【色男のマストアイウェア】“OLIVER PEOPLES” に迫る！〜第一弾ご紹介編〜

OLIVER PEOPLES (オリバーピープルズ)とは？

世界のセレブリティからの絶大な支持を誇るアメリカのアイウェアブランド、「OLIVER PEOPLES（オリバーピープルズ 」。
1920年代アメリカの職人たちが創り出した精巧かつアーティスティックなヴィンテージ・フレームの古き良き時代の華やかで繊細・優雅なスタイルに現代風のアレンジを加え、最新の技術でアップデートしたプロダクト。
オリバーピープルズのコンセプトは「古き良き時代と現代の融合」。
そして、「世界で最も高名で独創的なアイウェアブランドになる」。
洗練されたデザインとその付け心地で、時代を超えて愛されている名ブランドなのです。

クリエイティブデザイナーLarry Light（ラリー・ライト）

クリエイティブディレクターのラリー・レイトはカリフォルニア州ロサンゼルスで生まれ育ちました。
サーフィンと旅行をすることが大好きな彼は、自由でクリエイティブな職に従事したいと考えていたのです。
検眼士であった親友の支援もあり、ラリーは眼鏡士の資格を取得し、アイウェア業界に足を踏み入れました。

OLIVER PEOPLES (オリバーピープルズ)は、80年代前半、ラリー・レイト、ケニー・シュアルツ、デニス・レイトの３人がロスでアイウェアブティックの経営を考えるところからスタート。
カリフォルニア州ハリウッド西部の中心に位置するサンセット･ブールバードで誕生しました。
各所から資料やアイテムを収集していた中でNYのアンティーク業者からの小包があり、その中に50年以上前に造られた素晴らしいビンテージフレームと出会い、目指す方向性を定めました。
そして、マンハッタンのとある地下倉庫で1500セットのビンテージフレームとオーダーシートと出会い、OLIVER PEOPLES のクラシックでヴィンテージ感の漂う確固たるスタイルを確立していったのです。
ロサンゼルス特有の文化を形成するファッションや映画、アート、南カリフォルニアに今も残るライフスタイルといった要素はブランドのDNAとなり製品を通じて世界中へ発信。
斬新かつ繊細なデザイン、そして、ラリー・レイトのユニークな哲学は、アイウェア業界の流れを変え、世界中のデザイナーに影響を与えました。

アイウェアデザイナーとして初めてCFDA（全米ファッション協会）の会員に選ばれたラリーは、世界中からアイウェアのデザインにおける考え方や見識を求められることとなります。
彼のデザイン性や独自の哲学は多くのデザイナー達に影響を与え、アイウェアの流行そのものを変化させていったのです。

“色男”のアイコン！！セレブのマストアイテム

色男の代表格のセレブたちが常に着用しているのが実はOLIVER PEOPLESであるのです。
特に、ロバート・ダウニーJr.やジョニー・デップは、OLIVER PEOPLESが自身のマストアイテムに！
デザインの違うサングラス、そして眼鏡コーディネートに取り入れています。
さらに、映画でも度々登場するOLIVER PEOPLESは必見です。

“HANDMADE(ハンドメイド)”〜繊細なデザインとフォルムの理由〜

これほどまでに、ハリウッド俳優に愛されているOLIVER PEOPLESには理由が。
丹誠込められ作られ、。細かなこだわりがたくさん詰まっているプロダクトが所以です。
セレブたちがプライベートでも劇中でも使用したくなる気持ちも納得です。
OLIVER PEOPLESのハンドメイドの特徴をご紹介したいと思います。

オーバーピープルズでは完成されたフレームを製作するため、素材の吟味から繊細な彫刻、仕上げまでの行程を手作業で行っています。
特にピンの取り付け、ロゴプラークの嵌め込みなどの技術的に複雑な行程においては、機械と手作業の両者を取り入れて製作。
ガラに掛けられ、研磨され、本社のスタジオで描かれたデザイン画と見比べながら最終的に手作業で丁寧に調整されています。

出典：oliverpeoples.jp

彫り模様

この彫り模様は、繊細で華やかな印象を与えると同時にヴィンテージのディテールに対する尊敬の表れでもあります。

出典：oliverpeoples.jp

ロゴプラーク

手作業でテンプルの先に嵌め込まれた、さりげないロゴプラークはオリバーピープルズの商品であることの小さな証なのです。

出典：oliverpeoples.jp

ヒンジ

オリジナルで製作した5枚及び7枚の蝶番はフレームの耐久性や強度を高めます。

出典：oliverpeoples.jp

刻印

インクが含まれたレーザーで正確に刻印されたロゴと文字はテンプルの内側を特徴付ける重要な要素となります。

出典：oliverpeoples.jp

艶消し

わずかに艶消し加工を施した質感は、オリバーピープルズ特有のカラーに様々な表情を与えます。

出典：oliverpeoples.jp

テンプルの芯

テンプルの芯は本来、強度と安定性、長期間の着用を可能にするものですが、オリバーピープルズのアセテートフレームではテンプルの芯に施された細かな細工や型押しされたロゴのパターンを見ることができます。

出典：oliverpeoples.jp

ピン・プラーク

ピンとプラークはデザインに独自性を付与するだけでなく、蝶番の強度を高める意図もあります。それぞれのフレームのデザインに合うよう、綿密に計算され、一つ一つオリジナルで製作されています。

出典：oliverpeoples.jp

OLIVER PEOPLESの歴史

1987年
オリバーピープルズ1号店をハリウッド西部のサンセット・ブールバードにオープン。
競売で競り落としたヴィンテージコレクションをヒントにしたファーストコレクションの販売を開始します。

