や感情の変化に戸惑う気持ちが本作を作るきっかけになったと話していて、原題の"Inside Out"は「裏返し」という意味があります。
あらすじ
11歳の少女ライリーの頭の中に存在する5つの感情たち…ヨロコビ、イカリ、ムカムカ、ビビリ、そしてカナシミ。ライリーの誕生や成長と共に生まれた彼らは、彼女を守り幸せにするために日々奮闘しています。しかし、ライリーを悲しませることしかできない「カナシミ」の役割だけは、大きな謎に包まれていました。
ある日、ライリーは父親の仕事の都合(新しい会社を作るため)で生まれ育ったミネソタの田舎町を離れ、慣れない大都会サンフランシスコへ引っ越してきます。不安定なライリーの心は感情たちにも大事件を巻き起こし、ライリーの思い出が詰まった"思い出ボール"に触れようとしたカナシミと、それを止めようとしたヨロコビがボールを吸い込むチューブへ吸い込まれて、頭の中の司令部から消えてしまうのです。
2つの大切な感情を失ったライリーは危機的な状態となり、このままでは心が壊れてしまう、というピンチに立たされます!はたして感情たちは、ライリーを救うことができるのでしょうか?
そして、カナシミは本当に必要なのでしょうか?カナシミに隠された、驚くべき「秘密」とは?
個性豊かな登場人物
ライリーは、11歳の女の子です。舞台は彼女の頭の中です。金髪で青い目をしていて、アイスホッケーをすることとユーモアが大好き、ミネソタではアイスホッケーのチームに所属していました。正直で、家族と親友のメグを愛する優しく活発な女の子です。ライリーはお父さんとお母さんの3人家族で、とても仲良しです。ライリーのお父さんは茶髪で、口ひげが生えています。頭の中ではイカリがリーダーを務めているようです。ライリーのお母さんは茶髪で、眼鏡をかけています。頭の中ではカナシミがリーダーを務めていて、ライリーのことを心から愛している優しい性格を持っています。一緒に、アイスホッケーをしたり、猿のものまねをするなどふざけたりしています。しかし最近は新しい仕事が忙しく、娘の心の変化にまで気づかない所もあるようです。
こちらは、ライリーの頭の中にいるライリーの感情たちです。ヨロコビは感情の中でも、最も重要な感情であり、本作の主人公ともいえる存在です。ポジティブでハイテンションかつ、いつも明るく、感情たちのムードメーカー、常にライリーを幸せにするために楽観的で、前向きな存在です。カナシミは本作のもう一人の主人公です。感情たちの中で最もネガティブな存在で、ヨロコビのアイデアをことごとく否定し、憂鬱な時間を過ごしています。イカリは自分にも他人にも厳しい性格の持ち主で怒りっぽく、偉そうな態度を取っています。ムカムカはせっかちで過保護な性格、オシャレに興味があるようです。ビビりはライリーを守ろうとするばかりにいつも怖がり、危険や災難を予想、察知する能力は飛び抜けているが、やり過ぎな一面もあるようです。この5人が力を合わせることでライリーの感情をコントロールしています。
主題歌「いとしのライリー」
日本語吹き替え版の主題歌はDREAMS COME TRUEの「愛しのライリー」です。なんと、ディズニー/ピクサー史上初オリジナルの書き下ろし主題歌です!曲自体が、ライリーの中にいる“感情”が彼女の幸せを見守る愛を描いた、ライリーへの応援ソングにもなっています。思わず口ずさんでみたくなるような、かわいらしい曲です!聴いていると元気になれます。
日本オリジナルのシーン
ライリーの嫌いな食べ物として描かれるのは、アメリカのオリジナル版では「ブロッコリー」ですが、日本語吹替版では「ピーマン」に変更されています。これは、子供が嫌いな食べ物が、アメリカではブロッコリーが上位で、日本はピーマンやニンジンが上位のためで、製作者であるディズニーによると、「日本の観客に本作を自分の物語として楽しんでもらいたい」という意図から変更されています。また、その意図から、感情たちの役名も日本語版他、世界42言語でそれぞれの「感情」を表す言葉が役名に付けられているのです。そこまで細かい配慮のある映画だからこそ、みんなが楽しめるのです!
映画館で観よう!
いかがでしたか?映画「インサイドヘッド」の魅力が伝わりましたか?私は今日、実際に観に行ったのですが、とても面白くて、感動もできる、とても良い映画だったなと感じます。家族の愛や、ヨロコビがライリーを大切に思う気持ちに感動しました。家族、友達、恋人、だれと行っても楽しめると思います。とても、おすすめの映画です。ぜひ、まだ観ていない方は、映画館まで足を運んでみて下さい!
この記事のキーワード
この記事のライター
栄養学を勉強している、都内の女子大生。お料理、お菓子作りが大好きです☆☆最近は、家のキッチンで、レシピやメニューを考えることにはまっています!記事はグルメを中心に、ファッションやライフスタイルなど、幅広く書いています!