30代男性におすすめのトレンチコート人気ブランド15選
ミリタリーをルーツに持つトレンチコートは、落ち着いたコーディネートのアウターにぴったり。現在はデザインが変わったものや、機能性が高いものなど、トレンチコートにもバリエーションがあり、コーデの幅も広がっています。この記事では特に30代の男性に向けておすすめのトレンチコートブランドを紹介します。是非参考に志手みてください。
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アイキャッチ画像出典:jp.burberry.com
トレンチコートとは
トレンチコートは、第一次世界大戦中の軍用コートに起源を持ち、寒冷なヨーロッパの冬に対応した防水型のコートが発祥です。「トレンチ」とは塹壕のことを指しており、戦争中の塹壕戦で活躍したことを物語っています。現在では一般的なファッションアイテムとして広まっていますが、トレンチコートというコートの特徴を挙げておくと、「肩にボタン留めのストラップ」「ウエストのあたりにベルト」「右肩の当て布」といったものが代表的です。現在トレンチコートの解釈も様々で、今挙げたような特徴がないものも多く存在します。
30代の着こなし
落ち着いた大人らしさを演出
コーディネートに落ち着きを出したい30台のファッション。トレンチコートはそんな30代の冬のアウターにぴったりなアイテムです。ミリタリーがルーツのコートなので、カラーの落ち着きや力強い男らしさを表現できます。ブランドは、トレンチコートを発売しているブランドの中でも老舗で、伝統のあるブランドがおすすめ。そのようなブランドにより基本に忠実に作られたトレンチコートは、30代ファッションのを実現できるアイテムです。
小物合わせでおしゃれなコーデを
ここで紹介する30代メンズにおすすめのトレンチコートは、色が黒、ベージュ、カーキなど落ち着いたものが多いです。しかし、冬のアウターは今挙げたようなのものが多く、アウターの性質上全身に占める面積が広いため、冬は誰しもが似通った色味のコーディネートになっていしまいます。そこで、トレンチコートを使いつつ、鮮やかな色味のある小物を使うとよりおしゃれに見られるコーディネートになるでしょう。バッグやシューズなど、ワンポイントで個性的なアイテムを使うのもおすすめです。
BURBERRY(バーバリー)
イギリスのラグジュアリーブランドバーバリー。ブランドの代名詞はトレンチコートです。農民が汚れを防ぐために服の上に着ていた上着をヒントに「ギャバジン」といわれる耐久性・防水性に優れた新素材を生み出し、現在も多くのアイテムにその素材を使用しています。1911年に人類で初めて南極点に到達したアムンゼンが防寒具として使用したり、第一次世界大戦時の1914年には英国陸海軍にトレンチコートが正式採用されるなど、歴史的にも有名なブランドです。
販売価格:286,000円
クラシックなバーバリーのトレンチコートを現代風にアレンジ。過去の作品にインスパイアされたスタイルを、イングランドにて悪天候に強いギャバジン地で仕上げています。スクエアな肩回りと端正なシルエットはレトロ感の漂う端正なシルエットを演出。スーツ・セットアップなどフォーマルからTシャツ&デニムのようなカジュアルまで相性よく、お馴染みノバチェックの裏地をさりげなく見せながら着たい逸品です。
クラシックフィットのバーバリートレンチコートをモダンに再解釈。アーカイブにインスパイアされたスタイルを、イングランドにて悪天候に強いギャバジン地で仕立てました。スクエアな肩回りと端正なシルエットが特徴的なデザイン。
Aquascutum(アクアスキュータム)
出典:mensbag7.net
イギリスのファッションブランドAquascutum(アクアスキュータム)は、BURBERRY(バーバリー)と並んでトレンチコートが有名。ブランド名はラテン語で「水(Aqua)」と「楯(Scutam)」を組み合わせた造語で「防水」を意味しています。創業は1851年で、ブランド名のように防水性のコートや、戦時中に腕を動かしやすくするためのラグラン袖の開発など、現在も数々のアイテムに使われている技術の開発もしていきました。
販売価格:176,000円
ダブル使用のトレンチコート。メインの素材にはウール・コットンデニムを使用し、ドレープ感のあるものに仕上がっています。襟や、右胸のカバーなど各所にコーデュロイ素材を配置し、アクセントに。伝統を意識しているだけでなく、素材やデザインに今らしい工夫がされたアイテムとなっています。シンプルなシャツやニットなどと合わせるのがおすすめで、デザイン性のあるコートを主役に冬のコーデが楽しめます。
アクアスキュータム公式オンラインストアです。
MACKINTOSH(マッキントッシュ)
