イギリスでおすすめのパワースポット厳選15選
イギリスにはストーンヘンジに代表されるパワースポットがたくさんあります。都市の中のパワースポットから、大自然の中の神秘的なパワースポット、世界遺産に指定されている古代遺跡まで、一生に一度は訪れてみたい場所ばかり。人生の転機や健康に不安のある時など、イギリスのパワースポットを訪れてパワーを取り入れましょう!
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アイキャッチ画像出典:commons.wikimedia.org
イギリスのパワースポット巡り
世界遺産ストーンヘンジなど、イギリスにはパワースポットと呼ばれる場所が多く存在します。今回は有名どころから知る人ぞ知るスポットまで、イギリスでぜひ訪れたいパワースポットをご紹介していきます。
1. ストーンヘンジ(Stonehenge) ソールズベリー
ロンドンから西へ約200キロ、ソールズベリー郊外に位置するストーンヘンジは、1986年に世界文化遺産にも登録された人気の観光スポット。直立巨石が円陣状に並んだ世界で最も有名な先史時代の遺跡で、紀元前2500年から紀元前2000年の間に立てられたと考えらています。
石の配置は太陽の動きと関係があり、夏至の日には朝日が中央の巨石に向かって真っすぐ差し込むなど、太陽崇拝の祭祀場として建設されたという説もあり、神秘的なパワーに満ちています。
【基本情報】
所在地: ソールズベリー
住所:Salisbury SP4 7DE
電話番号:+44 370 333 1181
最寄りの都市:ロンドン(車で約2時間)
2. グラストンベリー・トー(Glastonbury Tor) サマセット
グラストンベリー・トーは、イギリス人なら誰でもが知る英雄アーサー王にあやかるパワースポット。のどかな農村地帯に突き出た陸地の島で、頂上にはナショナル・トラストの管理する旧聖ミカエル教会が立っており、神秘的な風景を作っています。ケルト神話の中でアンヌン(豊饒の理想郷)の王が住んだ地、そしてアーサー王伝説に登場する伝説の島アヴァロンとも言われているのです。
ロンドンオリンピックの開会式では、このグラストンベリー・トーをモデルにした丘に参加国の国旗を立てた演出が注目されました。イギリス中からも多くの観光客の集まる神秘的なスポットです。
【基本情報】
所在地:サマセット
住所:Glastonbury BA6 8BG
電話番号:+44 1934 844518
最寄りの都市:ブリストル(車で約1時間)
3. セント・マイケルズ・マウント(Saint Michael's Mount) タイダル・アイランド
イギリス西部のマウントズ湾に浮かぶ小さな島にあるセント・マイケルズ・マウント修道院。フランスの世界遺産モン・サン=ミシェルによく似ていますが、どちらも英語とフランス語で「聖ミカエルの山」という意味。12世紀にモン・サン=ミシェルの修道院長が先住民のケルト人が信仰していた由緒ある聖地に建てたもので、モン・サン=ミシェル同様に世界中から巡礼者が訪れる人気のパワースポットです。
【基本情報】
所在地:タイダル・アイランド
住所:Harbour View, Marazion TR17 0HS
電話番号:+44 1736 710265
最寄りの都市:プリマス(車で約1時間45分)
4. ビーチーヘッド(Beachy Head) イーストボーン
ロンドンから南へ車で約2時間45分の、イギリス海峡に面したイーストボーンの町の近くに岬。チョーク岩ある白い断崖絶壁が、幻想的で迫力のある風景を作り出しています。崖の下に建つビーチーヘッド灯台も印象的。もともと崖の上に建っていたベルトート灯台が、頻繁に濃霧に包まれることと崖の落下から崩壊の恐れがあることから、1902年に海上に建設したものです。
特に夕暮れ時はイギリス海峡に沈む夕日に崖が照らされ、息を飲む美しさです。
【基本情報】
所在地:イーストボーン
住所:Beachy Head Rd, Eastbourne BN20 7YA
最寄りの都市:ロンドン(車で約2時間45分)
5. メン・アン・トール(Mên-an-Tol) マドロン
