『ジュラシック・パーク』新作公開決定!〜改めて振り返るシリーズ各作品の魅力〜
2015年(6月予定)に新作『ジュラシック・ワールド』の公開が決定したジュラシック・パークシリーズ。新作公開を前に、改めて本シリーズ各作品の魅力をご紹介していきます。
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世界を圧倒させた恐竜映画
リアルなCGで描かれた恐竜達との死闘が話題になった『ジュラシック・パーク』シリーズ。
前作から14年と長い沈黙を経て、4作目となる『ジュラシック・ワールド』の公開が今年予定されています。
さてこのジュラシック・パークシリーズはどんな作品であったか。
観たことのない方、観たけれど忘れてしまった方に向けて改めてこのシリーズの魅力をご紹介していきます。
ジュラシック・パーク
マイケル・クライトンの同名小説をもとに、巨匠スティーヴン・スピルバーグが監督した本シリーズの第1作目。
恐竜の血液を吸い化石化した蚊から太古の恐竜達を蘇らせテーマパーク化しようとするプロジェクト『ジュラシック・パーク』に起こる悲劇を描いたSFパニック映画です。
奇想天外でテンポの良いストーリー、まるでその場を体験しているかの様な絶妙なカメラワーク、本物の恐竜と見間違うかのような美麗なCGと、新世代のパニック映画の草分けともなった作品です。
特にCG技術は素晴らしく今観ても一見の価値ありです。同年のアカデミー視覚効果賞も受賞しました。
興行としても大ヒット、2015年現在もスピルバーグ映画史上最大のヒット作として君臨しています。
1993年米製作
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:サム・ニール
ローラ・ダーン
ジェフ・ゴールドブラム
ロスト・ワールド(ジュラシック・パーク2)
『ジュラシック・パーク』の続編となるシリーズ第2弾。こちらもマイケル・クライトン×スピルバーグのタッグとなる作品です。
舞台は前作のジュラシック・パークが造られた島の近隣に位置する通称「サイドB」と呼ばれる孤島。そこで再び起こる恐竜パニックを描いた作品となります。
前作の評価が高すぎたためやや酷評される事もある本作ですが、ハードルが上がっていただけで内容としては一級の娯楽作品です。
前作より舞台が広大に描かれており、登場する恐竜も更に大型の物が多数登場。まるで白亜紀の世界に行ったような感覚を味わえる作品です。
1997米製作
監督:スティーヴン・スピルバーグ
出演:ジェフ・ゴールドブラム
ジュリアン・ムーア
ヴァネッサ・リー・チェスター
ジュラシック・パークⅢ
ジュラシック・パークシリーズ第3弾。本作はオリジナル脚本となり、監督/ジョー・ジョンストン、製作総指揮/スピルバーグで製作された作品です。
舞台は前作に引き続きサイドB島。とある一件で再びサイドBを訪れた調査団に起こるパニックを描いています。
原作や監督は変わったもののシリーズのクオリティは健在。本作は知能が高く俊敏なタイプの恐竜が登場し、これまでとは一味違った緊迫感が味わえる作品となっています。
2001米製作
監督:ジョー・ジョンストン
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
出演:サム・ニール
ウィリアム・H・メイシー
ティア・レオーニ
新作映画ジュラシック・ワールド
2015年(6月予定)に長年の沈黙を破り復活するシリーズ第4弾。
かつての悲劇をかえりみず恐竜のテーマパークは完成し、「ジュラシック・ワールド」と呼ばれる一大リゾート地にまで発展していました。そこで再び起こる恐竜災害を描きます。
監督は「コリン・トレボロウ」。一般的にはまだ余り知られていない新鋭の監督ですが、サンダンス映画祭に出品したSFコメディ「セーフティー・ノット・ギャランティード」が大賞にノミネートされ注目を浴び、
大物映画監督と並びスターウォーズの次回作の監督の候補にも上がっていた人物です。
この新鋭の監督の才能と、14年越しの最新CGテクノロジーがいかにこの大作シリーズを昇華できるかが一つの見所です。
2015年米製作
監督:コリン・トレボロウ
製作総指揮:スティーヴン・スピルバーグ
出演:クリス・プラット
ブライス・ダラス・ハワード
ジュディ・グリア
シリーズ第1作・第2作で監督を務めたハリウッドのヒットメーカー:スティーヴン・スピルバーグが製作総指揮をつとめ、これまでのシリーズの迫力をそのままに、壮大なスケールで世界最高のテーマパーク、そして新たな恐竜の世界を作り上げた!
CG革命を起こした娯楽大作
ジュラシック・パークはどの作品も、興味深いながらテンポの良いストーリー、臨場感溢れる演出、美麗なCGと、非常に質の高い娯楽作品です。
恐竜に興味ある・ないは余り関係なく、ちょっとした気分転換に観るには最高の映画と言えます。
また第一作はCGの革命と呼ばれ、以降の続編もその時代の最新CG技術を惜しみなく投入してきた本シリーズ。
いかにシリーズ毎にCGが進化し、今回の新作は前作からどこまでCGが進化しているかを比較する上でも今一度シリーズを見返してみると面白いかもしれません。
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この記事のライター
ITコンサルティング会社出身。 ライティングは主に「クルマ」や「株式投資」分野が中心です。 どちらも10代の頃から長く関心を持っている分野で、ライティングを通して多くの方に魅力を伝えられたらなと思っております。