【ニオイ対策】ニオイの原因は汗だけじゃなかった！？30・40代の本気のニオイ対策【汗臭・ミドル脂臭】

働く男のニオイ原因は２つ

まずはニオイの原因を理解することできちんとした対策へ備えましょう！

1つ目はご存知「汗臭」

「汗臭（ワキ臭）」の正体は、皮膚にいる常在細菌が皮脂と汗を代謝・分解した後の排出物。
そしてこの常在細菌、皮脂や汗を餌に増殖します。
汗をかきやすいワキを中心に発生して、酸っぱいニオイが特徴です。

30・40代で強くなる「ミドル脂臭」

聞きなれない「ミドル脂臭」。
こちらは後頭部を中心に発生し、使い古した油のようなニオイが特徴です。
こちらもざっくり言ってしまうと「汗臭」と似ていますが、常在細菌が皮脂と汗を代謝・分解した際の排出物が原因。

細かく言うと、常在細菌（ブドウ球菌）が汗の中の乳酸を餌に代謝・分解した後に発生する「ジアセチル」という不快なニオイ成分が主たる原因。
さらに、常在細菌が皮脂を餌に代謝・分解した後に「中鎖脂肪酸」が排出されます。
この「中鎖脂肪酸」がニオイを増長させます。

「汗臭」の対策

１～２時間ごとに汗を拭きとる

汗臭の原因が細菌によるものだということはお話ししました。
これはつまり、汗そのものがニオイの原因ではないということです。
したがって、細菌が汗を代謝・分解してニオイを発生させる前に汗を正しい方法で拭きとればよいのです。

細菌が汗で繁殖し、ニオイを発生させるまでの目安は１～２時間。
ですから、少なくとも１～２時間に１度、体の汗を拭きとることを心がけましょう。

また、この時に注意してほしいのは乾いたタオルでごしごし拭かないこと。
汗をすべて吸い取ってしまい、乾いた肌をうるおすために余計に汗が出てしまうのです。
タオルを１度濡らしかたく絞ったものが理想ですが、お仕事中にそんな手間はかけられません。
ウェットタイプの汗ふきシートなどを使いましょう。

ちなみに、香料付きは使っていてもちょっと気になるし、女性はこのツンとしたニオイを嫌がることが多いです。
無香料のタイプか、石鹸の香りがおすすめです。
男性から石鹸の香りがすると女性は清潔感を感じてドキっとするのだとか！

制汗剤を使う

もしも汗やニオイが強いと感じるならば制汗剤を使うのもよいでしょう。
制汗剤は
・汗の量を抑えるもの
・菌の繁殖を抑えるもの
・両方を兼ね備えたもの
があります。
またよく見かけるスプレータイプのほかに直に塗るスティックタイプもあります。

しかし、汗は体温を調整するために重要なもの。
汗の量を抑えるのは体に負担がかかるので、本当にニオイが気になる場合のみの使用をおすすめします。
また使いすぎて減菌状態になると、肌に必要な善玉菌まで死んでしまってさらにニオイが出るので気を付けましょう。

「ミドル脂臭」の対策

先ほど「ミドル脂臭」の原因は汗の中の乳酸であることをお話ししました。
この乳酸が過剰分泌される原因は主に「血行不良」です。
そのため、血行不良を起こさないことが対策になります。

食生活の見直し

肉料理や油を多く使った料理、過剰な飲酒は血行不良に直結します。
もちろん煙草も悪影響。

とはいえ、これらを全く摂らないのは次に話すストレスの元になり本末転倒。
おすすめは４日サイクルです。

摂りすぎたな、と感じたら次の３日間で調整することを心がけましょう。

不規則な生活の改善と過剰なストレスの解消

寝不足やストレスも血行不良につながります。
忙しいときでも、少しは寝るように心がけましょう。
また自分に合ったリフレッシュ方法を見つけるとよいでしょう。
次にお話しする適度な運動は一石二鳥ですよ！

適度な運動

当然のことながら、適度な運動は血行促進にかなり効果的。
忙しくてなかなか・・・という方が多いと思いますが、日常生活にも運動の機会はたくさん転がっているもの。
駅やオフィスではエスカレータではなく階段を使う、休日はカフェに出かけてみる、本はネットよりも本屋さんへ足を運んで購入する・・・など。
適度に体を動かすことはリフレッシュにもなります！
暑い中外に出るのはちょっと・・・という方は筆者の前の記事「【簡単10分】今からでも遅くない！お家で簡単にできる筋トレを紹介！」もご参照ください！

女性はニオイを嫌い、匂いで恋に落ちる生き物

「どんなにイケメンでも優しい人でも、臭う人とは付き合えない」
筆者の周りの女性は口をそろえてこう言います。
（この時期は特にラッシュの電車でのニオイの愚痴を耳にします。）
逆に、清潔感のある人は女性からの人気も高いですよね。

もちろん、仕事においても清潔な印象は大切。

ちょっとの知識と工夫でニオイをケアし、さらなる自信をつけましょう！