ベトナムでおすすめのお土産15選
ベトナムはフォーや春巻きなどの料理が有名ですが、お土産といってもあまりイメージがないかもしれません。しかし、物価の安いベトナムではリーズナブルにいいお土産が手に入ります。今回は、ベトナムでおすすめのお土産を15選ご紹介します。
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アイキャッチ画像出典:www.flickr.com
格安グルメの国・ベトナムってどんなところ?
ベトナムは地域により若干気候が異なり、南部の方が北部より比較的気温が高くなっていますが、全体的に年間を通して日本の春から夏ぐらいの暑さです。南部に位置するホーチミンは最高気温が年間を通して30度を超えており、最低気温も20度を超えています。雨季前の4月〜5月が一番暑く、乾季となる11~4月が最も過ごしやすい時期です。北部に位置するハノイは、冬は20度前後ぐらいで過ごしやすく、夏は30度を超える暑さになります。
ベトナムの公用語はベトナム語で、現地の方は英語を話せないことも多いでしょう。ただし、ホテルや公共施設など観光客の多い場所では英語が通じます。
ベトナムまでは、直行便で成田国際空港と羽田空港から約5時間30分、関西国際空港からは約4時間35分かかります。また、ホーチミンまでは、直行便で成田国際空港と羽田空港から約6時間、関西国際空港からは約5時間30分かかります。
【1】ランタン
ダナンからほど近いところにあるホイアンは、世界遺産にも登録されている歴史ある港町です。ホイアンは色鮮やかなランタンが名物で、毎月ランタン祭りが開催されています。
ホイアンでは、至る所でランタンが販売されています。特にナイトマーケットでは、多くの店が小さなものから大きなものまでたくさんのランタンを吊るしているのでオススメです。
【詳細情報】
ホイアン
アクセス:ダナンからホイアンまでタクシーで約40分
【2】バッチャン焼
ハノイから40分ほど離れたところにあるバッチャン村で作られた陶器は、バッチャン焼として淡い色づかいと素朴なデザインで人気のベトナムの伝統工芸品です。バッチャン村では、村人の約90%が陶器作りに従事しているそうです。
花や金魚、トンボなどをモチーフにしていて可愛らしく、リーズナブルなので急須と湯飲みをセットで購入するのがオススメです。ハノイのハンザ市場地下や、ホーチミンのトロピックでも手に入りますよ。
【詳細情報】
バッチャン村
アクセス:ハノイのロンビエンバスターミナルからバスで約40分
【3】アオザイ
アオザイはベトナム人女性の伝統衣装です。世界で最も女性を美しく見せる服とも言われており、上品なデザインに施された大胆なスリットがセクシーです。
自分の体に合うようにオーダーメイドできるところもあるのでおすすめです。ホーチミンには日本人経営店や日本語が話せるスタッフがいる店もあるので、言語が不安な方はそちらがおすすめです。
【4】プラカゴ
プラカゴとは、プラスチックのひもを編んで作ったカゴバックです。ベトナムでは、もともと食材の買い出しに使われていたのですが、デザインの工夫で一気に人気のお土産になりました。
カラフルなものからシックなものまで配色は様々なので、好みに合わせて選んでくださいね。ショッピングバッグなだけあって頑丈で軽いので使いやすいですよ。値段も200円〜ととてもリーズナブルです。
【5】花モン族の刺繍グッズ
多民族国家のベトナムでは主要民族であるキン族のほか、53もの少数民族が暮らしています。それぞれが異なる文化や伝統を生み出していますが、特に花モン族の色鮮やかな刺繍が有名です。
花モン族の女性は、赤やピンクの刺繍やチロリアンテープで装飾した華やかな伝統衣装を着たとてもおしゃれな人たちです。花モン族の刺繍グッズは、バックやポーチ、財布などがあります。
【6】刺繍巾着
ベトナムには草花などの可愛い刺繍が施された巾着がたくさん販売されています。巾着は使い勝手が良く、いくつあっても困らないのでお土産にはぴったりです。
ホーチミンでは、ドンコイ通りやベンタイン市場でたくさんの刺繍巾着が売られています。ドンコイ通りのお店は相場通りの金額で販売されていますが、ベンタイン市場のお店では高めの価格で販売されていることが多いです。ただし、ベンタイン市場では値切り交渉ができ、結果相場以下で購入できることもあります。
【7】オーダーメイドの服
ベトナムでは裁縫の技術が発達しており、既製品と同じぐらいの値段で質のいいオーダーメイドの服を作ることができます。細かい部分まで相談しながら決められるので、いい思い出になりますよ。
