デートで行きたい、都内のフランスらしさあふれるスポット5選
都内には、フランスの風感じる素敵なスポットがたくさんあります。ぜひデートコースに取り入れて、ロマンチックで異国情緒あふれる雰囲気を味わってみてはいかがでしょうか。
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カナルカフェ(飯田橋)
ここはパリ?と錯覚してしまいそうなお洒落な川沿いのカフェ。パリに訪れた経験のある人なら、セーヌ川沿いの開放的なカフェやバトー・ムーシュを思い出すはずです。パリジャンのように、太陽の下でのんびりティータイムやランチを楽しんで。本場ナポリの窯焼きピッツァや日替わりのデザートが好評です。春には期間限定の桜のスイーツを楽しむこともできます。
ランチだけでなく、ディナータイムも営業しています。レストランを貸切ることもできるので、ウェディングパーティーにもおすすめ。ちなみに、ここは元々東京水上倶楽部が管理する日本で初めてのボート場でした。現在でも手漕ぎボートを楽しむことができます。都内にありながら水質もきれいで、初夏にはホタルの姿を見ることもできます。
カナルカフェ
住所 〒162-0825 東京都新宿区神楽坂1−9
電話 03-3260-8068
オープン時間 平日 11時半~23時
週末 11時半~21時半
アクセス JR総武線、東京メトロ有楽町線・南北線・東西線、都営地下鉄大江戸線「飯田橋」駅
アンスティチュ・フランセ(飯田橋)
こちらはフランス政府公認の教育機関です。フランス語やカルチャーを学べるだけでなく、映画の上映会やコンサートなどの各種イベントも楽しめます。
さらにアンスティチュ・フランセに併設された『ラ・ブラッスリー』では、フランスのガストロノミー(美食文化)を堪能できます。月に一度のワインのテイスティングやフランス人音楽家を招いてのコンサートも魅力的です。
アンスティチュ・フランセ内にあるフランス語書籍専門店「欧明社 リヴ・ゴーシュ店」は、パリのカルチェ・ラタンにありそうないかにもフランスらしい佇まいです。オシャレなフランスの本は、見ているだけで楽しい。
アンスティチュ・フランセ ラ・ブラッスリー
住所 〒162-0826 東京都新宿区市谷船河原町15
電話 03-5206-2741
オープン時間 ランチ:11時45分~15時(14時半 LO)
ディナー:18時~22時(21時 LO)
休業日 月曜・祝日
アクセス JR総武線、東京メトロ有楽町線・南北線・東西線、都営地下鉄大江戸線「飯田橋」駅
三菱一号美術館(丸の内)
東京駅からすぐそばにある美術館。かつて三菱が建てた、ジョサイア・コンドル設計の「三菱一号館」を再現した赤いレンガの建物が目印です。フランスなどの西洋美術をはじめとした企画展を随時開催しています。展示も素敵ですが、まるでパリの公園のような緑あふれる中庭も必見です。
100年前にタイムスリップしたかのようなレトロな雰囲気が素敵な「CAFE 1894」で、ランチやお茶はいかが。展覧会がお休みの時だけのアフタヌーンティーは、絶対に女性に喜ばれますよ(要予約)。スイーツ好きな方はぜひどうぞ。その他、展覧会とのタイアップメニューも必見です。
三菱一号館美術館
住所 〒100-0005 東京都千代田区丸の内2−6−1 丸の内ブリックスクエア
電話 03-5777-8600
オープン時間 10時~18時(金曜日は20時まで)
休館日 月曜日
アクセス JR「東京」駅、「有楽町」駅・東京メトロ千代田線「二重橋前」駅
東京メトロ有楽町線「有楽町」駅・都営三田線「日比谷」駅
JR東京駅徒歩5分。赤煉瓦の建物は、三菱が1894年に建設した「三菱一号館」(ジョサイア・コンドル設計)を復元したもの。コレクションは、建物と同時代の19世紀末西洋美術を中心。
東京都庭園美術館(目黒)
皇族の朝香宮鳩彦王殿下が建てた、シンプルでオシャレなアールデコ様式の建物です。幾何学的で無駄のないシャープなフォルムに見とれてしまいます。
庭園美術館という名の通り、庭園も見応えがあります。日本庭園、西洋庭園、芝生広場の3種類の庭は、四季折々の姿で楽しませてくれます。
ルネ・ラリックやアンリ・ラパンなどアールデコを代表する有名デザイナーが手がけた内装は、息を呑むほどの美しさです。ちなみにこちらの写真は大客室で、幾何学模様的にアレンジされた花がモチーフになっています。
東京都庭園美術館
住所 〒108-0071 東京都港区白金台5丁目21−9
電話 03-3443-0201
オープン時間 10時~18時
休館日 毎月第2・第4水曜日(祝日の場合は開館、翌日休館)、年末年始
アクセス JR山手線「目黒駅」・東急目黒線「目黒駅」・都営三田線・東京メトロ南北線「白金台駅」
東京都庭園美術館では2017年1月14日(土)から4月9日(日)まで『並河靖之七宝展 明治七宝の誘惑―透明な黒の感性』が開催されます。並河靖之の初期から晩年までの作品を一堂に会する、初めての回顧展。
旧古河庭園(上中里・駒込)
東京駅の駅舎や鹿鳴館などを手がけたジョサイア・コンドル作の洋館は、重厚な雰囲気たっぷり。1階は洋室ですが、2階はすべて和室になっている珍しい洋館なのです。入園料150円と別途料金(800円)はかかりますが、洋館内を見ることもできます。
庭園は日本式の他、フランス式庭園があります。幾何学的に整えられた庭は、まるでフランスのお城の庭園のようです。
一年を通して花々を楽しむことができますが、中でも初夏と秋のバラのシーズンは格別の美しさです。旧古河庭園は、都内屈指のバラの名所としても有名なのです。
旧古河庭園
住所 〒114-0024 東京都北区西ケ原1-27-39
電話 03-3910-0394
オープン時間 9時~17時(入園は16時半まで)
休園日 年末・年始(12月29日~翌年1月1日まで)、12月~2月に3日ほど、午後のみ休園
アクセス JR京浜東北線 「上中里」駅・東京メトロ 南北線「 西ヶ原」駅・JR山手線 「駒込」駅
都電荒川線「飛鳥山」
遠いようで近い「フランス」
いかがでしたか。このように、都内だけでも十分フランス旅行気分を満喫できるのです。彼女を連れていくと、きっと喜ばれるはずです。
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この記事のライター
フランス在住です。読書・アート・料理・食べ歩きが趣味。現地の情報や、自分の気になったものをお伝えします。