旅行愛好家の定番アイテム「グローブトロッター」の秘密
「グローブトロッター=世界中を闊歩する人」ということで名付けられた旅行鞄は、世界中の旅行愛好家がいつも手にする愛用品です。何故にそこまで愛され続けているのでしょうか?今回はその秘密と愛すべき品々の紹介です。
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愛されるにはそれだけの「訳と歴史」が
出典:pixabay.com
グローブトロッターは1900年、「ヴァルカンファイバー製」が如何に丈夫であるかを証明するため、実際に動物園(ハンブルグ)で重さ1トンのゾウを乗せました。その結果、堅牢性を実証し、その時ゾウが乗った図柄は、グローブトロッターの象徴として現在までも伝説となって語りつがれているのです。そういえば日本でも「像が乗っても壊れない筆箱?」というCMがありましたね。
グローブトロッターは、今から百十余年前の1897年に英国でその産声をあげました。明治29年のことです。以来、英国で最も愛されるトラベルケース・ブランドとしてハンドメイドに拘り続け、その製法を守り続けているのです。
100年の時を経た今でも時代を越えたデザイン、堅牢さは何代にもわたり使い続けられ、グローブトロッターの存在感は今でも圧倒的です。数多くの英国王室や貴族から愛され、そして現代では世界のセレブから絶対の信頼を勝ち取り世界中を駆け巡る続けます。決して高品質な鞄とはいないでしょう。ただ、使い込むほどに愛着が湧き、その風合いはや色合いの変化が魅力となり、実感できるはず!これがこのグローブトロッターの最大の魅力なのではないでしょうか。
ヴァルカンファイバーとは
1851年に英国で発明された新素材のことです。そしてそれがグローブトロッターの原点であり今現在です!
旅行鞄といえば革製であった時代に、特殊紙を何層も重ね合わせ樹脂をコーティングした、グローブトロッターの鞄素材が、実は紙だったなんて...そしてその丈夫さと軽量に驚きだったことでしょう。また、グローブトロッターは海と空の色「ネイビー」を採用しそのアバンギャルドさも大いに関心を集めました。
グローブトロッター「スーツケース」
変らないデザインは、現代の機能面を重視したスーツケースとは違い、何の仕切りもなくある意味遣い勝手はよくはありません。しかしそこには、使い手が自分なりの使い方を工夫する余地があるのではないでしょうか。
グローブトロッター(GLOBE TROTTER )Safari Ivory White
創業当時から変わらない特殊素材ヴァルカンファイバーで作られた鞄は、「たわむ」ことで割れや歪みなどのダメージから守られるのです。
サイズ:54cmx39cmx17cm
重量:4.20kg
価格:226,800円(税込)
グローブトロッター(GLOBE TROTTER)CENTENARY Red
シルアルナンバーで二年間の保証のあるグローブトロッター!絶対の自信があり、修理もOK!
こちらのカラーは「センテナリーレッド」印象的なこの赤は気品すら感じられませんか。
サイズ:54cmx39cmx17cm
重量:4.20kg
価格:216,000円(税込)
グローブ・トロッター(GLOBE TROTTER)Safari Ivory White
こちらはアイボリーホワイトでおしゃれな品となっています。最近セレブの間ではこのカラーが好評です。カラーが豊富なのも特徴の一つですね。
サイズ:45cmx35cmx18cm
重量:3.6 kg
価格:194,400円(税込)
グローブトロッター(GLOBE TROTTER)ORIGINAL Brown
最近復刻版カラーとして「オリジナルブラウン」が販売されました。根強い人気のカラーです。もちろん他の点はデザインも素材も変りません。
サイズ:54cmx39cmx17cm
重量:4.20kg
価格:151,200円(税込)
グローブトロッター(GLOBE TROTTER)ALUMINIUM
こちらの製品はグローブトロッターのスーツケースとしてはちょっと素材が違っています。アルミニウム を使用しています。サイズも一回り大きくなり、重量も重くなっています。デザインは変わらず、内側に仕切りなどはなくフラットです。
素材:アルミニウム・レザー
サイズ:W:70.0×H:42.0×D:24.0
重量:6.0kg
価格:288,000円(税込)
本物志向で旅行好きの愛用トラベル鞄といえば...
いかがでしたか?グローブトロッターが愛され続けるわけが、少しだけご理解いただけましたか?使い勝手の悪さも、素材・製法・デザインも当時のままで「世界中を旅する人」がこよなく愛する「トラベルケース」であることも変わりのない事実です。オリジナルで作ることも可能です。あなただけの品もまた楽しみではないでしょうか。
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この記事のライター
ワンランクの背伸びも、知らない世界を楽しめるひととき。人生を一工夫したいと思っています。