東急プラザ渋谷が閉館！せっかくだから閉館前に立ち寄ってみては？

長年シニア世代に愛されてきた東急プラザ渋谷

東急プラザ 渋谷は、1965年6月13日に「渋谷東急ビル」として開業しました。その後、「渋谷東急プラザ」そして現在の「東急プラザ 渋谷」へと名称が変わっています。館内にある紀伊国屋書店は開業当時から営業しており、そのほかにも40代以上の女性向けのアパレルショップなど約90店が営業しています。シニア向けのイメージが強い施設です。

渋谷駅再開発の一環

渋谷駅はいま再開発の真っ只中です。ヒカリエができたり、東急東横線が副都心線と直通運転を開始したりと、とても慌ただしい変化を遂げています。今回の閉館もその再開発の一環なんです。跡地とその周辺には、地上１８階、地下４階のビルが２０１８年度に完成する予定で、高層階にオフィス、低層階に商業施設が入り、１階は空港リムジンバスなどのターミナルになる計画が発表されています。この計画はより多くの、そして多様な客に来てもらおうという意図があります。渋谷は、世界の渋谷に生まれ変わろうしています。

クリエイティブ・コンテンツ産業や外国系企業等を対象とした産業進出支援施設や、国内外の来街者を対象とした観光支援施設等の整備を行い、産業や都市型観光の拠点としての機能を高めることで、街の国際競争力を強化します。

出典：www.tokyu-fudosan-hd.co.jp

東急プラザ渋谷でしか味わえない体験を今

閉店しては味わえない、東急プラザ渋谷の魅力を堪能しましょう。

閉店売り尽くしセール

閉館といえば、売り尽くしセールですね。もちろんここでも行われます。

・閉館売りつくしセール：2月1日～末日まで
・完全閉館売りつくしセール：3月1日～22日まで

となっています。雑貨などもあるので若い方にも楽しめるのではないでしょうか。ちなみにここにある100円ショップ「ダイソー」、駅近、かつ広いので個人的にとても重宝していました。

ロシア料理「ロゴスキー」など特別限定メニュー

現在、閉館に伴い、各レストランで特別メニューを提供しています。ぜひ立ち寄ってもらいたいのが、9Fにあるロシア料理「ロゴスキー」。日本にあるロシア料理店の先駆けであり、創業はなんと1951年。渋谷駅を見下ろすことができる夜景はとても綺麗で穴場です。名物の｢つぼ焼きランチ」は身も心も温まること間違いなし。ここでは現在期間限定メニューとして月替わりピロシキを提供しています。通常テイクアウトしかできないピロシキを、店内でも楽しめます。値段も291円とお値打ちなので是非是非立ち寄ってみてください。

渋谷を振り返るギャラリー

渋谷で半生を生きただけあり、渋谷の思い出で溢れている東急プラザ渋谷。その思い出を特別展示展として無料で展示しています。この機会に渋谷の変遷をたどってみてはいかがでしょう。

まだ汽車が走っていた明治の渋谷、かつて存在した、東横線の並木橋駅、
そして空中ケーブルカー「ひばり号」など、
1960年代以前の写真展示コーナーが登場します。

さあ、プラザが生まれる前の渋谷へ、タイムスリップ。

出典：shibuya.tokyu-plaza.com