モード系ファッションブランド人気おすすめ15選
メンズおすすめのモード系ファションブランドを厳選して紹介します。モードってそもそもなんだろうと思う方も多いと思うので、モードブランドの解説だけでなく一般的なモードの解釈までわかりやすく紹介します。今年はモードブランドを着こなしたいとい方はぜひ、こちらの記事を参考にモードな服装にチャレンジしてみてください。
- 107,326views
- B!
アイキャッチ画像出典:www.fashionsnap.com
モード系ブランドとは
モード系ブランドと聞くと、何となくどういうものかイメージできる方も多いと思いますがいまいちどんなものか理解できないのではないでしょうか。モードとは一言で言えば、アートの様に独創的で時代の先端を行く格式高いファッションのことをさし、主にパリコレなどで毎シーズンコレクションを発表しているブランドの多くはモードブランドと呼ばれています。デザインがかなり前衛的なぶん、カラーリングは白や黒などモノトーンのアイテムが多く、全身モードブランドのアイテムできめることもできますし、普段のコーデに一点盛り込むだけでもコーデの印象を大きく変えることができるので、ぜひ、モードブランドのアイテムをコーデに取り入れてみてください。
COMME des GARCONS【コムデギャルソン】
日本を代表するブランド、コムデギャルソン。1981年にパリ・コレクションへ初参加を果たし、yohji yamamotoと共に「黒の衝撃」と呼ばれ世界中に大きなインパクトを与えました。デザイナーの川久保は服の美に対する強い意識とその主観的な対象化を目的として服作りに取り組んでおり、緻密なパターンと世界のファッション潮流を意識しつつも、それに抗して独自のコンセプトを組み合わせたアイテムはデビューから30年以上たった今でも世界中で高く評価され続けています。
Junya Watanabe【ジュンヤワタナベ】
出典:purple.fr
JUNYA WATANABE COMME des GARÇONSを手掛けるデザイナー、渡辺淳弥。川久保玲とはまた違ったで事案アプローチをとっており、川久保は完成度の高いパターンを不可欠の前提とした上で、さまざまな表現を試みますが、渡辺は造形の調和を不可欠の前提とした上で、関心の高い手法を加える傾向にあり、コムデギャルソンには欠かすことのできないデザイナーの一人です。ラコステやノースフェイスなど幅広く様々なブランドとコラボレーションを行っており、幅広い世代の人々から人気を集めています。
yohji yamamoto【ヨウジヤマモト】
デザイナー山本耀司が手掛ける日本のファッションブランド、ヨウジヤマモト。1981年のコレクションでパリコレデビューを果たし、タブー視されていた「黒」を全面的に押し出し、かつボロ切れのようなルックを展開し、コムデギャルソンと共に世界に「黒の衝撃」を与えました。アイテムは黒を基調としながらも、身体と服の間に空気を纏うような太いシルエットが特徴的であり、美しいドレープ感と他のブランドにはだすことのできない圧倒的な存在感が特徴です。
Y-3【ワイスリー】
yohji yamamotoと人気スポーツブランドadidasがタッグを組んで展開するブランド、Y-3。yohjiのモードなテイストとadidasのスポーティーさを上手く掛け合わせることでこれまでにないモードストリートという新たなジャンルを世に生み出しています。ウェアだけでなくスニーカーまで幅広くアイテムを展開しており、価格帯もそこまで高くないため、初めてyohjiのアイテムを購入する方におすすめのアイテムです。
sacai【サカイ】
出典:www.sacai.jp
デザイナー阿部千登勢により、東京で1999年にスタートしたブランド、sacai。々の様々なシーンにおいて成立する「日常の上に成り立つデザイン」をコンセプトにしており、ニットと繊細な織素材など、対照的なテクスチャーのファブリックを組み合わせたアイテムが特徴です。日本だけでなく世界でも高く評価されており、もともとはウィメンズブランドでしたが、2010年よりメンズラインもスタートしており日本屈指のモードブランドとして高い人気を集めています。
kolor【カラー】
出典:kolor.jp
日本の人気ファッションブランド、カラー。パターン、素材、縫製のバランスにこだわった、時代の気分にフィットするデザインが人気で、独創的な色使いと素材の魔術師と称されるほど斬新な素材の開発が高評価
されています。デザイナーの阿部潤一はsacaiデザイナーの阿部千登勢の夫であり、夫婦二人ともブランドを持ち、世界で活躍しています。sacaiの洋服が好きな方はぜひ、kolorのアイテムもチェックしてみてください。