ワンピースだと、ものによりますが4,000円程度で翌日には仕上げてくれます。ホーチミンには、オーダーメイドの服を作られる店がたくさんあり、日本語対応しているところもあるので言語面でも安心です。
【8】サイゴンガール・ココナッツクッキー
サイゴンガール・ココナッツクッキーは、ノンラーと呼ばれる三角帽子をかぶった女の子がモチーフになったココナッツ風味のクッキーです。ほんのりした甘さで万人ウケする味です。
個別包装されているのでばらまき用のお土産にピッタリですし、スーパーやお土産店はもちろん空港でも購入できるのでお土産を探す時間がないときのも便利です。
【9】ココナッツキャンディー
ココナッツキャンディと書かれているものの、実際はココナッツの生キャラメルのようなお菓子です。フレーバーは数種類あり、ドリアン風味といったとてもユニークなものもあります。
ホーチミンで人気のメコン川クルーズに参加すると、ココナッツキャンディ工場の見学がプランに含まれていることが多いそうです。スーパーにももちろんありますが、作りたてを購入するのもいいですね。
【10】ライム塩胡椒
ベトナムでは、ライムが入った塩胡椒が料理によく使われています。お肉やお魚はもちろん、揚げ物やサラダなどいろんな料理に合うとても万能な調味料です。
一つ覚えておいた方がいいのは、現地のスーパーや市場で購入する際はラベルに「Lemon」と表記されています。これは、ベトナムのレモンは日本のライムにあたるからです。なので、レモンと表記されていても安心してくださいね。
【11】インスタントフォー
ベトナム料理といえば、フォーが最も定番ですよね。ベトナムに訪れる際は、インスタントのフォーを手に入れて現地の味を日本に持ち帰りましょう!
いろんなメーカーから販売されていて、値段も一つ30円程度と激安です。おすすめは、VIFONの「Hoang Gia」です。一つ約60円と通常よりお高めですが、かなり本格的なスープが楽しめます。他に、有名なのはVina Acecookの「DE NHAT PHO」です。ビーフ味とチキン味の他に、ハマグリ味という変わったものもあります。
【12】ココナッツオイル
日本の女性の間で、ココナッツオイルは美容に良いと人気が高いものの、値段が高いのがネックですよね。ココナッツが豊富なベトナムでは、良質なココナッツが安くで手に入ります。
調味料やスキンケア、マッサージオイルなど様々な場面で活躍するココナッツオイルは、美容と健康に敏感な女性がとても喜ぶお土産です。
【13】ベトナムビール
ベトナムビールで一番有名なのが、「333」というライトな味わいのビールです。ベトナムでは、氷を入れて飲むのが定番だそうですよ。
他にも、甘めが好きな方にはダナンの「BIERE LARUE」、フルーティーな味を好む方にはフエの「FUDA」がオススメです。また、濃いめを好む男性にはハノイの「Bia Ha Noi」がいいですよ。
【14】インスタントコーヒー
ブラジルに次いで世界第2位のコーヒー産出量を誇るベトナムでは、良質なインスタントコーヒーが手に入ります。ベトナムでは、濃いめのコーヒーに甘い練乳を入れて飲むのが定番だそうです。
最もポピュラーなのが、ベトナムの高級コーヒーチェーン「「TRUNG NGUYEN」が提供している「G7」というコーヒーブランドです。「3 in 1」と記載されているものには砂糖とミルクが入っているので、甘いコーヒーが苦手な方はブラックを購入してくださいね。
【15】ハス茶
ハス茶は、健康や美容にいいとして古くからベトナムで親しまれていました。ハス茶には主に三つの種類があります。ハス花茶(緑茶ベースにハスの花の香りをつけたもの)が最もスタンダードなもので、ハス葉茶(ハスの葉を乾燥させたもの)はダイエットに、ハス芯茶(ハスの実の芯の部分を乾燥させたもの)は睡眠に良いそうです。
ノンカフェインなので、子供や妊婦さんでも安心して飲めるのが嬉しいですね。癒されるハスの花の香りとほのかな甘みが特徴です。
おわりに
ベトナムでは、他にもゴマのクッキーやケオ・サップ・コムというゴマやナッツを固めたキャラメルウエハースなどのお菓子も充実していますし、おしゃれなサンダルも安く購入できます。スーパーとお土産やさん、マーケットをまわってぴったりのお土産を見つけてくださいね。
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この記事のライター
デンマークのオーフス大学で修士課程に所属しています。旅行が大好きで、卒業後には世界一周をする予定です。旅のテーマは、海・グルメ・文化!今まで訪れた国は、ヨーロッパと、アジアやオセアニアの海が綺麗な国が中心です。世界中の美味しいものを食べつくし、綺麗な海で遊んで、各地の面白い文化に浸る。そんな旅がしたいです。