世界一稼ぐアスリート!フロイド・メイウェザー・ジュニアの年収
世界で一番稼いでいるアスリート、フロイド・メイウェザー・ジュニア。その驚異的な年収を詳しく説明したいと思います。
- 9,404views
- B!
2015年度のアスリート長者番付
世界で一番稼いでるアスリートとは誰なのか?世間一般では、クリスティアーノ・ロナウド、メッシなどが候補にあげられる筆頭ではないかと思いますが、まずは簡単にアメリカ経済誌「フォーブス」が出した2015年度のスポーツ選手年収ランキングを紹介します。
1位:フロイド・メイウェザーJr(ボクシング、370億円)
2位:マニー・パッキャオ(ボクシング、197億円)
3位:クリスティアーノ・ロナウド(サッカー、98億円)
4位:リオネル・メッシ(サッカー、91億円)
5位:ロジャー・フェデラー(テニス、82億円)
6位:レブロン・ジェームス(バスケットボール、80億円)
7位:ケヴィン・デュラント(バスケットボール、66億円)
8位:フィル・ミケルソン(ゴルフ、62億7千万円)
9位:タイガー・ウッズ(ゴルフ、62億5千万円)
10位:コービー・ブライアント(バスケットボール、60億円)
ランキング1位はボクシングのフロイド・メイウェザー・ジュニア
1位に輝いたのは、2位以下に大差をつけたプロボクサーのフロイド・メイウェザー・ジュニアです。メイウェザーは2014年度版の同ランキングでも1位に輝いており、2年連続の受賞となっています。
特に驚くべきところが、2試合でその金額を稼ぎ出したということ。
ボクシングはその競技柄他のスポーツと違い、年間戦う競技ではありません。現在のメイウェザーの年間試合数はだいたい2試合。また、ランキングに入っている選手の多くは、スポンサー収入の占める割合も大きくなっていますが、メイウェザーはかなり少ない1500万円。つまり、2試合でほぼすべての金額を稼いでいます。
2位のパッキャオのスポンサー収入も1200万円。桁違いに稼ぐ2名ですが、スポンサー収入だけで見ると、他のアスリートたちの方が圧倒的に大きい金額となっています。
空前絶後のギガファイト、メイウェザーvsパッキャオ
出典:prtimes.jp
両者のファイトマネーは総額480億円
そのツートップの2人が激突したのが2015年5月に実現した試合。
メイウェザーとパッキャオの試合はボクシングファンの間では5年前から噂されてたものの、プロモーターの違い、契約してるテレビ局の違い、薬物検査についてのいざこざなどで消滅してきました。この試合が流れたらもう二度とやることはない、この交渉がラストチャンスと言われた中でプロモーターやテレビ局の垣根を越え実現。テレビ局に関しては、二つのテレビ局の共同放送という特別待遇をとったほどです。知名度や実績がある選手同士であり、またファンがずっと見たいと思っていた試合でもあるので値段は全てが規格外。リングサイドのチケットは最終的に数千万円にまでなったとも言われており、一番遠い席でも何十万円としたようです。試合の日が近くになるとセレブたちのプライベートジェットが次々と会場のラスベガスに到着したという噂もあるくらいです。
アメリカではこの試合はPPV(Pay Per View:見たい番組を番組単位で購入でき、視聴した分だけ後日料金を支払う視聴方法)をとり、二人に支払われる最低保障額は両者合計で360億円でしたが、最終的にそのPPVボーナスも入れ約480億円だったと言われています。配分はメイウェザーが6割でパッキャオが4割でした。
メイウェザーとはどんな人なのか
メイウェザーの人物については様々な意見があります。家庭内暴力での逮捕歴、大量のお金をSNS上で見せびらかすような高慢な振る舞いからついたニックネームは「The Money(金の亡者)」。スポンサー収入が少ないのも、こういった要素からスポンサーがイメージダウンを嫌っているからだと言われています。一方で、実の娘の誕生日には数億円もの誕生日サプライズをしてあげるなど優しい一面も兼ね備えています。
小さな頃、メイウェザーの家はとても貧しく、家族が川の字に並んで寝ていたと言われています。父親からはボクシングを教えてもらっただけで、他の家庭のように親と出かけるといったようなことはしたことがないと語っています。だからこそ娘に優しくできるのかもしれません。そしてそんな経済的にも精神的にも貧しく辛い過去を乗り越え名実ともに世界のトップに立ったメイウェザーはまさに「アメリカンドリーム」を実現した一人だと言えるでしょう。
この記事のキーワード
この記事のライター
都内大学二年生です。野球観戦とボクシング大好きです。ファッションもそれなりに好き(おしゃれと言われることはほぼありません、超自己流です)