MACKINTOSH(マッキントッシュ)はレインコートやキルティングジャケットで有名なブランド。「マッキントッシュ」という言葉は、マッキントッシュ社の生地や、同社の生地を使ったコート自体を指す言葉としても使われています。雨の多いロンドンの街が栄えていた時代に、雨風をしのぐためのマッキントッシュクロスと呼ばれるゴム引きのコートを作り、以後英国陸軍や英国国鉄のコートを製作するなど、イギリスを代表するコートメーカーとなっています。
販売価格:154,000円
DUNKELD(ダンケルド)と呼ばれるマッキントッシュの代表的なコートをベースに、ダブル使用に仕立てたトレンチコート。独特な肩傾斜とコンパクトな肩周りをダンケルドから継承し、大型のチンフラップやウエストベルトなどトレンチコートの特徴も意識して作られたハイブリットなコートとなっています。素材には、ナチュラルな光沢を持ち、通常のコート用ギャバジン素材の2倍以上の耐水度を誇る独自開発のギャバジン素材を使用。素材の強みが現れたマッキントッシュらしいトレンチコートです。
GRENFELL(グレンフェル)
イギリスの著名な探検家であり医師でもあったウィルフレッド・グレンフェル卿が、極地探検をするために開発されたグレンフェル・クロスがブランドの始まり。防寒・防水・耐久性が高く、それでいて通気性に優れたグレンフェル・クロスは、エベレスト登頂や太平洋横断、オリンピックなど歴史的なシーンで活躍をしてきました。現在は当時のクラシカルなスタイルを踏襲しながらも、スリムなシルエットにアレンジされたコートが揃ったブランドとなっています。
出典:vulcanize.jp
販売価格: 151,800円
ブランドの代名詞「グレンフェルクロス」を使ったトレンチコート。ハリ感がありつつやわらかな肌触りが素材の特徴となっています。裏地にはコットンが用いられ、取り外し不可能な総裏地使用でありながら重量が抑えられているため、軽く羽織ることができるのが魅力です。過酷な自然環境を想定して作られたものんなので、細綿での緻密織の技術がこの軽くて丈夫で防水性・防風性・透湿性に優れた生地を生み出していると言えます。
dunhill(ダンヒル)
出典:mensbag7.net
自動車(Motoring)と権威(Authorities)を合わせた造語「モートリティーズ」というキーワードをコンセプトのような位置付けにし、代々自動車に関連づけたイメージのアイテムを販売してきたdunhill(ダンヒル)。創業間も無い頃からドライバーを中心に支持を集めてきたブランドですが、現在は紳士服を中心にしたメンズスーツ、ネクタイ、カフスなどを中心に、バッグ、ベルト、財布、時計、名刺入れなどの、アクセサリー関連も製品も取り扱い、幅広い男性に人気のブランドとなっています。
販売価格:330,000円
高級感のあるエレガントな雰囲気のトレンチコート。dunhill(ダンヒル)の今シーズンを代表するアイテムで、ブランドにより熟孝されたスタイルングとアップデートされてきたディテールが反映されています。素材には耐水性のある軽量なナイロン素材を使用し、撥水性と機能性を強化。またこの素材により、見た目が硬くなりにくく、さまざまなコーディネートに対応します。
アイコニックなデザインと美しい仕上がりを誇るダンヒルの インク デゥーク トレンチ をぜひご覧ください。 トレンチコート の最新メンズコレクションのご注文はこちらから。
Ralph Lauren(ラルフローレン)
出典:sirchive.com
Ralph Lauren(ラルフローレン)はイギリスの伝統的なファッションをアメリカ流にアレンジした、アメリカントラッド、アイビーファッションの中心的なブランド。アメリカの上流階級のスタイルを理想のスタイルと考え、その豊かなスタイルを提案しています。高級スーツやシャツなどフォーマルなシーンから、ポロシャツなどのカジュアルなファッションまで網羅し、幅広い世代に人気のブランドです。
販売価格:71,845円
Ralph Lauren(ラルフローレン)のトレンチコートです。装飾が少なく、シンプルなデザインが特徴的なこのアイテムはシングルのボタン留めで、腰ベルト付きというデザインはシンプルながら、形自体はあまり見られないものとなっています。ビジネスの場面でのコートとしても、カジュアルなコーディネートのアウターとしても使える、一つ持っておくと便利なおすすめのトレンチコートです。
ショッピング Polo Ralph Lauren ベルテッド トレンチコート
Barbour(バブアー)
Barbour(バブアー)は1894年に創業したイギリスのアウトドア・ライフスタイルブランドです。労働者用のオイルドクロス(生地の表面に油を染み込ませた素材)を使用した防水機能のあるジャケットで有名になり、2度の世界大戦ではイギリス軍に防水服を供給したという実績もあります。現在ではアウトドアウェアだけでなく、日常的なワードローブも製作し、性別・年齢問わず幅広い人気を誇っています。
販売価格:59,000円
