グッチ2017年メンズクルーズコレクションのおすすめアイテム集

誰しもが憧れるブランド、グッチ（GUCCI）

グッチは、1921年グッチオ・グッチが創業したイタリアのファッションブランドです。同系列にサン・ローラン、バレンシアガ、ボッテガ・ヴェネタがあります。ブランドの元祖と呼ばれ、世界で初めて、品質保証のためにデザイナーの名前を商品に入れたことでも知られています。
数年間で成功を収め、1973年には工房を拡張。ホースビットなど乗馬の世界からインスパイアされたアイコンを発案し、グッチというファッションハウスと革新を続ける設計美学の永遠のシンボルとなります。1950年代、再び乗馬から着想を得て、鞍の腹帯に由来する「緑・赤・緑」の織物を発案。ブランドに欠かせないトレードマークとなり、イタリアのブランドとしては初めてアメリカに上陸し、ニューヨークにショップをオープンしました。1960年代半ばには二重のGロゴを採用し、新たなグッチのシンボルとなりました。

クルーズコレクションとは？

クルーズラインとは、FWシーズンとSSシーズンの端境期に登場するコレクションのこと。秋前と春先に登場します。本来は、クリスマスシーズンに避寒地へ向かい、クルーズなどを楽しむセレブリティ達の為の服でした。セレブのクルーズ用に作られる限定物だったのです。しかし現在では一般化され、シーズン前に登場するものとして知られています。日本では夏に避暑地に行くための、ちょっと季節を先取りしたスタイルとして取り入れられています。

グッチのメンズクルーズコレクションは、毎回グッチの象徴的な意匠を取り入れています。特に2017年のクルーズコレクションは、英国風カジュアルを取り入れたデザインになっているため、イギリスのテレビドラマシリーズ「ダウンタウン・アビー」のようなラグジュアリーかつシャビーな面持ちと、ロンドンのストリートファッションに見るエッジーなスタイリングが共存する洗練されたコレクションです。
フォーマルなスタイルだけでなく、パンクやプレッピー、ストリートの要素をミックスして構成されているので、植物や動物、昆虫などのグッチの象徴的なモチーフを取り入れています。クリエイティブ・ディレクターのアレッサンドロ・ミケーレにとって、パンクの着こなしは「ルールを破ること」を意味しており、若さとパンクの関係をロマンティックかつプレッピーなスタイルで表現しました。

グッチクルーズコレクションのおすすめアイテム

グッチの2017年クルーズコレクションの中から、日頃のワードローブに取り入れることが出来そうなおすすめアイテムを紹介します。

トラッドスタイル

真っ赤なセーターが印象的なスタイルは可愛らしさが魅力。水色のシャツはボタンダウン仕様なので、セーターとの相性抜群です。パンツはゆったりとしたシルエットなので、アンクル丈で足首を見せて履くと、足長効果も期待できます。ホワイトのリブソックスやレザーのシューズと合わせて、トラッドなスタイリングをしてみてはいかがでしょうか。代官山や原宿のカフェでデートしたいコーディネートです。

フォーマルスタイル

フォーマルな中にも差し色の輝く、センスの光るスタイリング。黄色のカーディガンはなかなか合わせづらいですが、ジャケットの中に羽織ることで、表に出る面積も少なくなるので着やすいですよね。水色のシャツはトラッドスタイルで着用しているものと同じものなので、着回しのしやすさも魅力です。ネクタイはレッドをチョイス。混じりけの無い真っ赤なカラーリングなので、目を引くデザインです。

プレッピースタイル

プレッピースタイルとは、名門私立学校に通学しているような「お坊ちゃん」をイメージしたコーディネートのこと。2016年に大ヒットしたドラマ「逃げるが恥だが役に立つ」の主人公の恋人、星野源さん演じる平昌さんを彷彿とさせるスタイルですよね。水色のシャツはトラッドスタイルと同じ物を着回しています。アップリケの付いたセーターはVラインがアイビールックスタイル。ごつめのブーツで全身を甘すぎないコーディネートに仕上げました。水色の靴下がアクセントになっています。

カジュアルスタイル

総柄のブルゾンが目を引くカジュアルコーディネート。ブルゾン以外はシンプルなデザインでまとめると、派手すぎないコーディネートに仕上がります。チノパンは使い勝手のいいベージュのものをチョイス。ベージュのものはブルー等のダークカラーや、同系色のイエロー等とも相性が良いカラーなので、着回ししやすいのでおすすめです。ニット帽とブルゾン、ソックスのボーダーがリンクした、細やかなお洒落が際立つスタイリングです。

クールスタイル

レザーのボンバージャケットは、大人のお洒落の定番ですよね。ホワイトのTシャツを着ると、いかつくなりすぎないのでおすすめです。チノパンもホワイトなのでブラックのジャケットが際立ち、コーディネートにメリハリがつきますよね。ジャケットとシューズの素材を合わせると、コーディネートしやすいのでおすすめ。レザーのシューズと合わせたクールなスタイリングです。

シーズンの移り変わりを楽しもう！

いかがでしたか？グッチのクルーズラインは、鮮やかなものが多く、次のシーズンを楽しむ気持ちが溢れ出ていますよね。デザイナーの遊び心が生かされているので、流行を取り入れられる先取り感も魅力のひとつ。ラフ過ぎないスタイルなので、カジュアルコーデにもぴったりです。クルーズラインで、休日のお洒落を楽しんでみてください！