海外で年越し!カウントダウンイベントが人気の都市おすすめ10選

年越しそばを食べながら家族でまったり年越しするのもいいですが、一度は海外で大騒ぎしながら年越ししてみたいと思う方も多いのではないでしょうか?ニューヨークのタイムズスクエアが有名ですが、他にも盛大なカウントダウンイベントを行なっている都市はたくさんあります。今回は、カウントダウンイベントが人気の都市を10選ご紹介します!

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【1】ニューヨーク

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海外のカウントダウンイベントといえば、タイムズスクエアですよね。世界中から約100万人もの人々が集まる一大イベントです。マンハッタンのいたる所で打ちあげられるものすごい数の花火や、海外アーティストの生ライブ演奏などで会場は大盛り上がりです。ただし、早い時間からの場所取りが必要で、一度列に並ぶとトイレにもいけないので、水分を控えたり簡易トイレを準備するなどの覚悟が必要です。

ニューヨークの夏は高温多湿で平均最高気温26〜29度、平均最低気温17〜21度程度ですが、冬には東北地方のような厳しい寒さになります。平均最低気温は-3.9℃になり、雪が降る日も多いので防寒対策が必要です。ニューヨークへは成田・羽田空港から直行便で約13時間かかります。

【2】パリ

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凱旋門を中心に大規模に行われるカウントダウンイベントは、色鮮やかなイルミネーションとプロジェクトマッピングで盛り上がります。また、新年を迎えるとエッフェル塔周辺に打ち上げられるたくさんの花火が美しく輝きます。シャンゼリゼ通りは歩行者天国になっていて、多くの人で賑わいますよ。

パリは東京より年間を通して気温が5度程度低くなっています。夏には30度を越すこともありますが、朝晩は肌寒いことが多いです。フランスではフランスが公用語ですが、観光地のパリでは英語が通じることもしばしば。外国人の多いホテルやレストランではまず心配ないでしょう。日本の主要空港からパリまでは、約12時間30分かかります。

【3】ロンドン

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ロンドンのカウントダウンイベントでは、厳かな歴史的建造物と近代的な豪華で美しい花火が見事に融合する光景を見ることができます。年明け60秒前からはロンドンアイに数字が映し出され、新年を迎えるとビックベンのベルを合図に花火のショーが始まります。また、メインの鑑賞スポットに入るには、有料チケットを事前に購入する必要があります。

イギリスは日本より緯度が高いわりに、暖流と偏西風の影響でそこまでの寒さはありません。雨が多いことが特徴で、1日のうちにも天気の変化が激しいです。春先の3月頃は冬のような寒さの日もあり、冬の装いが必要です。5月頃から気温が上がりだし、真夏は23度程度と過ごしやすい気温です。日本でイギリスというと、ロンドンのあるイングランドを思い浮かべます。しかし、イギリスは正式には、イングランド、スコットランド、ウェールズ、北アイルランドからなる連合国家です。そのため、英語の他にスコットランド語、ウェールズ語、アイルランド語が公用語に制定されています。日本の羽田・成田空港からロンドンまでは直行便で約12時間半かかります。

【4】ドバイ

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ドバイのカウントダウンイベントは、世界最大の花火大会としてギネスにも登録されています。毎年20億以上の費用をかけた豪華な花火は人生に一度は見てみたい美しさです。花火は、世界一の高層ビル「ブルジュ・ハリファ」や世界最大の人口島「パーム・ジュメイラ」、7つ星ホテル「ブルジュ・アル・アラブ」などで打ち上げられます。ただし、公共の場でお酒を飲むのは違法ですので注意してくださいね。

ドバイの夏場は、40度を超えることも多く、蒸し暑い天気が続くため旅行には適していません。日本の春や秋の時期でも、湿度は低めではあるものの気温は日本の夏ほどの暑さです。12月〜3月の冬の時期が最も快適で、気温は10度程度〜20度後半になります。肌寒いのは朝だけで日中は暖かいですし、20度後半でも湿気がないので快適です。ドバイの公用語はアラビア語ですが、人口の8割が外国人なので英語が共通語としてよく使われています。標識なども英語が併記されているため、旅行の際は英語ができれば十分です。ドバイへは日本の主要空港から直行便で約11時間から12時間ほどです。

【5】ヴェネチア

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ロマンチックなカウントダウンイベントがみたい方は、ヴェネチアがおすすめです。ヴェネチアでは、水上ゴンドラの上に放たれる花火が水面にも映しだされ、とてもロマンチックな光景を生み出しています。また、サンマルコ広場では毎年違ったテーマでカウントダウンイベントが行われています。仮面姿で訪れる人も多いそうです。

ヴェネチアは東京より年間を通して3〜5度程度気温が低くなっています。特に冬は東京より少し寒くなりますので、防寒に気をつけましょう。街自体は小さく徒歩で回れる大きさなのですが、運河が入り組んでいるぶん陸地が迷路のようになっているため陸地ではとても迷いやすいです。イタリアではイタリア語が公用語で、英語レベルは日本と変わらないと思っていた方がいいでしょう。ホテルや観光客向けのお店などでは英語が通じますが、一般的な現地の方々は英語が話せない場合が多いです。日本からヴェネツィアまでは、成田空港から直行便で12時間40分程度かかります。