コーンウォールの小さな村、マドロンの北西約5キロにあるメン・アン・トールは、新石器時代後期から青銅器時代初期に作られたと考えられる巨石遺跡。3つの直立した花崗岩の石で構成された遺跡ですが、中央の石には丸い穴が空いており、この石には治癒の力があると言い伝えられています。
ここから約2.5キロの距離に、ラニョン・クォイトという同時代の遺跡があり、こちらは「巨人の机」とも呼ばれています。どちらも古代の神秘を感じさせるスポットとしておすすめです。
所在地:マドロン
住所:Madron, Penzance TR20 8NU
最寄りの都市:プリマス(車で約2時間)
6. ブロードウェー・タワー(Broadway Tower) ブロードウェー
コッツウォルズ北部のブロードウェイ村の高台にある、高さ約17メートルの塔。正六角形の3つの角に円柱がそびえる美しいシルエットのタワーで、イギリスの建築家ジェームズ・ワイアットが設計し、1799年に竣工しました。コッツウォルズで2番目に高い、海抜312メートルの丘の上にあり、コッツウェルズの平野が一望できます。
【基本情報】
所在地:ブロードウェー
住所:Middle Hill, Broadway WR12 7LB
電話番号:+44 1386 852390
最寄りの都市:バーミンガム(車で約1時間半)
7. エーヴベリー(Avebury) マールバラ
ロンドンから車で約2時間半、ウィルトシャーのマールバラ近郊にある新石器時代のストーンサークル。約180個の石が並ぶヨーロッパ最大のストーンサークルであり、ユネスコの世界遺産に指定されています。エーヴベリー遺跡の特徴は、中に道路が通っており、ぽつぽつと民家や土産屋が並んでいること。草地には羊が放牧されており、のんびりとした風景の中に古代の巨石が並んでいます。
ストーンヘンジからも車で約40分と近く、ロンドンからの日帰りツアーで両方訪れることも可能です。
【基本情報】
所在地:マールバラ
住所:Avebury, Marlborough SN8 1RF
電話番号:+44 370 333 1181
最寄りの都市:バース(車で約1時間)
8. カンタベリー大聖堂(Canterbury Cathedral)カンタベリー
イギリスの南東部ケント州にあるカンタベリー大聖堂は、英国国教会の総本山。約1,400年の歴史を誇る聖堂で、聖オーガスティン修道院と聖マーティン教会とともに、ユネスコの世界遺産に登録されています。イギリス初のゴシック様式建築ながら、ロマネスク様式やバロック様式と様々な建築様式が混ざり合っています。天井のアーチやステンドグラスなど壮大な雰囲気は、英国を代表する大聖堂に相応しく、偉大なパワーを感じられます。
【基本情報】
所在地:カンタベリー
住所:Cathedral House, 11 The Precincts, Canterbury CT1 2EH
電話番号:+44 1227 762862
最寄りの都市:ロンドン(車で約2時間)
9. ウィンザー城(Windsor Castle)ウィンザー
ロンドンから車で約1時間のテムズ川南岸に築かれたイギリス王室の所有のウィンザー城は、住居者がいる城では世界最大規模のもの。ウィリアム1世が11世紀に要塞を建設したのが始まりで、その後治世が代わるごとに増改築され、いろいろな時代の建築様式が混在するお城です。
エリザベス女王の滞在時は王室旗が、平日などの女王不在時にはイギリス国旗が頂上に掲げられるラウンド・タワー、ゴシック様式の聖ジョージ礼拝堂など、見どころ豊富です。
【基本情報】
所在地:ウィンザー
住所:Windsor SL4 1NJ
電話番号:+44 303 123 7334
最寄りの都市:ロンドン(車で約1時間)
10. カールトン・ヒル(Calton Hill) エディンバラ
カールトン・ヒルは、スコットランドのエディンバラ市の中心部にある小高い丘。世界遺産にも指定されているエディンバラの旧市街と新市街を一望できる人気の観光スポットです。遠くにエジンバラ城も望むこともでき、特に夕日が沈む頃にはエディンバラの夜景と合わせ美しい風景が広がります。頂上付近にはネルソン・モニュメントと呼ばれる円柱形の塔があり、塔の上に上ることも可能です。
【基本情報】
所在地:エディンバラ
住所:Edinburgh EH7 5AA
最寄りの都市:エディンバラ市内