Maison Margiela【メゾンマルジェラ】
出典:fontmeme.com
フランスを代表するファッションブランド、メゾンマルジェラ。デビューコレクションではそれまでの流行であったゆったりとしたシルエットに対して、スリムでタイトなシルエットのジャケットやボトムスを提案するといったファッション界の常識を覆し、一躍人気ブランドとなりました。現在のデザイナーはジョンガリアーノが務めており、これまでのマルジェラを残しつつも新たなマルジェラへと変わりつつあります。
タビ
出典:zozo.jp
日本の伝統的な履物である足袋から着想を得た「タビ」もブランドのアイコン的存在としてシリーズ化されており、ブーツやサンダル、バレエシューズなど様々な形でリリースされています。もともとはタビのアイテムはウィメンズのみの展開でしたが、その人気の高さからメンズラインでも販売されるようになり、今ではマルジェラの代名詞的アイテムとして高い人気を集めています。モードなブーツを探している方におすすめのアイテムです。
Dior【ディオール】
1946年、クリスチャン ディオールが自身の名を冠したブランドでパリにてオートクチュールのコレクションでデビューしました。デビューコレクションではシルエットの美しさに驚いた「ハーパース・バザー」の編集長カーメル・スノウが、「これはまさにニュー・ルックね」と言ったことから、ニュールックブランドと呼ばれています。これまでにエディ・スリマンやジョンガリアーノ、ラフシモンズなど世界を代表する名だたるデザイナーがディレクターを務めており、現在はキム・ジョーンズがディレクターを務めています。
クリスチャン・ディオール
今や世界を代表するブランド、Diorを立ち上げたクリスチャン・ディオール。もともとは実業家の息子として生まれ、父親の希望に従い、外交官を志して政治学をび、その死後は画商に転向するなどユニークな経歴を持ちます。ファンデーションを利用して、シルエットをはっきりと描きだす方法を好んでおり、ニュールックと呼ばれたこちらのデザインは今現在活躍する多くのデザイナーに影響を与えたと言われています。
CELINE【セリーヌ】
1945年、セリーヌ・ヴィピアナが立ち上げたブランド、セリーヌ。もともとは皮革の子供靴専門店としてはじまりましたが、今ではレザーアクセサリーを中心に、小物、アパレルと幅広くアイテムを展開しています。ベーシックなデザインと上品な雰囲気でトータルファッションをコンセプトに、パリのファッションブランドとして一定の地位を築き、オートクチュールとは違ったカジュアルな雰囲気が受け、上流階級の普段着として定着しました。2019年春夏シーズンよりディレクターにエディ・スリマンを迎え大きくブランドイメージが変わろうとしています。
Hedi Slimane【エディ・スリマン】
ディオール、サンローランなど世界の名だたるメゾンを渡り歩き、今世界的に最も注目されているデザイナー、エディ・スリマン。ロックを全面的な打ち出した細身のスタイルが彼の代名詞ですが、セリーヌでは従来のセリーヌのイメージを守るためにも、スキニーパンツではなくワイドパンツをコレクションに用いるなど新たなスタイルを提案しています。ストリート全盛の中テーラードスタイルを打ち出すなど、時代に流されない新生セリーヌに今注目が集まっています。
Saint Laurent【サンローラン】
1961年、ピエール・ベルジェ、アメリカの実業家マック・ロビンソンとムッシュ イヴ・サンローランが立ち上げたブランド、サンローラン。創業者であるイブ・サンローランはわずか21歳にして世界的なメゾンであるディオールの後継者に指名されるなどその才能は若いうちから高く評価されていました。2016年にブランドを支えたエディ・スリマンが退任後、ヴェルサーチなどで活躍したアンソニー ヴァカレロがディレクターに就任しており、世界を代表するハイブランドとして今でも世界中の人々に愛されています。
スキニーパンツ
現在はワイドパンツがトレンドアイテムとして主要ですが、その少し前にトレンドアイテムとして爆発的な人気を集め、今や定番アイテムとして定着したアイテムがスキニーパンツです。メンズのコレクションでスキニーパンツを全面的に打ち出していたブランドがサンローランであり、前デザイナーであるエディ・スリマンがデザインしたロックスタイルは世界中で人気となり、今でもスキニーパンツと言えばサンローランと言われるほど大きなインパクトを残しました。
GIVENCHY【ジバンシィ】
出典:sirchive.com