バブアーのアーカイブ(過去に販売された名作アイテム)を復刻したワックスドコットン製のトレンチコート。ゆったりとしたシルエットや襟元の太畝コーデュロイ、裏地に配されたバーブァーオリジナルのタータンチェックなど、特徴的なディテールは残しつつ、着丈のバランスなどは現代風にアップデートされています。ロング丈で重厚感のあるクラシカルな趣の一枚。一般的なトレンチコートから少し外れたデザインが魅力的です。
【WHITLEY TRENCH COAT WAXED COTTON MWX1014-18AW】1894年創業、英国のアウトドア・ライフスタイルブランドBarbour(バブアー)公式サイト。定番のワックスドジャケットを始めとするメンズ、ウィメンズ、バブアーインターナショナル、ドッグアイテム等の販売他、メンテナンスやコーディネートについてもご紹介。
JOHNBULL(ジョンブル)
出典:logostock.jp
JOHNBULL(ジョンブル)は、ワーク服をテーマに岡山県倉敷市を拠点とするジーンズブランド。1952年に創業しました。ワークというとすぐに思い浮かぶような汗と油にまみれた世界だけではなく、音楽や芸術を愛し、創作していくことも労働(ワーク)と考え、服だけでなくカルチャーを楽しめる人に、自分を表現するツールとして愛される服を作っていくことを目指しています。
出典:zozo.jp
販売価格:57,420円
襟の部分から覗かせるフードに使用されたコーデュロイの生地が、トレンチコートに新たなニュアンスをプラスし、特徴的なデザインとなっています。フードの脱着だけで雰囲気を大幅に変化させるのでビジネスの場面から普段使いまで場面に合わせて着こなしを工夫できるのも、このコートの魅力の一つです。品質や素材にこだわった国産のこのアイテムのパターンメーキングは、世界的有名ブランドを手掛けている腕利きのパタンナーが担当し、高級感の漂う大人のウィンターコーデを完成させてくれる一着に仕上がっています。
ARC’TERYX(アークテリクス)
カナダのアウトドアブランドARC’TERYX(アークテリクス)。ブランド名の由来はロゴマークにも待っている始祖鳥の学名“Archaeopteryx”を省略したものです。「地球上にある最高のマテリアル、最高の技術、そして革新的なデザインで商品を作り上げること」をコンセプトにしており、アウトドア用品を手がけるブランドですが、都会の中やストリートで着ることもできるスタイリッシュなデザインで、ファッションアイテムとしても人気です。
出典:arcteryx.com
販売価格:66,000円
都会の自転車通勤やシティライフに向けてデザインされたARC’TERYX(アークテリクス)のトレンチコート。耐久性と防水性・透湿性に優れたゴアテックス素材を使い、機能性抜群のアイテムに仕上がっています。デザインはシンプルで洗練された「機能美」が現れたものに。ソフトなキャンバスの質感をもったゴアテックス素材と、細かなデザインによって動きやすさも実現しています。
都会の自転車通勤やシティライフに向けてデザインされた、防水性・透湿性に優れたゴアテックストレンチコートです。
Maison Margiela(メゾン マルジェラ)
出典:sirchive.com
1988年パリでブランドを設立したMaison Margiela(メゾンマルジェラ)。衣服の再構築、再定義をして革新的なコレクションを発表するブランドとしてファッション界にも大きな影響を与えたブランドと言われています。とくにファッション好きの間で人気のブランドで、足袋型のブーツや、八の字にジッパーが付いたライダースジャケットなど「名作」と呼ばれるアイコン的なアイテムが幾つかあり、それらのアイテムを身につけることが一種のステータスにもなり得るほど、アイテム一つ一つの価値も高いブランドです。
販売価格:205,150円
伝統的な構造を意識したMaison Margiela(メゾン マルジェラ)の洗練された雰囲気のトレンチコートです。デザイン性の高い服を得意とし、奇抜なアイテムも多いマルジェラですが、このアイテムに関しては基本に忠実で、シルエットや実際に着た際のことが考えられていることがわかります。少しルーズな作りになっているのは、前を開けてきた際に今らしいシルエットになるためで、前を閉めた時のしっかりとした印象からのギャップを味わえます。
ショッピング Maison Margiela トレンチコート
JIL SANDER(ジル サンダー)
出典:sirchive.com
JIL SANDER(ジル サンダー)はイタリアのミラノを拠点とするブランド。ミニマムなデザインをするブランドでは代表的な存在で、高品質な素材、精度の高いカッティングを追求しておりシャツ、コート、ジャケットなど機能性を追求したシンプルなデザインのアイテムが人気です。1968年に始まったブランドですが、そのコンセプトは当時の風潮より現代の人々にあったものであり、デザイナーの変更など話題も多いため、近年特に人気の高いブランドとなっています。
販売価格:354,200円
