南アフリカ共和国でおすすめのお土産15選
アフリカ大陸には、手つかずの大自然多く保護されています。ただ、アフリカをまとめてイメージする人が多く、南アフリカという特定の国についてはあまり知られていません。また、サファリなどのイメージが強いのでお土産と言われてもあまり思いつきませんよね。今回は、南アフリカ共和国でおすすめのお土産を15選ご紹介します。
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アイキャッチ画像出典:www.amazon.co.jp
アフリカ随一の経済大国・南アフリカ共和国っとどんなところ?
南半球に位置する南アフリカ共和国では、日本とは季節が逆に流れています。晴天の日が多く世界で最も日照時間が多い国として有名で、一年を通して観光を楽しめます。ケープタウンでは、一番寒い時期でも9度程度、暑い時期で25度程度と、年間を通して基本的には穏やかな気温が続きます。
アフリカの公用語は英語やアフリカーンス語をはじめ合計11言語も制定されており、世界最多です。英語を第一言語としているのは、イギリス系を中心とした白人やインド系など全人口の9.6%にすぎませんが、共通言語が英語であり教育では英語が重視されています。ただし、貧困層を中心に英語を十分に理解できない層も多く、英語をある程度理解しているのは全人口の約半数ぐらいだそうです。
日本から南アフリカ共和国までは現在直行便が出ておらず、ヨーロッパやアジアの主要都市を経由する必要があります。所要時間は経由地によって異なりますが、およそ17時間~22時間です。
【1】ルイボスティー
日本でも美容や健康にいい飲み物として人気の高いルイボスティーですが、実は南アフリカが原産です。ルイボスは、ケープタウンの北にあるセダルバーグ山脈一帯にのみ自生しているそうです。
ノンカフェインで、タンニンも低濃度なので妊婦さんや子供でも安心して口にすることができます。抗酸化作用が強いので、アンチエイジングやアトピーにも効果が高いそうですよ。
【2】フレーバー・ルイボスティー
美容と健康にいいとして人気の高いルイボスティーですが、独特の風味が苦手だという人もいます。でも、いいことずくめのルイボスティーを手放したくはないですよね。
そんな時におすすめなのが、レモンやはちみつ、オレンジなどのフレーバーで香りづけをして、独特の風味を和らげることで飲みやすくなったフレーバー・ルイボスティーです。原産地ならではの様々なフレーバーが販売されていますので、是非探してみてください。
【3】レッドエスプレッソ
レッドエスプレッソは、ルイボスを原料にしたエスプレッソです。エスプレッソにすることで普通のルイボスティーよりも高い抗酸化作用が楽しめるそうです。エスプレッソが飲みたいけどカフェインが気になる、という方にもとてもおすすめです。
【4】コーヒー
アフリカ大陸はコーヒー豆の生産がとても盛んです。イエメン、エチオピア、コートジボワール、ケニア、タンザニアがコーヒーの生産地として有名です。南アフリカでのコーヒー豆の生産はありませんが、アフリカ産のコーヒー豆が多く売られているのでお土産としておすすめです。
【5】アフリカ産ワイン
日本ではあまり有名ではありませんが、南アフリカはワイン生産量で世界8位を誇っています。高い質のわりに価格がリーズナブルなものが多いことが人気の理由です。
南アフリカで栽培面積が最大のぶどう品種は、赤ワインのピノタージュとと白ワインのシュナン・ブランです。ワイン愛好家の方は、南アフリカを訪れたらとりあえずこの二つを押さえておきましょう。
【6】「AMARULA」のリキュール
出典:amarula.com
「AMARULA」のリキュールは、サハラ砂漠以南のアフリカ地域でのみ自生するマルーラの木から採取された果実から作られたクリーム・リキュールです。マルーラの果実は栄養価が高く、オレンジの約4倍のビタミンCをはじめ、プロテインやミネラルなどが豊富に含まれているそうです。
クリーミーな口当たりで、ほのかにフルーツティーな香りのする甘いリキュールは特に女性に人気です。氷を入れてストレートで飲むのが定番です。ラベルに象のイラストが描かれていますが、マルーラの果実は象の好物だそうですよ。
【7】「Nando's」のペリペリソース