フランスの老舗ラグジュアリーブランド、GIVENCHY。モードブランドとしてイメージの強いジバンシィは2005年にディレクターとしてリカルド。ティッシュを迎え、いち早くロゴアイテムやハイテクスニーカーをリリースするなど、ラグジュアリーストリートの先駆的ブランドとして有名です。ジバンシィは女性の身体のラインを美しく見せるディオールのアイテムとは正反対で、自由で体のラインを強調しないスタイルをうちだしており、オードリー・ペップバーンに「ティファニーで朝食を」「おしゃれ泥棒」などで衣装を提供するなど、名だたるセレブに愛されるブランドです。
オードリー・ヘップバーン
出典:gqjapan.jp
ジバンシィを語るうえで、切っても切れない関係にあるのが往年のハリウッド女優、オードリー・ヘップバーンです。オードリー・ヘップバーンが出演した1954年の映画「麗しのサブリナ」で初めてジバンシィが彼女に衣装を提供し、その後も何作にも渡って彼女に衣装を提供し続けました。1992年、オードリー・ヘップバーンにとって最後のクリスマスを共に過ごしたユベール・ド・ジバンシィは彼女にとって最愛の親友の一人でした。
Jean Paul GAULTIER【ジャンポールゴルチエ】
1976年、自身の名を冠した「ジャンポール・ゴルチエ」のブランドでコレクションデビューを果たした、フランスのブランド、ジャンポールゴルチエ。1978年には、ジャンポール・ゴルチエ社を設立し独立を支援したのは日本のアパレルブランド、オンワード樫山であり、オンワード樫山の支援を受けながらゴルチエは80年代に一躍有名デザイナーとしてのキャリアを積み始めました。今まであったものの見せ方を工夫して新しいデザインを作り出すことに強いこだわりをもっているブランドです。
Jean Paul GAULTIER×SUPREME【ジャンポールゴルチエ×シュプリーム】
出典:gqjapan.jp
これまでに数々のブランドとコラボレーションを行い、世間をにぎわせてきた人気ストリートブランド、SUPREMEが19年春夏シーズンにコラボを果たしたブランドがジャンポールゴルチエです。1976年のデビュー以降モード界の異端児と呼ばれてきたゴルチエのアヴァンギャルドなセンスとストリートが組み合わさった今回のコラボレーションは発売前から大きな話題を呼び、発売後すぐに完売してしまうほど高い人気を集めました。
JIL SANDER【ジル・サンダー】
1968年、ジル・サンダーが自身の名を冠にドイツ、ハンブルグで創業したファッションブランド、ジル・サンダー。モードな雰囲気漂うデザインながら同時にミニマムなデザインを両立させており高品質な素材、精度の高いカッティングを追求しています。シャツ、コート、ジャケットなど機能性を追求したシンプルなデザインのアイテムが人気となっています。ディレクターにはロドルフォ・パリアルンガやラフ。シモンズなど名だたる人物が就任しており、世界中で人気のブランドです。
ルーシー・ルーク・メイヤー夫妻
出典:gqjapan.jp
現ジル・サンダーのディレクターであるルーシーとルーク・メイヤー夫妻。ファッション業界では異例の夫婦でディレクターを務めており、夫のルーク・メイヤーは人気ストリートブランド、SUPREMEで経験をつき、妻のルーシー・メイヤーはバレンシアガやディオールで経験を積むなどまったく異なる経験を持っています。異色の夫婦ディレクターが務めるジル・サンダーに今後も注目です。
VERSACE【ヴェルサーチェ】
ミラノモードの3Gと呼ばれ、以降、常にイタリアファッションを引っ張ってきたブランド、ヴェルサーチェ。メデューサのロゴがシグネチャーであり、輝き・独創性・スタイルで観客を驚かせたいというジャン二・ヴェルサーチェの思いが込められています。超贅沢な最高級素材を使ったシンプルでかつ巧みなカッティング、縫製とも完成度が高く、セレブ層向けに人気を博しています。
Palazzo Versace【パラッツォ ヴェルサーチェ】
ヴェルサーチェはウェアからアクセサリー、ホームコレクション、キッズ、香水など幅広く展開しており、最近ではホテル事業も行っており、ドバイ、ゴールドコーストに「パラッツォ・ヴェルサーチェ」を展開しています。ヴェルサーチェの特注家具やイタリアの職人による家具を使用し、受賞歴のあるレストラン、有名なデイスパなどありとあらゆる設備が整った高級ホテルなので、ドバイに旅行に行った際はぜひ、泊まってみてはいかがでしょうか。
GIORGIO ARMANI【ジョルジオ・アルマーニ】
出典:furugi.tokyo