ラリーがANDY WARHOL（アンディ・ウォーホル）氏のために特別にデザインしたフレームがドイツのマナーヴォーグ誌の表紙を飾ります。

オリバーピープルズのコレクションが様々な媒体に取り上げられるようになり、世界中のファッション雑誌に掲載。

1988年
初めて自社で製作した広告キャンペーン、「WORKING OPTICIANS（ワーキングオプティシャン）」は実際に働く社内のスタッフや眼鏡士達が登場。
この専門性を表現した広告はブランドの哲学として心に残るものとなります。

1989年
高級百貨店の代名詞とも言えるNEIMAN MARCUS（ニーマン・マーカス）のクリスマスカタログの中で、ベストセラー商品となります。

日本初となる旗艦店がオープン。
2012年には代官山、2013年に名古屋と出店が続きます。

雑誌「TIME」に成功したブランドとして、大手のメガネメーカーとのインタビューも含めて大々的に掲載。
これはメガネ業界にいまだかつてない程の影響と衝撃を与えます。

1994年
英国のファッションデザイナー、PAUL SMITH（ポール・スミス）氏とライセンス契約を締結し、ポールスミス・スペクタクルズの製造を開始します。

1998年
3号店となる旗艦店がニューヨーク州ソーホーにオープン。

2000年
アメリカで誰もが知る映画「AMERICAN PSYCHOアメリカンサイコ」が上映され、劇中で使用されているオリバーピープルズの知的なスタイルは、ウォール街やニューヨークの銀行員や投資家から絶大な支持を受けます。

2000年
4号店となる旗艦店がニューヨーク州マディソンアベニューにオープン。
2011年に移転。

2000年
自社製作CDの製作を開始。
オリバーピープルズの世界観をより明快に表現。

2003
先端技術を駆使したPROPRIETARY GLASS LENSES（偏光レンズや金属を用いた調光レンズ）を開発。
オリジナルのカラー、高機能コーティング、ブレスロゴを施したレンズを発表。

2005年
5号店となる旗艦店がカリフォルニア州コスタメサにあるサウスコーストプラザ内にオープン。

2007年
6号店となる旗艦店がカリフォルニア州マリブにオープン。
ハリウッドやビーチにも近いマリブの店舗はまさにブランドイメージを体現する店舗。

2008年
ディオールオムのアーティスティックディレクターだったKRIS VAN ASSCHE(クリス・ヴァン・アッシュ)氏とのコラボレーションを発表。
2008年メンズコレクションのランウェイで華々しいデビューを飾ります。

創業20周年を記念して、映画 「ゴッドファーザー」のプロデューサーであるロバート・エヴァンス氏とコラボレーション。
記念モデルとともに、初となるブランドムービー「MIND GAMES」を発表。

ニューヨークのファッションブランド兼ファッションショップであるNOM DE GUERRE（ノムデゲール）とコラボレーションし、フレーム、サングラス、クリップオンサングラスを発表します。

2009年
7号店となる旗艦店がカリフォルニア州サンディエゴにあるファッションバレーセンター内にオープン。
時を同じくしてニューヨークのバーグドルフ・グッドマン、ロサンゼルスのロンハーマンにインショップをオープン。

ハリウッドの若手女優でズーイー・デシャネル氏はファッションアイコンであり、ミュージシャンで。
彼女の名を冠したスペシャルモデルとともに「Catch A Tuesday」というキャンペーンムービーを製作し、理想的なコラボレーションを果たします。

2010年
キャンペーン用ショートフィルム「Les enfants s’ennuient le dimanche （日曜日は退屈）」を発表。
主演に起用されたシャーリー・マンソン氏とイライジャ・ウッド氏は、不思議な世界を旅する風変わりな恋人同士を演じ、華やかさと気怠さが入り交じった独特の作風となります。

「Circa 1987」シリーズを発表。
これはラリーが影響を受けた過去の記録資料やコレクションの復刻モデル。
オリバーピープルズの伝統は今なお受け継がれ、当時と同じ思いで生み出されショップに並びます。

オートクチュールブランドであるBALMAIN（バルマン）とのコラボレーションを発表。
同ブランドのデザイナーであるクリストフ・デカルナン氏が初めて挑戦したアイウェアデザインは前衛的な世界観を遺憾なく反映したものとなります。

2011年
8号店となる旗艦店がイリノイ州シカゴのラッシュストリートにオープン。

2012年
GREGORY PECK（グレゴリー・ペック）モデルを発表。
往年の俳優グレゴリー・ペック氏は、ピューリッツァー賞を受賞したハーパー・リー氏の原作小説アラバマ物語に出演。
弁護士アティカス・フィンチを演じた彼が見事アカデミー賞を受賞した際に着用していたスタイルを元にデザインされたのがこのモデルです。

2013年
創業25周年を迎え、1989年のスケッチから着想を得た2種類の記念すべきモデルを発表。
キャンペーン用のショートフィルム「Stage 9」では女優バール・パリー氏と並び、もはやハリウッドの伝説とまで言われるレイ・リオッタ氏を起用。

2014年
最新の旗艦店がカリフォルニア州サンフランシスコにオープン。
この店舗はグラントアベニューとメイデンレーンの交差点に位置し、サンフランシスコの中でも屈指のラグジュアリーブランドが軒を連ねるショッピングエリア。

OLIVER PEOPLESをコーディネートへ♪

いかがでしたでしょうか？
OLIVER PEOPLES についてご紹介しましたが、ここまでのご紹介は奥の深いデザインとその歴史にするとほんの一部にすぎません。
ぜひ、OLIVER PEOPLES についてもっと知りたいという方は公式ホームページをご覧ください。
バリエーション様々なデザイン、コラボレーションの歴史やアイテム等々、情報が満載です。
次回は、第2弾としまして、OLIVER PEOPLES のおすすめアイテムをご紹介していきたいと思います。