ペリペリソースは、南アフリカ発祥のポルトガルとモザンビークをテーマにしたグリルチキンのレストランチェーン店で使用されているピリ辛ソースです。お肉やパスタ、ピザなどにタバスコ感覚で使用できます。
レモンとハーブが入ったエキストラマイルドのものから、エキストラホットまで5段階の辛さから選べます。また、ペリペリ塩とペリネーズというペリペリのマヨネーズもあるのでチェックしてみてください。
【8】「AMARULA」のチョコレート
上記でご紹介した「AMARULA」のリキュールを使用したチョコレートがあります。このリキュールが入ったガナッシュをチョコレートでコーティングしています。
キャラメルのような万人ウケする味なので、ばらまき用のお土産にぴったりです。お土産の定番なので、空港の免税店でも販売されています。
【9】「Bakers」のビスケット
「Bakers」は南アフリカで最も人気のあるビスケット会社です。1851年、イギリスからの移民であるジョン・フレデリック・バウマンがベーカリーをはじめ、甥のジョン・ミカエル・レオナルド・バウマンとともにここまで成長させました。
ドイツとの戦争があった際には、軍へビスケットの提供を行なっていたそうですよ。そんな老舗ブランドからは、様々な種類のビスケットが販売されているので、何種類かゲットしてくださいね。
【10】ビルトン
ビルトンは南アフリカのビーフジャーキのようなものです。スーパーで手軽に購入できますが、ぜひ専門店に行ってみてください。様々な種類のビルトンが売られていますよ。
牛や豚もありますが、クドゥやダチョウ、シマウマ、ワニなどかなりユニークなものあります。硬さにも違いがあり、ソフトかハードか好みに合わせて選ぶことができます。
【11】バイオオイル
バイオオイルは日本でも一時期人気がでた美容オイルですが、実は南アフリカが原産です。バイオオイルには、妊娠線やニキビ跡、火傷跡など幅広い効果が期待できます。
日本では高めの値段で販売されていますが、原産国の南アフリカでは低価格で売られています。バイオオイルに興味がある方は、ぜひ南アフリカ旅行のついでに買ってみてくださいね。
【12】ルイボスの化粧品
ルイボスティーは日本でも有名ですが、原産国の南アフリカではドリンクとしてだけでなく、美容アイテムとしてもルイボスが使用されています。
クリームやオイル、石鹸、リップバームなど様々な製品にルイボスが使われています。抗酸化作用の高いルイボスは、外からも中からも女性を美しくしてくれるアイテムです。
【13】バオバブシードオイルの化粧品
アフリカのサバンナ地域に自生しているバオバブの種子から抽出されるオイルは、アフリカでは昔から調理用油として使用されてきました。
ルイボスと同様、抗酸化作用が高いので美容や健康に優れています。妊娠線や傷跡にも効果があるそうです。スクラブや石鹸などのアイテムもあるので、ぜひ一度試してみてください。
【14】ビーズ細工
出典:www.muji.net
ビーズ細工は南アフリカの伝統工芸品で、ズール族やンデベレ族などの民族衣装や装飾品には昔からビーズ細工が使用されてきました。
マーケットでは、カラフルなブレスレットや動物の置物、キーホルダーなどの様々なビーズ細工が販売されています。空港や雑貨屋さんより、マーケットの方が安く手に入りますよ。
【15】シュエシュエ製品
シュエシュエは、幾何学模様が特徴の南アフリカ伝統の布地です。もともとは、藍色が伝統的なカラーですが、現在では様々な色で染められています。
シュエシュエは、エプロンやドレスなどに使用されてきましたが、バックやポーチなどのモダンなアイテムも販売されています。シュエシュエを使った雑貨をオーダーメイドできるお店もあるそうですよ。
おわりに
南アフリカではリーズナブルにユニークなお土産を手に入れることができます。マーケットやスーパー、雑貨などを回るのもいいですが、V&Aウォーターフロントに行けばほとんどのものが一気に揃います。
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この記事のライター
デンマークのオーフス大学で修士課程に所属しています。旅行が大好きで、卒業後には世界一周をする予定です。旅のテーマは、海・グルメ・文化!今まで訪れた国は、ヨーロッパと、アジアやオセアニアの海が綺麗な国が中心です。世界中の美味しいものを食べつくし、綺麗な海で遊んで、各地の面白い文化に浸る。そんな旅がしたいです。