1975年、ジョルジオ・アルマーニが自身の名を冠にジョルジオ アルマーニ社を設立しました。41歳スタートとデザイナーとしては遅いスタートでしたが、今では世界を代表するデザイナーとして成長し、世間からは「ジャケットの帝王」等と呼ばれて、モード界の最先端に位置しています。独自の荘厳なスタンスを展開し、映画衣装も多数手がけ、数々の映画に衣装提供するなど、アカデミー賞俳優に愛されるブランドです。
A|X ARMANI EXCHANGE【アルマーニエクスチェンジ】
1991年スタートのジョルジオ・アルマーニのカジュアルライン、アルマーニエクスチェンジ。ジョルジオ・アルマーニののスピリッツを受け継ぐ革新的でポジティブなイタリアンカジュアルを提案し、ファッションに敏感で時代とともに自分を変化させていく人に向けてアイテムを展開しています。価格帯もリーズナブルで手に入れやすいので、初めてアルマーニを購入する方におすすめのブランドです。
GIANFRANCO FERRE【ジャンフランコ・フェレ】
出典:sirchive.com
1978年、ジャンフランコ・フェレが自身の名を冠に始めたブランド、ジャンフランコ・フェレ。ミラノ工科大学建築学科を卒業後、インドに渡り、そこで触れた東洋の文化に影響され、東洋の文化を反映させたアイテムが特徴です。ジャンフランコ・フェレが2007年に逝去した後、数年はブランドを続けていましたが、現在はライセンス事業が中心となっています。見るものを魅了するジャンフランコ・フェレのアクセサリーは今でもセレブを中心に高い人気を集めています。
ミラノモードの3G
出典:lfa.tokyo
近代ファッションブランドの巨匠ジョルジオ・アルマーニ、ジャンニ・ヴェルサーチと並び、「ミラノのモードの3G」と呼ばれ、ファッションシーンを牽引し続けたジャンフランコ・フェレ。他の2人と異なり、建築デザイナーだった彼の作るファッションはどっぷりとしているわけでもなく、かといって軽すぎない「独特なボリューム感」と評価され続け、遺作となった2007年の最後のコレクションはこれまでの功績と遺作に推しみの無い拍手が送られたという逸話が残っています。
TOM FORD【トム・フォード】
元グッチとイヴ サンローランのデザイナーであるトム・フォードが2005年に立ち上げたブランド、トム・フォード。グッチ時代もこれまでのエレガンスなクラシック路線ではなくモードを打ち出し、不振にあえいでいた業績を大きく回復させるなどその手腕は高く評価されています。これまでに数々の賞を受賞してきたトム・フォードのアイテムはクラシックを基調としつつも、現代的なモードの要素を上手く交え、ニュークラシックと称されています。
アイウェア
代名詞であるスーツスタイルはもちろん、アウターから靴、鞄、さらに時計までローンチも果たし、トータルにアイテムを揃えるメゾンブランド、トム・フォードの中でも特に人気を集めるアイテムがアイウェアです。ブランド開始当社からコレクションでアイウェアを展開しており、今でもブランドアイデンティティが宿る肉厚な黒縁メガネは変わらず主軸としながらも、次々と新しいアイディアを実現してシーンを驚かせ続けます。
Maison MIHARA YASUHIRO【メゾン・ミハラヤスヒロ】
1996年、三原康裕が自身の名を冠に始めたシューズブランド、Maison MIHARA YASUHIRO。ブーツ、スニーカーなど素材への拘り、デザイン性の高いシューズが人気であり、モードな雰囲気漂うアイテムは日本だけでなく世界中から高い人気を集めています。シューズだけでなくウェアまで幅広く展開しており、モードなスタイルに合うシューズを探している方におすすめのブランドです。
MYne【マイン】
MIHARA YASUHIROのDNAを受け継いだストリートブランド、MYne。モードとストリートを上手く組み合わせた特徴的なデザインが人気を呼び、若い世代を中心的に安定した人気を集めています。2019年春夏コレクションより新ディレクターに神谷康司が就任しており、これまでのMYneのデザインを引き継ぎつつも、新たなテイストを織り込み、新しいブランドへと生まれ変わろうとしています。
モードブランドを着こなしおしゃれをもっと楽しもう!
ここまで記事を見ていただきありがとうございます。少しでも皆様の参考になれば幸いです。おすすめのモードブランドの紹介はいかがだったでしょうか。日本のブランドから海外メゾンまで幅広く紹介したので、モードブランドに興味がある方はぜひ、参考にしてみてください。
この記事のキーワード
この記事のライター
都内在住の大学生です。ファッションが好きです。特にデニムが好きなので、毎日履いて洗濯してを繰り返し、自分だけの一本を制作中・・・