【6】リオ・デジャネイロ

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ブラジルの年越しといえば、リオデジャネイロのコパカバーナビーチが有名です。全長4.3kmのビーチを舞台に、陽気なブラジル人たちが夜通し歌い踊り続けています。3万発の打ち上げ花火やプロジェクションマッピング、特設ステージでのライブでビーチは大盛り上がりです。暖かいので水着で訪れる人も多いそうですよ。

ブラジルは日本とは季節が逆で、12月下旬からが夏、6月下旬からが冬になります。地域によって気温には差があり、南に行くほど気温は下がりますが、真冬以外は日本の夏服にカーディガンがあれば対応できるほどの気温です。また、雨の多い地域が大半であることが特徴です。ブラジルでは現在223の言語が話されていますが、スペイン語と公用語とする他の南米諸国と異なりポルトガル語が公用語です。ブラジルではほとんど英語が通じないと思っていた方がいいでしょう。日本からブラジルまでは直行便が出ておらず、成田空港からサン・パウロまでアメリカ経由で乗り継ぎ時間を含めて25時間程度かかります。

【7】モスクワ

出典:www.newyearsevemoscow.com

モスクワの中心部にある赤の広場からは、世界遺産・クレムリンをとりまく美しい花火を眺めることができます。おとぎ話の世界に入り込んだようなロマンチックな光景です。また、凍ったモスクワ川には花火が写っていて、とても幻想的な光景を生み出しています。極寒の中、大晦日には寒中水泳も行われるそうです。

ロシアは国土の大部分が寒冷な気候で、短く涼しい夏と長く厳しい冬が特徴です。ヨーロッパに近いところでは、1月〜2月の平均気温はー10度前後ですが、シベリアではー20〜30度、内陸部ではー50度を下回ることもあります。モスクワでも、夏の最高気温で20度前後しかなく、冬は寒い時はー10度を下回ります。ロシアではロシア語が公用語であり、英語を話せる人はかなり少ないのが現状です。とはいえ、近年若い人が英語に力を入れていることから英語が話せる人は以前に比べて随分増えています。首都のモスクワではホテルではもちろん観光地では英語が話せる人も多いそうです。モスクワまでは、アエロフロートや日本航空が直行便を運行しており、約10時間で到着します。

【8】プーケット

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花火が定番のカウントダウンイベントに飽きてしまった人は、プーケットに訪れてみてください。花火に加えてコムローイがあげられています。新年の願いが込められたコムローイは、空一面に広がり幻想的な光景を作り出します。ちなみに、チェンマイでも同様の行事が行われていますよ。また、繁華街のバングラ通りでは、泡スプレーをかけまくる遊びが行われています。

タイは熱帯気候で一年中日本の夏のように蒸し暑い気候が続きます。公用語はタイ語ですが、プーケットは人気の観光地なので英語が通じることも多いです。日本の主要空港からプーケットまでは直行便が出ておらず、バンコクで乗り換える必要があります。バンコクまでは直行便で約6時間30分で、バンコクからプーケットまで約1時間20分かかります。

【9】ベルリン

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ベルリンのカウントダウンイベントは、とても大規模でブランデンブルグ門周辺では明け方までお祭り騒ぎが行われています。ブランデンブルグ門周辺2kmは、世界中からDJたちが集まり巨大な野外クラブになっています。0時になると6000発もの花火が上がりますが、その他に個人も自分たちで花火をあげています。ベルリンで新年を迎えるなら、花火を準備しておくといいかもしれません。

ドイツは冬の寒さが厳しく、南側に位置するミュンヘンでも北海道よりも少し寒いぐらいの気温です。マイナスの気温も覚悟しておいた方がいいでしょう。夏は、かなり暑くなることもありますが、基本的には湿気も少なく20度ぐらいで過ごしやすい気温です。ドイツの公用語はドイツ語です。ベルリンへは直行便が存在せず、フランクフルトで乗り換えて約1時間10分のフライトで到着します。

【10】香港

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香港で有名な夜景スポット・ビクトリアハーバーでは、美しい夜景を背景にカウントダウンに合わせて色あざやかな花火が打ち上げられます。花火の位置が低いのでより迫力ある光景を楽しむことができます。気温も暖かいので寒がりさんにはおすすめです。また、当日は18:00から交通規制が始まるので時間に余裕を持って行動してください。

香港は亜熱帯に属し、穏やかながらも式があります。5月後半~9月中旬に訪れる夏の平均気温27~29度で、12~2月に訪れる冬の平均気温16~18度です。ただし、旧正月前後は10度を切る寒い日もあります。公用語は、英語と中国語です。規定には単に「中文」と記載されていますが、実際の共通語は広東語です。日本の主要空港から香港までは直行便で4~5時間程度かかります。

おわりに

日本では年末は家族と過ごす場合が多いですが、特に欧米ではクリスマスを家族と過ごし、新年は友達と大騒ぎしながら迎えるという国も多いんです。大盛り上がりのパーティーに参加するには、カウントダウンイベントがぴったりですよ!

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この記事のライター

むる

デンマークのオーフス大学で修士課程に所属しています。旅行が大好きで、卒業後には世界一周をする予定です。旅のテーマは、海・グルメ・文化!今まで訪れた国は、ヨーロッパと、アジアやオセアニアの海が綺麗な国が中心です。世界中の美味しいものを食べつくし、綺麗な海で遊んで、各地の面白い文化に浸る。そんな旅がしたいです。

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斉藤情報事務

信州の曲者が集まるCLUB Autistaに所属する道楽者。車と酒と湯を愛し、ひと時を執筆に捧げる。

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