11. リブルヘッド・ヴィアダクト(Ribblehead Viaduct) カーンフォース
マンチェスターから北へ約100キロの、ランカシャー北部にあるヨークシャー・デイルズ国立公内にあるリブルヘッド・ヴィアダクト。リブルヘッド駅の近くにある24アーチが特徴の石造りの高架橋で、その高さは地上約31メートル。1870年から75年の間に建設されたもので、建設から1150年近く経った今も、健在です。荒野に巨大な高架橋が渡る幻想的な景色が見られる、おすすめのパワースポットです。
【基本情報】
所在地:カーンフォース
住所:Low Sleights Rd, Carnforth LA6 3AU
電話番号:+44 303 123 7334
最寄りの都市:マンチェスター(車で約1時間40分)
12. ティンタジェル城跡(Tintagel Castle) ティンタジェル
コーンウォールのティンタジェル沿岸部にある13世紀に建設された城砦。アーサー王伝説に関連した遺跡とされ、イングリッシュ・ヘリテージが管理する人気の観光スポットとなっています。コーンウォール伯リチャードがトリスタンとイズールトのラブストーリーを参考にして建てられた庭園の遺跡(アイランドガーデン)では、庭の周囲の飛び石に中世の物語が刻まれています。
【基本情報】
所在地:ティンタジェル
住所:Castle Rd, Tintagel PL34 0HE
電話番号:+44 370 333 1181
最寄りの都市:プリマス(車で約1時間10分)
13. ハドリアヌスの長城(Hadrian's Wall) イギリス北部
イングランド北部、スコットランドとの境界線近くにあるローマ帝国時代の城壁。第14代ローマ皇帝ハドリアヌにより建設された防御壁(リメス)の一部で、ローマ帝国最北端の国境線です。建設されたのは1世紀半ばで、当時ブリタニアまで領土を拡大していたローマ帝国が、ケルト人からの侵入を防ぐために建設されました。
壁の高さは約4~5メートルで完成当時は118kmにも及んだ城塞です。ローマ時代後も17世紀まで使用されており、イングランドとスコットランドの国境に大きな影響を与えた建造物です。
【基本情報】
所在地:イングランド北部
住所:Brampton CA8 7DD
電話番号:+44 370 333 1181
最寄りの都市:カーライル(車で約30分)
14. バターミア湖(Buttermere) バターミア
イングランド北部、スコットランドとの国境にほど近い湖水地方は湖の多く大自然の美しさを感じさせる地域。牧草地にはハードウィックシープ(湖水地方名物の羊)も多く、石造りの古い家が点在する、牧歌的な風景が広がります。
この湖水地方で最も美しい湖とされているのが、このバターミア湖です。その北側にクルモック湖も合わせ、深い緑で覆われた丘が鏡のような湖面に移る壮大で優美な景色は、神秘的な美しさがあります。
【基本情報】
所在地:コッカーマウス
住所:Buttermere, Cockermouth CA13 9XA
最寄りの都市:カーライル(車で約1時間)
15. サーク島(Sark) サーク
イギリスの王領植民地であるチャンネル諸島の一つであるサーク島は、2008年までサーク領主下の封建制が続いていた人口約600人の島。自動車を使うことが禁じられており、舗装道路や街頭などがほぼなく、人と自然が共存する美しい島です。島には空港はなく、船でのみ渡航可能。光害がほとんどないため、美しい星空に出会える島としても有名です。
【基本情報】
所在地:サーク
住所:Rue Lucas, Sark GY10 1SG
電話番号:+44 1481 832345
最寄りの都市:ガンジー島より船
イギリスのパワースポットを訪れてパワーをもらおう!
伝説や歴史と深く結びついたパワースポットや、自然の神秘を感じさせるパワースポットなど、一生に一度はぜひ訪れてみたい場所ばかり。定番のイギリス観光も良いですが、人生の転機などにパワースポットを訪れてみると、新鮮なインスピレーションが得られるかもしれません。
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この記事のライター
東京出身。興味があるのは建築&インテリア。