10万円を11万円にしよう!プチプライス株で小遣い稼ぎ!
大人になってから株を始めるという方も多いものです。とは言っても最初から大きく狙うのは危険で、最初はお小遣いを稼ぐぐらいから始めるのがちょうどいいものです。そこで今回は株でお小遣いを稼ぐための一例をご紹介します。
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ボーナスを上手に増やす
ボーナスの季節となりましたが、皆さんそのボーナスをどうしていますか?
あれもこれも欲しい、あそこにも行きたい!あれも食べたい!と全部使ってしまってる???
それとも全額貯金?そんな人はあまりいないと思いますが・・・。
今回はボーナスのうち10万円だけを上手に株に投資して11万円に増やし、1万円のお小遣いを稼ぐ方法をご紹介します。
株初心者はまず口座開設から
株を始めたいと思ったらまず何をするか?それは証券会社に口座を開設することです。今はネット証券が主流ですので、ネットで申し込むことも可能です。申し込みをすると口座開設申請書類が届きますので記入して返送します。口座開設までには2週間ほどかかりますのでそのくらいの時間の余裕を見るようにしましょう。ネット証券は様々ありますが、どうせ使うならお得な条件がある証券会社がいいですね。
例えば楽天証券なら株の売買をした金額に応じた楽天ポイントが貯まり、そのポイントが楽天市場のお買いものに使えたりします。証券会社によって特典がありますのでまずは資料を取り寄せて、自分にとって使いやすいところを選ぶようにしましょう。
株の売買にかかるお金
早速口座を開設したら、自分の口座にお金を入れ、そのお金で株を購入するようになります。
しかし、株の売買にかかってくるお金がありますので、取引をする前にそこをきちんと理解しておきましょう。
*手数料*
例えば楽天証券の場合、株の売買の手数料にはいくつかの種類があり、自分でその中から好きなコースを選びます。
*ワンショットコース:1回の売買で発生する手数料。10万円までなら150円
*超割コース:取引や残高に応じて手数料が安くなる。10万円までなら257円
*一日定額コース:一日に何度も取引する人向け、一日に10万円までなら463円
これを見ると手数料には大きく差が出てきますね。たまにしか取引しないならワンショットコース、一日に買ったり売ったりを繰り返すなら一日定額コースがお得と言えます。
*源泉徴収*
株は年間の利益が20万円を超えると利益の20%の税金を支払う仕組みになっています。税金を支払うということは確定申告が必要なの?と思われるかもしれませんが、口座を開設するときに「特定口座の源泉徴収有り」という形にしておくと、自動的に利益から税金が引かれ、確定申告も不要です。証券会社が年間取引報告書を作成して翌年1月末までに郵送してくれますし、副業としてやっていても源泉徴収が済んでいるので収入に合算する必要がありません。
ですから、年間20万円以上の利益を目標としているなら、「特定口座の源泉徴収有り」を開設しましょう。
逆に年間20万以下の利益であれば源泉徴収を支払う必要はありません。この場合は「一般口座」を使います。
一般口座は年間利益が20万円未満なら何もする必要がなく、20%の源泉徴収もないので利益がそのまま自分のモノになります。しかし年間の利益が20万円を超えたら確定申告が必要なので気をつけましょう。確定申告の際の年間取引報告書も自分で作成しなくてはならなくなります。
とりあえず面倒なことが嫌だ!という方は、20%源泉徴収が自動的に引かれる特定口座を開設しておけば問題ないでしょう。万一自分が買った株がどんどん上がったら、利益が20万以上になるわけですしね。
10万円で買える株
では、10万円で買える株ってどんなものでしょうか?
株は自己責任!が基本なので、ここでは敢えて「この銘柄がオススメ!」みたいなことは書きませんが、その選び方だけご説明します。
まず、株には単元数というものがあります。
株価100円の会社の株を買う場合、単元数が1000なら、100円×1000単元=100,000円で購入することが出ます。
株価1000円で単元数が100なら、1000円×100単元=100,000円となるのです。
気になる株が見つかったら、株価のチェックと共に単元数もチェックしましょう。
自分が投資する10万円で買える株をどう探すか考えるとき、この単元数を理解する必要が有ります。
東証1部でも100円前後の株はいくつかあります。
ジャスダックやマザーズなら100円以下の株もあるんです。
まずはどんな株があるのかをチェックしてみましょう。
いくら上がればいくら儲かる??
では、10万円を使って100円の株を1000単元買ったとして考えてみましょう。
この100円で買った株が1ヶ月後に110円まで上がったとします。
すると、110円×1000単元=110,000円!ここで1万円の利益が出ています。
しかしこの株を売る時に注意すべきが手数料と源泉徴収です。
1万円の利益から20%の源泉徴収が惹かれますので、10,000円×0.8=8000円、利益は8000円になります。
そして手数料が150円なら、8000円-150円=7850円 この7850円が利益なんですね。
ですから100円の株を1000単元買ったら、113円位になってから売ると利益が1万円になるわけです。
基本的には利益が出たら、そのうちの8割弱が自分の儲けになるというのを頭に叩き込んでおけばOKです!
株を買うタイミング
では、株はどんなタイミングで買えばいいんでしょうか?
株の口座を開いたら、色々な銘柄を探して自分に合ったものを3つくらい目星をつけます。
そして、その3銘柄の株価の動きをまず1週間じっくり見ていきます。
こうするとそれぞれの株の値動きの特徴が見えてきます。
一日のうちでほとんど値動きのないもの、いきなりパッと株価が上がる時間があるが最後は元の値に戻るもの。
株は慌てて購入せずに、最初にしばらく様子を見ることが大事です。
これと同時にその会社の業績、これまでの株価の動向、過去最低の株価がどのくらいか?も見ておきます。
株を買う前に、その株が過去最低の株価になったことを想定してそれでも変えるかを考えるのが大事です。
そして目星をつけていた株がグッと下がった日が合ったらその辺りで買うようにします。
無事に株が変えたら、あとはしばらく株価を眺めて過ごしますが、売るタイミングも大事です。
購入した金額の10%以上上がったら売る、こんな風に決めて欲を出さないこと!
売ると決めた時に売らないと株価がどんどん下がってしまうこともあるんです。
自分の目標さえクリアしたらさっと売るようにしましょう!
株はあくまでも自己責任
今回ご紹介した10万円を増やす方法はそれほどリスクが高くない資産運用の方法です。
10万円の資産運用なら何かあってもそれほど痛手は負わないでしょう。
10万円を運用して11万円になったらちょっとしたお小遣いですし、株のしくみも理解できて勉強になります。
ビジネスマンなら知っておきたい株の世界をちょっと垣間見る、そんな目的も果たせるのがこの運用方法です。
株はあくまでも自己責任です、最初は少額から初めて仕組みを理解するようにしましょう。
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この記事のライター
電機メーカーに長年勤務し、宣伝部門で販促活動や広告作成に従事しておりました。多くの男性と仕事をする中で得た様々な経験と女性としての視点を活かした記事で皆様が楽しめる記事を執筆していきたいと思います。