JIL SANDER(ジル サンダー)らしいミニマムなデザインのトレンチコート。装飾などは特に変わったものがないのにもかかわらず、独特の雰囲気を放つアイテムです。シルエットは裾にかけてストレートに落ちるようなスリムなもので、ベルトを締めて着ることによってさらにスタイルをよく見せることもできます。着方によってはモードな印象も与えることができるコートですが、ベーシックなデザインにより幅広いコーデのアウターとして活躍します。
Jil Sander コート - コートメンズ【ジル・サンダー公式オンラインストア】最新コレクションなど勢揃い。
Saint Laurent(サンローラン)
出典:b-raku1.jp
1961年、ピエール・ベルジェ、アメリカの実業家マック・ロビンソンとムッシュ イヴ・サンローランがオートクチュールのメゾン「イヴ・サンローラン」を設立。以後、60年代を代表する新しいエレガンスのスタイルを牽引し、70年代にはモードの帝王と呼ばれるようになります。2012年ブランドのデザイナーがエディ・スリマンになったタイミングで、ブランド名も「イヴ・サンローラン」から「サンローラン」に改められました。
出典:www.ysl.com
販売価格:301,500円
Saint Laurent(サンローラン)のトレンチコート。伝統的なトレンチコートの形を踏襲したデザインは、シンプルながら、サンローランらしいエレガントな雰囲気漂うものとなっています。ベルト穴や左右の腕にあるストラップにはシルバーの金具が用いられ、細かなアクセントになりつつ男らしさを演出。身幅や袖幅が狭く、スタイリッシュに着られるトレンチコートとなっています。
CELINE(セリーヌ)
出典:front-row.jp
1945年、女性実業家セリーヌ・ヴィピアナ(Celine Vipiana)が夫、リチャードとともに開いた皮革の子供靴専門店がその発祥のブランド。上流階級を中心に支持を集め、67年にプレタポルテコレクションを開始しました。当時はカジュアルな雰囲気が人気でしたが、時代とともに機能性を重視したものへとスタイルを変更。現在はデザイナーがエディ・スリマンであり、力強さを感じさせるアイテムテイストとなっています。
販売価格:473,000円
日本製のウールギャバジン素材を使ったトレンチコート。ロングな身丈が今らしい雰囲気を出しつつ、レトロなイメージのあるカラーとデザインで調和のとれたアイテムとなっています。袖丈も長めにとっており、若干オーバーサイズなシルエットでリラックス感を演出していますが、カジュアルになりすぎず、フォーマルなコーディネートのアウターに使うのもぴったりなトレンチコートです。
HUGO BOSS(ヒューゴ ボス)
出典:mensaifu.com
HUGO BOSS(ヒューゴ ボス)はドイツのラグジュアリーブランドです。メンズウェアを中心に、レディース・キッズウェア、サングラス、バッグ、財布、時計、ネクタイ、香水などまで展開。国際的 にマーケットを広げ、現在では世界100カ国以上にまで進出し、5000店舗以上で取り扱いがある世界的に人気のブランドとなります。サッカーのドイツ代表チームの公式スーツや各種スポーツのスポンサーなども務め、ファッション業界以外にも多方面に影響力があります。
販売価格:99,176円
HUGO BOSS(ヒューゴ ボス)のトレンチコート。無駄のないデザインと短めの丈が大人らしさを演出するアイテムとなっています。襟の大きさなど全体的にパーツの主張が少なく、それが様々なコーディネートとの相性の良さを実現。一着あると着回しができるのが魅力です。
BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)
出典:www.bing.com
イタリアのファッションブランドBOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)。ボッテガは工房を意味し、イタリア・ヴェネト地方の熟練した革職人の伝統、クラフトマンシップに深く根ざした最高品質のアイテム展開しています。現在デザイナーはイギリス人のダニエル・リーで、ハードな素材感とデザインで勝負した力強さを感じる数々のアイテムが販売されています。
販売価格:374,000円
BOTTEGA VENETA(ボッテガ・ヴェネタ)のトレンチコート。ウエストベルトの三角のバックルが特徴的です。同じ形のバックルがカフスベルトにも付き、ポイントで他のトレンチコートとのデザインの違いが表現されています。もともと身幅の細いアイテムとなっていますが、ベルトの締め方によってさらにシルエットに変化が加わり、コーディネートに対応するギミックも。一枚で主役級に活躍するアイテムでもあるので、アウターとしての有用度は抜群です。
トレンチコートを着よう
30代メンズにおすすめのトレンチコートブランドを紹介しました。気になるブランド、アイテムはあったでしょうか。この冬のアウターは是非トレンチコートを着てみてください。落ち着いた大人な印象を出せるトレンチコートで、30代のファッションを楽しみましょう。