人気ブランドシューズでキメる・オトナの男は足下から!【トリッカーズ】
オシャレは足元からとよく言いますが、まさにその通り!いくら高級で素敵な洋服に身を包んでも靴がちゃんとしていないと台無しです。大人の男の嗜みとしてしっかり靴の知識は持っていたいですね。
- 5,339views
- B!
トリッカーズ
トリッカーズは1829年にジョセフ・トリッカーが創業しました、英国靴の聖地とよばれるノーザンプトンに現存する最も古いシューブランドです。職人の手作りにこだわり続け、英国王室の御用達にもなりました。
伝統と職人の高い技術が生み出すトリッカーズの靴は今でも多くの人に愛用され憧れのブランドのひとつです。本記事ではトリッカーズの魅力的な靴をいくつかご紹介します。
サイドゴア
トリッカーズといえばこれ、定番中の定番サイドゴアブーツです。このサイドゴアの型が特徴的です、ソールとのバランスでスッキリしたボリューム感になっていますね。
TRICKER’S country side goa boots
¥45,800
カントリーブーツ
こちらも定番中の定番、カントリーブーツです!一般的に「モールトン」という名称で親しまれているものですが、写真のカラーのものだけを「モールトン」と呼ぶようです。
文句なしにカッコイイですね!
Tricker's カントリー ブーツ モルトン M2508
¥75,816
プレーン・トゥ
シンプル・イズ・ベストという感じのプレーン・トゥです。もちろん定番として愛用されているもので、これなら幅広くいろんなスタイルに使えますね。もちろんビジネスにも!
Tricker's Plain Toe Derby Shoe - Calf / Dainite Sole ROBERT M3616-2
¥75,349
ダービーブーツ
こちらはダイナイトソールのダービーブーツです、ハードなイメージはカジュアルなスタイルにもピッタリ馴染みます。シンプルなシャツにジーンズなどにサラッと履いたりしても存在感がグッと出てカッコイイかもですね!
Tricker's Tricker's Full Brogue Derby Boots / Dainite Sole
¥55,765
【豆知識】
先に出てきたダイナイトソールの説明です。
基本的に合成ラバーソールのひとつで、イギリスのハルボロラバー(Harboro Rubber)社が、この会社の工場がかつて昼も夜も忙しく稼働していたのに起因する”Dainite”のブランド名で製造するもので、当然ながらイギリス靴のラバーソールとしてお目に掛かれる確率が高いものです。最近では日本のメーカーが採用するケースも増えてきており、日本にも多くの愛用者・支持者がいる事を伺わせます。
ダイナイトソールの原型の登場は100年以上前の1910年で、今日でも当時とほぼそのままの形状で製造されています。底面に施された幾つかの円い凹凸でグリップ力を与える形状から「スタッデッドソール(Studded Sole。 “Stud”は英語で「鋲を打つ」とか「点在させる」の意味)」なる正式名称を持っているのですが、このブランドを代表する底材としてあまりに有名であるが故、もはや「ダイナイトソール」なる俗称の方が通りが良くなってしまいました。
側面からはその凸凹が見えないようスッキリした印象に仕上げており、内羽根式の靴やデザイン次第ではスリッポンにも違和感なく装着できるが故、確かに雨用のドレスシューズの底材としては最適なものの一つでしょう。ギザギザが少ない分、泥などの除去を行い易いのも実は隠れた長所です。
ダービーシューズ
こちらはウィングチップのダービーシューズです。ダービーシューズとは紐を通す羽根が外側に出ているデザインが特徴で「外羽根式」とも呼ばれます。綺麗めなカジュアルスタイルに合わせるとイイですね。
Tricker's Tricker's Full Brogue Derby Shoe
¥82,080
英国靴の伝統の力
トリッカーズでした、さすが紳士の国イギリスの、しかも古くから伝統のあるブランドです。職人の手による端正な作りのシューズは、足を通した瞬間にピシッと身が引き締まる感じがします。
このブランドが英国王室御用達になったのは、亡きダイアナ元皇太子妃がトリッカーズのあるノーザンプトンの出身で、自らが愛用していたトリッカーズのルームシューズをチャールズ皇太子に薦めたことがきっかけだったようです。そんな逸話に想いを馳せながらトリッカーズを手に取るのもイイですね。