一夜限りのBBQ！?ミシュラン星付の小笠原伯爵邸でのBBQパーティーは大人過ぎる香り

小笠原伯爵邸は8年連続ミシュラン１つ星獲得の有名店

都営大江戸線「若松河田」駅から徒歩1分とアクセス抜群でありながら、閑静な街並みに囲まれた新宿・河田町。その一角に道行く人も思わず足を止めて眺める瀟洒な洋館があります。
礼法の宗家で有名な小笠原家第30代当主、小笠原長幹伯爵（旧小倉藩主）の本邸であるスパニッシュ調のこの館は、当時最盛期を迎えていた曾根中條建築事務所の手により昭和2年に竣工されました。
その後放置されていたこの館を、インターナショナル青和株式会社がリノベーションに着手。2002年6月には75年にも登る長い眠りから覚め、息を吹き返しました。
現在ではスペイン料理の名店として人気を博し、8年連続でミシュラン一つ星を獲得しています。

館内は1000坪の敷地と荘厳なスパニッシュガーデンが

建物はクリーム色の外壁にエメラルドグリーンのスペイン瓦が覆っています。
正面玄関、葡萄棚のデザインされた青空の透けるキャノピーをくぐり、大扉の内側に一歩入ると鳥かごの欄間があり、訪れる人々を当時と変わらない優しいまなざしで見守っています。

その奥には、天空を舞う鳩の描かれたステンドグラスの天窓が復元され、館内に柔かな光が注ぎます。チークの壁が重厚な印象の食堂には、かつて5男6女のお子様と伯爵夫妻が囲んだ大テーブルが鎮座しています。柱頭装飾が可憐な客間中央には、小花が吹き寄せたようなステンドグラスが。日本最初期のステンドグラス作家・小川三知によるこの作品は、当初のものを締め直して使っているのだとか。

ここまで読んだだけでも荘厳さに胸が詰まりそうになりますが、こんな場所でバーベキューを堪能できるなんて、なかなかできない経験と言えるでしょう。

カルネとは肉のこと。臆せず存分に肉を食らおう！

さて、前置きが長くなりましたがイベントの詳細に触れて行きます。
タイトルに冠された「カルネ」とは、スペイン語で「肉」という意味だそうです。
会場は約1000坪の敷地に広がる情緒あふれる洋館とガーデンですが、食べるのは詰まるところ肉なのです。荘厳さに怖じ気づくこと無く存分にたらふく食らおうではありませんか。
その他、スペインワインなどよく冷えたドリンクと、香ばしいグリル料理やパエリア、生ハムなども一緒に提供されるのだとか。行くからには3日くらい断食する価値がありそうです。
また会場では氷細工の実演といった涼しげで夏らしいイベントに加え、エンターテインメント性に富んだパフォーマンスで提供されるカクテルも出るのだとか。さらに、今話題の雪のようにふわふわな食感を味わえるかき氷も登場するなどバーベキュー以外の楽しみも満載。

なお、ドレスコードは「浴衣」と洋館にいながらも和の風情とロマンチシズムをかき立てるものになっています。
荘厳な洋館で和の風情に浸り、カルネに舌鼓を打つ一夜限りの宴。仲間や恋人と行けば間違いなく思い出に残る素敵な一夜となることでしょう。

一夜限りだからこそ、準備は入念に

ゆかた de カルネは一夜限りのイベントだからこそ、事前の予約は準備は必須です。
当日は相当混み合うため事前のスケジューリングも大事になるでしょう。
入念な準備をして挑みましょう。

イベント詳細は下記を参照してください。

開催日：2015年8月16日（日）
時間：18:00開場/18:30スタート　 ※雨天決行
料金：女性　￥13,000　男性　￥15,000
（ピンチョススタイルのお料理・お飲物・税サ込）
ドレスコード：浴衣
お問合せ：03-3359-5830

予約はhttp://www.ogasawaratei.com/event/?p=4887からするといいようです。

あなたの夏の夜が特別で荘厳な時間にならんことを。